元 さ ん の 山 紀 行
雨 飾 山 (1,963m)
<新潟県糸魚川市、長野県小谷村>
平成27年06月29日
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山頂へは、今日も私一人になってしまった。 |
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林道から雨飾山を望む。 |
小谷側登山口 |
ブナ平
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荒菅沢へ降りる前に、山頂付近を望む。 |
気持ちよく雪渓を行く。 |
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雪量が多い荒菅沢。 |
天狗原山辺り・・・ |
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金山・天狗原山ほうめん。奥に小さく焼山。 |
所々に、ロープや梯子が施されている。
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何度も振り返りながら・・・ |
タニウツギが鮮やか! |
「もう少し・・」 と、何度も言い合いながら・・・
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笹平から雨飾山頂を望む。 |
笹 平 |
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北峰の石仏 |
石仏の後方は北アルプス。 |
北峰から南峰を望む。 |
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山頂(南峰)で・・・ |
小さく焼山・火打山を眺める。 |
南峰から北峰を望む。 |
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山頂直下の笹平で・・・・ |
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シラネアオイ |
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荒菅沢にて・・・ |
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カラマツソウ |
キボウシ |
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ハクサンフウロ |
シオガマ |
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グンナイフウロ |
シラネアオイ |
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雲海の中の鋸岳・駒ヶ岳 |
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シラネアオイ |
元さんの戯言・呟きから
6/29 今年の雨飾山は、梶山側も小谷側も道路状況が良くなく、遅い幕開けになった。梶山側は6/22から、小谷側は、今も午後7時から午前7時まで通行禁止となっている。(実際は、もう左程の支障がないから、守られていないようである。)
一週間前の第3日曜日は、お天気がイマイチだったし、翌日の月曜日は時間制限で、とても行ける状況でなかったから、シラネアオイは諦めていた。突然、娘から、朝の制限解除を言われ、遅いかも知れないが、雨飾山に行こうとなった。
毎週、出掛けている事もあり、金銭的には厳しく、高速を使わないとなれば、尚更早く自宅を出なければならない。今回は、何となく、小谷側からとなり、そのちょっとの距離の関係から、帰りは、糸魚川・魚津間を高速利用となってしまった。(速く歩けばと言ったら、また怒られてしまう。)
ピーカンの予報であったが、それとは裏腹に、始めから、ゆっくりであるが、ワイパー使用であった。148号線に入ってから、雨が上がり、歩き始める頃から、日差しが戻って来た。夕方の保育所への迎えがある事と、なるべく高速を使わないようにと、「山ノ神」は、いつもより頑張っているのが分かった。
それでも、ススダケやコシアブラに目が奪われ、斜面を目の当たりにすると、ウドはないかとなってしまった。大量の残雪で埋まっていた荒菅沢でも、休もうとしなかったし、これなら、コースタイム以内で行けると思ったが、最後の岩場の登りで息が尽きたようであった。
お目当てのシラネアオイの群落は、既に盛りを過ぎており、元気のない姿を晒していた。「もう一週間早ければ・・」 と言ってもも仕方がない事で、元気な物を探す事になった。笹平にも、たくさん咲くのであるが、ハクサンイチゲと共に、その光景をみる事が出来なかった。
「山ノ神」は、山頂には行かなかった。「行かない。」 と言うのだから無理をさせなかった。笹平の山頂直下で、自分なりに楽しむ事になったが、それも良いと思った。5年前の10月の墜落事故以来、トラウマとなっているのだから仕方がない。それでも、昨年の10/13の台風最中に登ったのだから、登れないハズがないのであるが・・・ それでも、あの風の強い中、また落ちるのではないかと思ったと言うのである。
下山時は、私だけであるが、元気なシラネアオイを探しに、急斜面を降りたりした事も有り、少々時間を費やしてしまった。ちょっと、伸びたウドの収穫も有り、登山口スタートが、午後4時25分となっては、高速を使わない訳にはいかなかった。
■■■ コースタイム ■■■
小谷側登山口7:00=ブナ平8:00=荒菅沢(8:50~9:00)=雨飾山頂上(11:10~30)=笹平(11:45~12:10)=荒菅沢(13:50~55)=登山口15:15
■■ 同行者 ■■
比佐恵