元 さ ん の 山 紀 行
八乙女山 (756㍍)
<富山県南砺市(旧井波町・利賀村)> 令和03年04月05日
|
|
今日は、雪割草がお目当て・・ |
小さな雪割草を撮るため、低アングル姿勢。 |
|
|
時折、砺波平野が望める。 |
小さな石仏があった。 |
|
|
雪割草が終わってから林道に出た。 |
林道にはまだ多くの残雪があった。 |
|
|
可愛いフキノトウが顔を出していた。 |
東屋が見えた。 |
|
|
東屋の前で・・・ |
大平展望台に着き一休み。 |
|
|
ヤマザクラ |
通常の登山道 |
|
|
ショウジョバカマ |
コシアブラ |
元さんの戯れ・呟きから・・・
4/5 今日は、T女史から手解きを受けていた八乙女山の道宗道に挑んだ。八乙女山に何回も登っているが、それこそメジャーな本コースのみ。それもその筈、お天気の悪い時や時間のない時が殆どなので、それも致し方なかった。
あの有名な不動滝さえ行った事がなかったし、どうして行ったらいいのかさえ知らなかった。ちょっと違うが、布滝の林道は2回ほど歩いた事があった。今回は、雪割草にお目に掛かれるというので、私の3連休の中で、スケジュールを如何にするかであった。昨日は雨予報だったので外したが、結果的には日中は降らなかった。今日は、朝方には雨が止み、お昼前から晴れ予報であったのに、登り始めから小雨状態であった。明日は晴れ予報で、ちょっと高いお山に出掛ける予定である。(臼越山から大倉山に変更)
その取付きが分かるか不安であったが、道宗道の標柱があった。問題は何処に車を停めるかであったが、当初は、兎に角取付きを見付けてから決めようであった。閑乗寺公園に戻ってから歩く、こちらに降りて来るなどの案があったが、車を待機できる所まで下がって、こちらから登る事にした。
急登であったが、すぐに雪割草に出会えた。ちっちゃなちっちゃな顔して出迎えてくれたのであるが、今日は昨日と比べてかなり気温が低く、しかも小雨が降り続いているので、そのちっちゃな顔・頭がお辞儀している様では、こちらが恐縮してしまう。
もっと華やかな、もっと可憐な雪割草を連想していただけに、ちょっぴり寂しかった。でも、至る所に咲いているのには、「ここにも、あそこにも」 であった。そして、昨夜来の雨で、地べたが濡れていて滑りやすくなっているのであるが、それを嘲笑うかのように、水っ気をたっぷり含んで下を向いている様は、静かに見守っているかのようにも感じるのは自分勝手の解釈かもしれない。
祠を過ぎた頃から、色鮮やかな雪割草になったが、私達のカメラ、またテクニックでは上手に撮れない。でも、雨が止んで来て、こちらも気分が良くなってくる。林道に出たら、残雪に覆われていた。欲な私は、その合間から顔を出しているフキノトウを採らないではおれない。東屋で簡単な食事をしたが、「山ノ神」は、同じ所を降りたくないという。(滑るから怖いという。)
二手に分かれる方法もあったが、やはり不徳の事態がないとも限らないし、いつものルートを降る事にした。閑乗寺公園に近づくに従って、曇り空に青空が少しばかり覗くようになってくる。そして、その後も不動滝方面への林道を歩いた。
■■■ 同行者 ■■■
比佐恵