No.463 (H.24.07.31)  山とビール 


                           

         「山頂でビールを飲むのが楽しみ」 と言い切る 「山ノ神」
         今回の白馬岳行きに、ビール2本とノンアルコール2本で臨んだ。
         もちろん、担ぐのは私である。

         ところが、山頂近くには冷やす残雪がなかった。
         清水岳との分岐まで戻り、少し降りれば雪渓があった。

         ところが、凄い雨に見舞われてしまい
         何もかも諦めなければならなくなった。

         しかし、その雨も一時で、大雪渓上部に至った頃には止んだので、
         「ビールを冷やして飲もうか?」 と「山ノ神」の心を揺さぶってみた。

         しかし、「山ノ神」 の返事はNO.であった。
         これから、雪渓を降るわけで、「転倒への不安」 が理由であった。
         もっともであり、それ以上勧めなかった。

         ところがである。
         雪渓の末尾に差し掛かった頃、「やっぱりビールを飲みたい。」
         と言い出したから困った。

         時刻が午後4時半頃であるから、残雪が固くなりつつあった。
         仕方がないので、ピッケルで雪を掘り、
         尚かつ、缶が汚れないようにナイロンの袋に入れて埋めた。

         待ちきれない「山ノ神」は、掘り起こして口にするが、
         「冷たくない。」 と美味しそうな顔をしなかった。

         仕方なく、何重にもした袋に雪を詰め、
         その中にビールを入れ、白馬尻小屋前まで運んだ。

         流石にビールは冷たくなり、「山ノ神」は美味しそうに飲んでいた。
         ノンアルコールも冷たかったが・・・ 

         「もう一本のビールはどうするか?」 になったが、
         「山ノ神」は、車の中で飲みたいと言った。

         でも、それでは、温くなるからと、山道から外れ
         林道歩きが始まった時点で、傘を差しながらではあったが、
         飲ませてやる事にした。

         尚かつ、糸魚川のコンビニで、チューハイなるものを、
         プレゼントしたら、家では、もういらないと言って寝てしまった。

                         


        


歩きが遅くなるのが計算違いであった。