元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成28年04月11日







予定を変更して、牛岳にやって来た。






林道登山口 4合目あたりから積雪をみた。


高度を上げる毎に積雪が多くなっていった。 向かいの鉢伏山も白かった。


雪に埋もれた花たち。ツバキ・ショウジョバカマ・イワウチワ


6合目に到着。 6合目から、夏道に沿っての積もり・・


すぐに、鉄製の小橋が架かるところ。 一瞬、パーッと陽が照ったが・・・


こんな斜面は、「山ノ神」が嫌がった。 ならば、夏道を嫌って、藪を選び稜線を目指す。


木々につかまって・・・ こんな斜面もあった。


慎重にルートを選び・・・ 稜線に出たら、笹藪が待っていた。


三角点付近にあるアンテナ。 三角点で・・・


三角点から、9合目に至った。 昨夜来の雪が積もっていた。




牛岳権現がある山頂で・・・


山頂からは、林道を辿った。 ショートカットとして、旧ゲレンデも使った。


三段の滝に寄ってみて、コゴミを、チョッピリ収穫して来た。




途中から、夏道を外し、稜線を目指した。林道には、思っていた以上の残雪が有り、フキノトウどころではなかった。









  元さんの戯言・呟きから

4/11 「あの予報はどうなっているの?」 と思わせる程、未だ止まぬ雨。その雨は、次第に弱くなったが、砺波を通過してから、八乙女山が真っ白なのにビックリ。2週間前に大倉山・桑首林道でタイヤをバーストさせてしまい、例年より1ヶ月余早く、夏タイヤに交換しているのでは、利賀・百瀬まで車を乗り入れるのには躊躇してしまい牛岳に変更を余儀なくさせられてしまった。

 その牛岳も、4合目辺りから、新雪の上を歩かされてしまった。と言っても、夏道の上に、5~10cmの雪であったから、6合目からも夏道を選んだ。しかし、残雪の上の新雪は、登山道を覆い、トラバース気味の歩きは良いとしても、時々、小滝のような所をクリアするのでは、「こんなのに行くの?」 と「山ノ神」は言う。

 それではと、8合目手前のイヤな所に行かぬ間に、登山道を外し、ヤブを押して稜線を目指した。ヤブ嫌いの私でも、その方が安全という事は知っている。泣き泣きかもしれないが、「山ノ神」は、着いて来るしかない。標高600~700mくらいでは、雪があっても、下は滑りやすい植物で有り、目の前は、すぐにでも跳ね返る小枝の連続である。

 悪戦苦闘の末、稜線に辿り着けば、雪上を歩けるような快適さを想像していたが、そう甘くはなかった。それでも、ヤブを巻くように雪上を辿るような事は出来たのである。頂上に着いても、あの予報のお天気は望めなかった。それどころか、雪が降って来るではないか?

 帰りは林道を歩き、「フキノトウやコゴミを採ろう。」 と考えていたのであるが、皆雪の下で、目算が外れてしまった。それでも、高度を下げれば、僅かながらであったが、少々の収穫があった。快適な登山とは言えなかったが、消耗度はそれなりにあり、まずまずの運動量を得たのであった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  林道登山口9:15=6合目(10:35~40)=登山道から外れヤブの中11:00=稜線に出る11:50=三角点12:30=牛岳頂上(12:40~45)=四四滝展望台休憩ベンチ食事(13:55~14:35)=牛岳トンネル出口15:05=林道登山口16:10  

 ■■■ 同行者 ■■■
              「山ノ神」