No.151 (H.20.09.16) 赤谷山の最後の登りで、山ノ神は、「降りるのは怖いかも・・」 と漏らした。 私も、ちょっと心配であった。それこそ、落ちたらお陀仏で あるから・・ それでも、山頂に着いて、荷を調べたら、またしても、 「点滴」 を、たくさん担がされた感じであった。 山頂においでた八尾のおわらの先生達と、山談義をしている間に、 山ノ神は、その「点滴」 を、チビリチビリと、私に気兼ねもなく、 全てを飲み干してしまっていた。 過去の山行では、寒かろうが、雨が降ろうが、マイペースで、 点滴を相伴していたが、さすがに怖いところでは、 飲まなかったのである。 しかし、今回は、私の心配をよそに、スイスイと降りて行くでは ないか・・本当の意味での「点滴」 となったようである。 いやはや参った! しかし、その「点滴」 もブナクラ峠で、切れてしまったようで、 取水口までの道程は、結構辛かったようである。 |