No.137 (H.20.06.16)
大猫山のガレ場で、山の神が、ウドを見付けた。
ちょっと、危険な所である。
あまり、見栄えが良くなく、決して「上物」 ではなかったのに、
それを、私に「採れ!」 と、命じたのである。
採って、上へ戻ろうとしたら、「もっと、下にもある。」 と言う。
「手掛かりがない。」 と返すと、「あんたなら、採れる。」 と、
諦めない。
あの場面で、事無きを得たが、家に帰って、よ〜く考えて見た。
「周りに証人がいた。」
私が突き落としたと言われない・・・
山の神