No.97 (H.20.01.29)


     牛岳山行の前夜、吉尾氏が、「明日は、何処へ行くの?」
     とやって来られた。

     「岩ちゃんと、牛岳行きが決まっている。」 と伝えると、
     「私も行っていいですか?」 となった。

     それからが面白い。

     吉尾氏 「集合場所と時間は?」
     元さん 「庄川町の道の駅 午前8時10分」
     元さん 「8時でも良いのですが、慌てないための
          余裕の10分なのです。」
     元さん 「一緒に乗って行きませんか? 私は飲みませんから・・」
     吉尾氏 「自分の車で行きます・・ムムムム やっぱり乗せてもらお
         うか・・・」 になった。

     それを、「山ノ神」に告げると、ニタリと言うか、
     含み笑いをするのであった。
     岩ちゃんは、飲めない人、私は、飲まない人、「山ノ神」だけが、
     飲むのであるから、ちょっと、きまりが悪かったのであろう。

     そこへ、伏兵とは、言葉が悪いが、助っ人が現れた感じであるから、
     しめしめの含み笑いであったのかもしれない。

     しかし、いざ、山頂での宴に入ると、吉尾氏が、ビール2本、
     「山ノ神」が、ビール1本であった。

     「山ノ神」 「あれ、お酒4合と聞いていたけれど・・」
     吉尾氏 「やっぱり、悪いと思い、これだけにした。」
     吉尾氏 「それより、魔法のザックから、何かが出て来る
     ような気もして・・」

     こちらは、唯、ニヤニヤするだけ・・
     しかし、つまみがたくさんある。

     飲まない我々のために、うどん(そば)・お菓子・コーヒ・
     ケーキを準備。そして、一番人気が「とろろソバ」であったか・・

     ところが、どんでん返しあり、
     宴たけなわになって、さすがと言うのか、やっぱりと言うのか、
     「山ノ神」のザックから、お酒が出て来たのである。