元   さ   ん   の   山  紀  行
雨 飾 山 (1,963m)
<新潟県糸魚川市、長野県小谷村>
 平成29年09月11日




22回目になりました。




梶山新湯・都忘れの湯 出足としては、ちょっと急登かな?


薬師尾根に出る。 全般的には穏やかな登山道です。


「いっぷく処」 下の梯子。


左から、駒ヶ岳・鬼ヶ面山・鋸岳 「山ノ神」 頑張る?


化けたミズバショウの横を通る。 中ノ池




笹平と小谷温泉の分岐まで、約一時間急登が続く。




右へ行けば笹平、左へ行けば小谷温泉。 笹平に咲くオヤマリンドウ。


笹平を行く。 ガスっていたが、一瞬、焼山が現れた。


「山ノ神」は、トリカブトがお好き! 瞬間的でしたが、少し、北アの山並みが見えた。


山頂で浅山さんとお会いしました。 北峰から山頂(南峰)を眺める。


分岐でコーヒーをプレゼントしたのです。 無事下山しました。









  元さんの戯言・呟きから

9/11 「ゆっくり登っても4時間」 なのに、一生懸命登っても、4時間近く掛かってしまった。喘ぎながら登る「山ノ神」であるが、私の提案を覆して選んだ雨飾山だけに、文句を言えないようだった。

 糸魚川地方は、午後から雨の予報であったが、登るに連れ、曇り空に、所々青空が覗いて来た。しかし、山頂付近だけは、薄黒い雲に覆われているのが分かった。時折吹く、穏やかな風は心地よく、私にとっては、汗を掻かないでもよいステキな風であった。

 しかし、笹平に着くと、雨が伴っていないから、嵐というわけにはいかないが、大方の登山者は、雨具や防寒具を身に着けておられた。視界は全くなしではあったが、瞬間的には、遠くの山々を、緞帳が開いて、すぐに閉じるといった風で、カメラを構えては、「ありゃ!」 の繰り返しであった。

 あの事故以来、山頂には行きたがらない「山ノ神」であるが、今回も、さっさと諦めて、笹平で、強風化の中、お花(トリカブトとオヤマリンドウ)を撮っていたらしい。(でも、本来の目的である冷たい物を飲んでいたらしいが、私は、そのような光景は目の当たりにしていない。)

 そんな事で、山頂滞在は、ほんの僅かであったが、居合わせた男性にカメラを預け、証拠写真を撮ってもらった。それこそ僅かな時間で、少ししかお話しなかったが、昨秋、高頭山でナメコ採りの時に、お会いしていたらしいと分かった。

 山頂から笹平に降りてから、彼は、何かを拾っておられた。後で分かったが、ゴミを拾っておられたのである。そんな優しい彼を、笹平の分岐(峠)で、お茶に誘った。物静かで、出しゃばりもせず、優しそうな方だったので、FBのお友達になってもらった。(浅山さん)

 雨飾新湯(雨飾山荘)午後2時半発で、高岡へ5時過ぎまで戻らなければいけない。欲の塊(実は貧乏)は、往路も復路も下道である。市振道の駅・宮崎駅頃までは、何とか順調に行けたのであるが、城山トンネル?での工事で、交互通行でイライラとなってしまった。朝日町通過時には、ヤバイと思っていたのに、入善では、おばちゃんらしき人が、40キロ未満の運転に、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ、終いには、ウインカーを上げて曲がらない、挙句の果ては、その先で逆の方に曲がるという、イヤハヤ参ったオマケ付き。

 でも、富山のラッシュを潜り抜け、時間内に高岡に戻れたのであるから不思議である。横で「山ノ神」は、ずっと眠っていた。起きている時は、あれを飲んでいる時だけ・・・

 




 ■■■ コースタイム ■■■
  高岡4:05=梶山登山口(6:35~45)=薬師尾根7:20=いっぷく処(8:15~25)=中ノ池9:15=分岐10:15雨飾山頂上(10:45~55)=分岐(11:15~45)=登山口(14:20~35)=高岡17:10  (高速使用せず)  

 ■■ 同行者 ■■
         比佐恵