元   さ   ん   の   山   紀   行
八 乙 女 山 (756㍍)
<富山県 南砺市>   平成20年01月01日





スノーシューを着けて、閑乗寺スキー場を出発! 閑乗寺スキー場上部より砺波平野を見下ろす。


平成20年八乙女山一番乗りには、ラッセルが待っていた。 林道との分岐


林道から急な登山道へ① 林道から急な登山道へ②


雪の重みで小枝が道を塞いでいる。 トレースのないのは気持ちが良い。


急斜面に喘ぎ喘ぎ・・・ 樹木が倒れ、登山道が塞がれている。


八乙女峠で、タープを張って昼食とする。 何のポーズ?


八乙女峠・東屋付近から砺波平野を見下ろす。 雪がまとわり付いた樹木のトンネルを潜って・・





「1/1コラム(山つれづれ・・・より)」

1/1 「初詣の代わりに・・」、また、「ジョギングに行ったと思って・・」 と、いろいろな言い訳を作って、2人で、初登山に出掛けた。「午後2時半までに戻るから・・・」 と、またまた、怪しい約束を作って・・・

 家に戻ったら、戻ったで、また二人して、新年会に、出掛けなければいけないのであるから・・・・・42年間も続いている行事である事を知っている娘は良いとしても、冷静さを装っているムコ殿は、何とおかしな家なのかと、思っているかもしれない。


 もっと、早く出掛ければ良かったものを、午前7時を大きく過ぎての出発であった。閑乗寺スキー場の駐車場の積雪は、30cmを超えていた。降ったばかりのフカフカの雪の中を、歩くのであるから、年始めとしては、誠に結構な話である。

 林道を離れての登髙は、なかなか高度を稼げなかった。飲み過ぎなのか、寝不足なのか、いや両方であろう。とにかく、足が重かった。ず~っと、雪は降り続き、時には、風を伴って、強く吹いた。

 雪の重みで倒れた樹木を跨いだり、潜ったりで、いらぬ疲れが加わって来ると、「頂上まで行くの?」 の囁きが聞かれるようになって来る。「もう少し・・ と言うけれど、そんな言葉が、当たった試しがない。」 と、まで・・

 八乙女峠に着くまで、3時間を要してしまい 「山頂を取るか、食事を取るか!」 になったのであるが、「山ノ神」の言わずとしれた食事の選択である。もっとも、私も、雪を掘り試したい事があったので、その作業に入ったが、結構戸惑り時間を費やしてしまった。

 「山ノ神」に、早く早くと急かすので、「ゆっくり飲めない・・」 と、不機嫌になりかけたが、それでも、ビールを飲むのが優先なのか、起こってなんか、おられなかったらしい。

 復路は、林道を通らなかったのが奏功してか、1時間掛からずに、閑乗寺スキー場に戻る事が出来た。午後5時からは、高校時代からの有志の会(管鮑会)に出席し、その後、機嫌良く家に戻ったのであるが、やはり一連の疲れが出たのか、ムコ殿との付き合いも、そこそこに(と言っても午前0時近く)休まざるを得なかった。



 ■■■コースタイム■■■
高岡7:35=閑乗寺(8:25~40)=林道登山口9:35=八乙女山峠(12:05~12:55)=閑乗寺(13:45~14:00)=高岡

 ■■■同行者■■■
            比佐恵