No.477 (H.25.01.14) 品を替えて・・・ 小白木峰は寒かった。 下界の朝の気温を考えれば想像以上であった。 シェルターの中で暖を取ったが、 「山ノ神」 のザックから、意外な物が出て来た。 「点滴」 と称しているビールでなく、 この寒さの中で、身体の芯から温める 「妙薬」であった。 大吟醸のような銘酒でないだけに熱燗が良いようで、 鍋料理の中断を余儀なくされてしまった。 家に戻って、「今日のお酒は、ヒットだったな~。」 と言ったところ、「お裾分けをする計算までしていなかった。」 本当は、「もうちょっと欲しかった。」 と言いたげだった。 どちらにしても、山では飲まない私が担ぐのであるから、 何だか可笑しいのである。 |