元  さ  ん  の  山  紀  行
白  山 (2,702.2m)
<石川県白山市・岐阜県白川村>平成18年07月10日




 午前4時半、富山西ICを出発した長勢車(5名)と、
 8号線を行く元さん車(2名)が、忘れ物をして、
 再び金沢方面を目指したのが、午前4時20分頃に
なってしまたが、  偶然と言うべきか、ドンピシャリで、
 金沢西ICから降りて来た長勢車の後に付けた。

 雨予想であったのに、どうしたわけか、
 だんだんとお天気が良くなって行く。
 白山初めての二人には、ハッピーそのものであった。


室堂センター前でのミニ宴会

 別当出合を午前7時に出発。往路は砂防新道とす
 る。甚之助ヒュッテから、エコーラインを歩まず、
 直接黒ボコ岩を経由して、室堂センターに行く。

 食事は何処にするのか迷った挙げ句、「好山病・・」
 のお決まりの如く、荷を担いで御前峰に登頂す。

 軽く祝杯をあげて、再び室堂に戻り、テーブルを利
 用して、ミニ宴会とする。復路は、黒ボコ岩から、
 観光新道を経由して別当出合に戻る。市ノ瀬・永井
 旅館で入浴し家路に着く。







=砂防新道=
別当出合の駐車場を出発 まずは、吊り橋を渡る 中飯場で休憩 ヒュッテ手前の残雪を行く

   雨覚悟の山行であったが、ドンドンお天気が良くなって来る。楽であろう「砂防新道」を、往路として選択する。 


甚ノ助小屋前で休憩 甚ノ助からエコーラインの分岐へ 所々に残雪現る 急斜面の雪渓を渡る

   今年は、何処の山でも残雪が多いようである。その分、お花の見頃は遅れそうである。 


後方に別山 12曲りを行く 黒ボコ岩を目指して 黒ボコ岩と別山

   登山道は、クネクネ曲がっているが、お花が咲き始めているし、青空が覗くようになり、
  どちらかというと、ルンルン気分の歩きである。 


弥陀ヶ原の木道を行く 室堂センターに着く 室堂センターを振り返る
 
   まだ、シーズン始めで、登山者も少なく、白山を満喫する事が出来る。

お花と残雪と室堂センター クロユリが咲き始めていた

   クロユリは、一斉に咲き始めようとしていた。ねぎちゃんが大喜び!だった。


山頂から展望を楽しむ 白山・御前峰の頂きで 白山・奥宮前で

  白山頂上からの展望は、御嶽山や乗鞍岳が、雲上にはっきりと見え、立山・剱や槍穂高は、ファージー
 な感じで眺めていた。
 日本二百名山でもあり、越中の百山でもある「笈ヶ岳」が、意見の分かれるところであったが、方位版
 で、お互い渋々認め合った感じである。

 頂上滞在は、僅か20~30分であったが、軽く祝杯をあげ、思い思いにシャッターを切り、またその展望
 を楽しみ、宴会々場となる室堂に、クロユリなどのお花を楽しみながら降りた。

 常設のテーブルに、キムチ鍋・焼肉・刺身など、何時もと変わらぬご馳走に舌鼓を打った。ビールが足り
 ないと言って、高いビールを、センターに買いに行った人もあったようだ。





=観光新道=
黒ボコ岩に登ってのポーズ 殿ヶ池ヒュッテを目指して 観光新道はお花がいい 殿ヶ池ヒュッテ

   「帰路は違ったコース」話はすぐ纏まった。黒ボコ岩で、またしても、その岩にしがみつく者が続出。
 私は不参加であったが、先日行われた某山岳会の岩のトレーニング(勉強会)に、余程感化されたようで
 ある。

 観光新道は、砂防新道に比べて急に感じる。しかし、高山植物が多く、違った意味での楽しみがある。
 また砂防工事を、一目瞭然に見る事が出来る。

 しかし、3時間も歩くと「まだ~。」と言う声が、何処からともなく聞こえて来る。



ちょっとした岩を乗り越えて 岩の上に誰かが・・ 急な階段が多い 別当出合に戻る

  午後から曇りがちになったけれど、最後までお天気は崩れなかった。帰りに「きくちゃん」
 お勧めの市ノ瀬にある白山温泉・永井旅館(日本の秘湯を守る会)に浸かって疲れを癒した。





 ★★★コースタイム★★★
  高岡4:20=別当出合(6:30~7:00)=中飯場(7:40~50)=別当覗8:15=甚ノ助小屋(8:55~9:10)=黒ボコ10:15=室堂11:00=白山頂上(11:40~12:05)=室堂(12:30~14:45)=別当出合(17:40~50)=市ノ瀬・永井旅館=金沢・森本IC=高岡21:10



 ★☆★同行者★☆★
        長勢君・橋本君・さおりさん・ねぎちゃん・きくちゃん・「山ノ神」