No.261 (H.21.05.27)  姑の代わり     


       昨夜は、娘・孫の無事退院を祝したからだろうか、
       山ノ神は、いつもの通りグラスを傾けた。

       しかし、今宵は、その大好きなビールがテーブルの上にはない。
       やはり、娘の言動が気になるのかもしれない。

       「また、飲んどんがけ・・・(飲んでいるの?) 」 は、
       小姑に、ちくりと、やられる思いがするのかもしれない。

       舅・姑が存命の時は、物事がある時以外飲まなかったし、
       介護の手が掛かるようになった姑の前でも、

       遠慮?して、決して飲まなかった。
       美味しくなかったからかもしれないが・・・

       つい先日までは、山ノ神が、我が家の覇権を握っていたが、
       今は、山ノ神二世が、牛耳っている感じである。