元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成28年12月05日







ちょっと照れますが、牛岳頂上で・・・






六合目から、新たに直接稜線への登山道を、「となみ登高会」が作られたらしい。
その道を推奨し、従来の登山道は危険とあったが、その感じ方は、人それぞれのような気がする。


新しい登山道は、虎ロープが施されていたが、降雨後のように
ぬかるんでいたら、かなり登りにくいように思われる。(滑りやすいです。)


滑ります。(注意!) 刈り込んだ後のようです。


稜線に出てしまえば、ブナ林もあり快適です。


三角点のある最高点に、牛岳の看板とベンチがありました。


鉢伏山(砺波)方面を眺める。 そのベンチで、簡単な食事をする。


牛岳頂上は、権現様のあるところ。三角点と最高点、そして、頂上は、必ずしも一致しないようである。


下山路は、従来の登山道を通ったが、危険な所には、ロープも施してあり、危険とは感じなかった。







  元さんの戯言・呟きから

12/5 富山で好山病の忘年会があるし、近間の牛岳を選んだ。暫く行っていないし、新しい登山道が出来たとも聞き及んでいた事もあって、雪のない時に偵察がてらとなった。その稜線コースなるや、積雪期に使われる所を刈り込んでつくられていた。

 地形図には、6合目から稜線に出て、後は、その稜線を辿るものとなっているが、何時まで使われていたのか私は知らない。この度つくられた砺波登高会のコースは、その稜線まで、ちょっと東寄りを辿っていた。そのコースは、これでもかと思うほど、虎ロープが施されていたが、それを証明するかのように、雨の時や、雨が降った後は、ズルズルといきそうで、とても登り易いとは言えない。でも、稜線に出てしまえばそんな事はない。

 時々、強風が吹いたり、雨になったりしたが、それほどでもなく、雨具を纏った私は暑く感じた。三角点にベンチが設けられていて、新たな標識も立っていた。ちょっと早かったが、この場所の方が雰囲気が良いと思えたので食事とした。この先にある牛岳権現様が祀られている所が頂上なのであるが、最高点であり、三角点があるこの場所が、頂上と思われるのはそう遠くはなかろう。

 頂上は、必ずしも、最高点とは限らず、また三角点がある所ではない。言い伝えや行事(信仰)などが加味されたものであろうし、歴史を紐解かなければ分からないところがある。その権現様のある頂上に立ち寄り、下山は従来の登山道を辿った。その要所要所に、”危険” と記され、そして、稜線コースを辿るように表してあるが、その危険とされるところには、ここにも、虎ロープが施され、こちらの方が楽なように感じたが如何だろうか?

 ナメコはなかった。これからなのかと思う程であった。そうして、久しぶりであった牛岳登山が終わった。152回目であった。



 ■■■ コースタイム ■■■
    

 ■■■ 同行者 ■■■
              比佐恵