元   さ   ん   の   山  紀  行
臼 越 山(1,421.1m)
<富山県立山町・上市町> 平成27年04月19日







臼越山頂上に達した頃は、雨になってしまった。剱岳は拝めなかった。





ゲートが閉まっていた。 昨年の今頃は開いていたのに・・ クムジュンがマノアに変わっていた。


 
人津谷林道は、相変わらず荒れており雪量が多かった。


 
上部の林道をカット。 最後は急登。10分足らずであるが 鍬崎山が浮かび上がってくる。


 
コツコツ登れば登りやすい。 七姫山の稜線が見えてくる。 ヤブの所も・・


 
七姫山へも行く予定であったが・・・ まだ、雨は気にならなかった。 鉢伏山も懐かしい。


 
ようやく、穏やかな登りとなった。 早乙女湖が見えた。 剱岳は、既に姿を隠していた。


 
雨になってしまい、シェルターの中で、しばらく留まった。


 


雨が小降りになったので外に出た。その後下山す。


再び、ヤブの中へ・・ スノーシューを外した。




「山ノ神」 おっかなびっくり・・・


林道のイヤなところ・・ 本格的な雨になってしまった。







  元さんの戯言・呟きから

4/19 昨年のコースタイムを考えれば、「雨に遭わない内に、山から降りられる。」 との皮算用であったが、まず藤橋ゲートの封鎖に参った。それも、20~30分の事だからと思い直してのスタートであったが、「山ノ神」のピッチが上がらない。

 例年より雪量が多いように思えたが、「山ノ神」にしてみれば、どの斜面も急に見えていたのであろう。とっくに、山頂で穴掘りを終えて食事をしているハズの時間帯には、七姫山との分岐であった。その頃から、ポツリと雨が落ちてきた。

 怯んでいるせいか、今回は、臼越山への尾根(斜面)が、偉い急に見えた。この時点で、七姫山は完全に諦め、唯、強い雨に遭わない事だけを願わざるを得なかった。幸い風が伴っていなかったから、イヤな感じだけはなかった。

 山頂まであと、距離にして300mという時点で、「先に行って穴を掘っておれ!」 などと、「山ノ神」から、きついお達しを告げられる。しかし、今回も山頂の雪質は意外に堅く、深く掘るのに時間を要してしまった。その間、雨足が強くなり、全身びしょ濡れになってしまった。それでも、屋根があるという事は、気持ちまで温かくなる。

 タープ上に水が溜まり、風でバタバタ揺らされると、「この場所に、そんなに長居していても良いのか?」 と思ってしまうものだ。いい加減に撤退しなければと、外に出てみれば、そんなに強い雨でもなかった。でも、また、いつどうなるか分からないので、足早に降りる事になる。

 しかし、「山ノ神」の降りは、「何年、山をやっているのか?」 と思う程遅い。スノーシューを履いておれば尚更。スノーシューを外しても、何をしているのかと思う程である。それでも、降りは早いものである。ずぶ濡れになって車に戻った。



 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
 藤橋ゲート6:30=人津谷林道入口7:05=林道ショートカット終了8:30=尾根取り付き8:45=七姫山分岐(9:45~55)=臼越山頂上(10:55~12:30)=七姫山分岐13:10=取り付き地点13:35=人津谷林道入口14:45=藤橋ゲート15:25

   ■■■ 同行者 ■■■
              比佐恵