元   さ   ん   の   山   紀   行
八 乙 女 山 (756㍍)
<富山県 南砺市>   平成17年02月20日





降雪の中、八乙女山頂を目指す 杉林の中の八乙女山頂で

牛岳をバックに八乙女峠で 大量の雪を抱えた東屋の上で




 ハレルヤ6名に、もうメンバーのような辰口氏、そしてゲストして初参加の吉尾氏が、砺波ICで揃って、出発する頃には、雨に雪が混じり、登山口の閑乗寺に着いた頃には、完全に雪に変わった。

 雪が舞う中、雪質・雪量の割には、快適な登高となった。元気で力が余っている者ばかりであるから、大寺山まで行くのかと思いきや、八乙女山の頂きを踏んでからは、「もういいや!」と堀シェフの料理の方が気になってしまったらしい。
 背の丈の1・5倍位積もった東屋は絶好のレストランとなってしまい、イカ墨のスパゲティーやアイスケーキなど、いつもの手の込んだ絶品に皆が賞賛した。
 レストラン閉店頃には、流石ハレルヤで、一時的にも陽が差し、青空が広がった。カッコの良い「牛岳」をバックに、記念写真を撮れるおまけまで付いて、皆ご機嫌に山を後にした。  「2/20コラム(山つれづれ・・・より)」



 今日は、「シュンちゃん」・絹子さん・「山ノ神」が所用のため欠席。お馴染みの辰口氏が参加、そして、高岡の吉尾氏がゲストとなった。「シュンちゃん」が参加出来なくても、堀シェフが黒部から馳せ参じてくれて「ハレルヤ山行」は、またまた盛り上がった。
 山行自体よりも、堀シェフの料理目当ての参加者もあるようで、毎回違ったメニューを考える彼も大変である。増してや、自分が諸材料を担ぎ、我々は「ご馳走様!」「美味しかった。」の一言を残すだけなのであるから・・・・・。
 そういえば、小竹・筏井夫妻の鍋料理も毎回ご馳走になっているが、当たり前のように頂いてしまっている。「改めて、ご馳走様です。有難うございます。」

 この時期なかなか目的地が定まらない。如何に晴れ男の筏井氏がいても、積雪量・雪質を考えると直前決定になってしまう。低山で、我々からみたら、そう遠くもない八乙女山を候補に上げたが、行っているようで行っていない。またいつ出掛けたか忘れたなど、雪の山なら、また皆を顔合わせが出来るのなら、何処でもいいとの考えもあいまって、すんなり決まった感じであった。

 砺波ICで合流し、閑乗寺公園へ。雪上車で圧雪された林道を歩き、すぐ登山道に取付く。尾根上を歩き鉄塔横を通り、先程の林道の延長線上に出る。林道を跨いで、急な階段(雪で見えない。)を登り、登山道に沿って行くのであるが、雪量が増え、どれがルートかわからなくなるが、「高い所」を伝って行けば殆ど間違いない。

 1時間も歩けば、平原のような、高台に出る。送電線があり、左には反射板がある。杉林と大量の雪に覆われてわかりにくいが、林道沿いに南東方面に向かえば、あの林道が延びている所に立派な東屋がある。見るからに今にも雪に押し潰されそうに見えるが、後に我々のレストランになったのである。まずは頂上に行かなければならないのだが、その先の大寺山へ行かないかの声に、早くも掘りシェフの料理が気になるらしく、誰も反応はなかった。

 一番元気の細川女史が、まず直接急斜面に取付く。負けずに皆が後に続く。恐ろしき中年登山隊である。何の変哲のない山頂に皆落胆気味であったが、とにかく記念写真を撮った。その後、レストランとなる東屋に、全員が一目散に駆け降りて行った。





 ■■■コースタイム■■■
高岡7:10=砺波IC7:45=閑乗寺(8:15~40)=林道登山口9:05=東屋10:15=八乙女山頂上10:30=東屋(10:45~13:55)=林道登山口14:40=閑乗寺15:10=高岡16:10

 ■■■同行者■■■
      小竹夫妻・筏井・細川女史・堀シェフ・辰口氏・吉尾氏