元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成26年04月21日







念には念を入れました。






車が入りましたが??? まるで藪こぎです。 タムシバが目を楽しませてくれます。


登山道はドロドロでした。 少しずつですが雪が現れました。 6合目ベンチ


6合目から、雪を伝って・・・




雨の中のコーヒータイム。




雨が強くなった時は、傘を差しながら・・・


ちょっと回り込んで・・ 三角点(最高点)にて・・ 山頂付近に残っている細尾根?




牛岳頂上の祠前で・・・


狛犬を回り込んで・・ 山頂の鳥居 山頂したの東屋で一服。


林道のショートカットを試みました。 鍋谷林道には、ずっと雪がありました。




牛岳ぐるっと一周しました。









  元さんの戯言・呟きから

4/21 家を出る時から雨であった。庄川道の駅で雨具を纏い靴を履いた。山は思ったより白い。「こりゃ結構雪があるぞ!」 五合目ヒュッテから上は、雨で濡れた笹が登山道を覆った上に、グチャグチャで歩きにくかった。でも、ある程度登ってしまえば、登山道がしっかりしていてそうでもなかった。

 6合目から上は、雪がべったりと残っていた。前日の1000m辺りから雪であった大倉山と比べれば、牛岳は豪雪地帯の一角を担っている事は明らかだと思わずにはおれなかった。と言っても、急登箇所では、所々雪が消えていて、何かに掴まなければ容易に登る事が出来ない。

 雨は、強くなったり弱くなったりを繰り返していたが、止む事はなかった。息が上がりかけた「山ノ神」の様子を見て、稜線に出る前に、コーヒータイムとしたが、反対に雨が強くなってしまい休憩には適さなかったような感じである。

 でも、それで「山ノ神」が息を吹き返した感じになり、稜線歩きとなる。しかし、稜線に出ても、1~2月の積雪期や、3月頃の残雪期と違い、雪が消えている所を避けるために、北側の斜面に、何度となく回り込まなければならなかった。

 それでも、夏道に沿うより断然歩きやすく、安全である。山頂の牛岳権現様を奉った祠は、全容を現していたが、牛岳全体は、まだまだ雪の中、それよりも、白い雪に覆われていると言った方が合っているかもしれない。

 さて、山頂に辿り着いて車へ戻るには、①同じルートを戻る。②二本杉から三段の滝に出る。③鍋谷林道・牛岳トンネルを経由する全くの林道歩きの三つのルートがあり、「山ノ神」に選択を任せた。

 ”点滴”を楽しみながら、「山ノ神」が選んだのは、林道歩きであった。その理由は、怖い目に遭いたくないのと、フキノトウ等の山菜採りが目当てであった。保育所の迎えと、友人の母様の通夜式の事があったが、時間は充分にあった。

 林道歩きと言っても、ずっと、雪に覆われていた。従って、所々の雪の切れ間に、フキノトウが顔を出しているのを摘み取るだけ・・・ それでも、かなりの量にはなった。雪は腐って歩き易くはなかったが、登りと違って、その気になれば早いものである。

 牛岳林道に出て、今度は1100m余りある牛岳トンネルを抜けると、出始めてばかりのコゴミに目が移った。山頂から、あれやこれやで3時間。僅かであったが、休憩時間を入れれば、全行程7時間。車に戻った頃には、全身ビシャビシャになっていた。







 

 ■■■ 同行者 ■■■
               比佐恵