No.161 (H.20.11.07)


       白山から帰って、山ノ神が、何だか可笑しい。
       仏頂面と言うのであろうか、私からみれば、
       イヤな顔付きである。

       白山で疲れたからであろうかと、善意の解釈をしても、
       何故か腑に落ちない。

       「イヤな事。」 を言った覚えもないし、反省会でも、
       「素晴らしかった!」 を連発していたし、
       何ら問題もなかった。

       人前で、いい顔をしていても、家でイヤな顔をしていては、
       たまったものではない。

       「後で後悔するよ!」
       「何で、優しくしなかったのだろうか!」 などと・・・・

       「腹が立ったら、自分が未熟だったと思えばいい。」
       「怒ったとしても、何にも解決しないし、楽しい事もない。」

       「もうちょっと、我慢してくれないかな!」
       「俺が、先に逝くに、決まっているのだから・・・」

       何故か、自問自答になってしまう。
       「山ノ神」 と名付けなければよかった。
       とても、勝つ事が出来ない。

       後は「仏」 になるしかない。
       しかし、それは、無理というもの・・・・