元     さ     ん     の     山     紀    行
薬師岳 (2,926m) 北ノ俣岳 (2,662m)
 <富山県 ・ 岐阜県> 平成29年09月04日~09月05日





2日目、北ノ俣岳山頂で・・・・・





午前5時半頃、北ノ俣岳へ向かって、薬師峠キャンプ場スタートです。


太郎小屋から、すぐ木道です。 薬師沢方面と分かれます。


太郎山の案内板です。 (マキちゃんの誘導有り) 陽が昇りました。


まずは、太郎山のピークに立ちました。絶景でした。


太郎山にて・・・ 太郎山から有峰湖を見下ろす。


朝日を浴びながら、北ノ俣岳へ・・・ いろいろと話をしながら・・・


水晶岳 鍬崎山


北ノ俣岳へは、穏やかで気持ちが良い。 どうしても、カメラは、こちらの方向に・・


チングルマ 雪の時は見えない神岡新道の標識。


ハイマツの中を通って山頂へ・・・


北ノ俣岳の標柱 2,662m 2日目は、7人で山頂に立ちました。


薬師岳を間に挟んで・・ 風が強かったので、早々に山頂を後にしました。


やっぱり気になる槍ヶ岳。 地塘と薬師岳


北ノ俣岳を振り返る。


太郎小屋が見えて来た。


テントの撤収を終え帰途につく。(薬師峠)


水晶岳も見納め。 太郎小屋まで小休憩。


帰りは早い。 午後3時 折立着。




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  元さんの戯れ・呟きから・・

9/5 「ご来光なんていらない。」 とか、「途中で見られればいい。」 などと、いろいろな意見があったが、それでも、いい加減な時間に起きて、軽い食事をして、北ノ俣岳に向かって、テン場を離れたのが午前5時半であった。

 太郎小屋のビールは匂いだけに収め、太郎山の山頂近くで、薬師岳東南尾根辺りから陽が昇った。(うっかりしていたから、正確ではない。もしかしたら、赤牛岳方面かもしれない。) 太郎山頂からは、360°の大展望が広がり、有峰湖は、すっぽり雲海に包まれていた。

 早朝の木道歩きは、気を付けなければいけない。夜露や霜でうっかりすると、ツルンといってしまう。若いとケガをしても、すぐに快復するのであろうが、我々のような年齢になると、致命傷になりかねない。お医者さんに行って、「加齢からですね。」 と言われるようになったら、慎重に行動しましょう。

 でも、北ノ俣岳への登山道は、実に気持ちが良い。もうちょっと、時期が早ければ、高山植物が咲き乱れているし、雷鳥への遭遇率は非常に高い。私は、北ノ俣岳山頂付近で、11戦11勝の遭遇率は100%である。時折、吹く風は気持ちが良く、足取りも軽い。しかし、まともに食らうと寒くなる。そんな北ノ俣岳山頂も風当りが強く早々に退散した。

 風を凌げる場所でコーヒータイムとしたが、「こんなところで、のんびりしているのもいいね。もしかしたら、最高の贅沢かもしれない。」 他人様より速く、ちょっとでも遠くへ行きたい人達であったが、この時ばかりは、それを忘れてしまっていたのかもしれない。

 北ノ俣岳ピストンが時間短縮となり、キャンプ場(薬師峠)に行く前に、太郎小屋前で、ちょっとだけ、ビールでウガイをする事になった。「運転しなければならないから・・」 「もうちょっと欲しいね!」 など様々であったが、ずっと、笑ってきた事もあって、喉が渇いていた事は事実。

 それから、薬師峠に戻って、テント撤収、軽い食事をして、再び太郎小屋に着いたのが正午前。流石にあれは、我慢・我慢。折立到着予定まで相当時間があったが、途中で休憩しても、足早だから、早く着いてしまう。「これじゃ、下山してから、簡単な山に行かなくちゃ!」 まで口に出て来た。






  ■■■ コースタイム ■■■
   1日目
高岡4:30=アルペン村(4:35~50)=亀谷ゲート6:05=折立(6:45~7:00)=三角点(8:35~45)=太郞平小屋(11:05~15)=薬師峠(11:40~12:15)=薬師平(1245~50)=薬師岳山荘13:40=薬師岳頂上(14:35~50)=薬師岳山荘15:20=薬師峠16:05 

   2日目
薬師峠5:25=太郞平小屋5:45=太郎山(5:55~6:00)=北ノ俣岳(7:40~8:00)=途中休憩(8:10~35)=太郞平小屋(9:55~10:15)=薬師峠(10:30~11:30)=太郞平小屋(11:45~55)=五光岩(12:30~45)=三角点(13:30~45)=三角点(13:40~50)=折立15:00

  ■■ 同行者 ■■
            好山病友の会(北ちゃん・ねぎちゃん・橋ちゃん・マキちゃん・「山ノ神」) 途中からゲスト・筏井氏