No.149 (H.20.08.30)


       女房というものは、とにかく厄介なものだ。

       「美味しい」 とか 「うまい!」 を言ってくれと、
       催促される事が多いくせに、いざ、褒めると
       「何か魂胆があるのか・・」 とか、
       「今日はどうしたのか・・」 と言う。

       そして、よそ様のご婦人を褒めると、「上手ばかり・・」
       言ってと脹れる。

       最近は、二人での山歩き時が顕著である。
       「頑張っている様を見て、感激するような褒め方をせよ!」
       と盛んに言う。

       「何を言うのか・・ こっちは、何もかも担いで、
       尚更頑張っているのに・・」 とでも言おうものなら・・
       それで終わりで、いつものパターン。 本当に厄介だ!

       でも、子供達から、「お父さんに、褒められた事がない。」
       と何度も言われた事がある。

       やっぱり、私は褒め方が、下手なのかもしれない。
       それでは、「もてる」 ハズがない。