元  さ  ん  の  山  紀  行
白  山 (2,702.2m)
<石川県白山市・岐阜県白川村>平成19年07月03日



平瀬道を行く

ハクサンチドリは真っ盛り お知り合いになれた辻本さんと吉井さん

クロユリは、まだ蕾 コイワカガミは盛り



 前日は、牛岳。連休の2日間とも、近くの低山というわけにはいかず、怪しげなお天気であったが、平瀬道からの白山とした。 お花には、ちょっとばかり早いような気はしたのであったが、そこは、情報収集と、ちょっとでも長い距離を歩ける事の妥協の行き先であった。
 「ハクサンチドリ」 ばかりが目立った。NHK朝ドラ 「どんと晴れ」 の中で、八幡平でのハクサンチドリが、何度も取り上げられた事もあり、私も何となく視線を熱くしてしまった。





白水湖登山口発・午前7時半 1キロ地点で休憩 立派なブナ林の中を・・ 2キロ地点。目安は1時間。


白水湖が見えて来る 3キロ地点 お花が咲き、穏やかな登山道 大きくなったキヌガサソウ


あまり魅力を感じないエンレイソウ 大倉山避難小屋へは、2時間が目安 お花を探しながら・・ 穏やかな登山道を行く


雪渓を渡る前に一服 シナノキンバイのお出迎え キンポウゲの小径を行く カンクラ雪渓標柱


「賽の河原」への最後の階段 賽の河原 室堂周辺には、まだ多くの残雪が・・ この日の山頂は、私だけ・・


室堂に戻って、白山奥宮前で・・ ちょっと室堂周辺を散策 別山を眺めながら下山 コバイケイソウと、ガスの中の三方崩山






「7/3 コラム(山つれづれ・・・より)」

7/3 起きた時点で、雨が降ってなければ白山、降っておれば、白木峰の予定であったが、霧雨(小雨)であった。しかし、「山ノ神」の「雨でも行ってたじゃない。」 の一言で、白山行きになってしまった。

 ワイパーを廻しながら、靄った中の走行故、ちょっぴり時間を要した感があったが、結果的には、そうでもなかったようである。午前6時40分頃、156号線から、白山公園線に入った途端、通行止の標識が目に飛び込んで来たのであった。「ワッ~」 と、声を上げたのであったが、ラッキーと言うべきか、パトロールを終えて来られた車が、ゲートの解錠するところでもあった。

 白水湖畔に行くと、「通行止のハズなのですが・・」 などと売店(避難小屋)の方が、怪訝な顔付きで、車に近づいて来られた。「私達は、通行止が解除になったから来たのですよ!」 と正当である事を告げると、今度は、「今日の予報も雨で、いつ通行止になるやも分からない。一旦通行止になると、何時解除されるか分からない。そのつもりで登山せよ!」 との脅しまで付いた。

 空を見ながら、その言葉が耳から離れない様が続いたが、大降りにはならないと自信を深め山頂へと急いだ。「山ノ神」は、「雨であってもお花が・・」 を期待をしていたようであったが、ハクサンチドリ・キヌガサソウ・コイワカガミ・キンポウゲ・シナノキンバイなど以外は、まだこれからであった。(クロユリは蕾)

 相変わらず霧雨が降り続いていたからか、それとも時間に煽られたからか、分からないが、「山ノ神」は、私だけに山頂行きを勧めた。飲む時間?を与えるために、往復40分の時間をもらい先を急いだ。山頂のあの立派な方位盤が、(地震で?それとも・・詳しい事はわからない。)倒れていた。パシャパシャと4回シャッターを切って、室堂に帰った。
 その間、「山ノ神」は、福井のT女史・石川のY女史と、親しく会話が弾んでいた。これからの山行の事まで・・。金沢側も我々と同じ時間まで、通行止であったようだ。山は雨が多かったのであろうか!



  ★★★コースタイム★★★

高岡4:50=登山口(7:05~30)=室堂5.9キロ・大白川1キロの地点(8:00~05)=室堂4.9キロ・大白川2キロの地点(8:30~35)=室堂3.9キロ・大白川3キロの地点(9:05~10)=大倉山避難小屋9:40=室堂1.9キロ・大白川5キロの地点=10:00=雪渓休憩2264m(10:25~35)=カンクラ雪渓10:40=賽の河原11:15=室堂(11:3035)=高天原(頂上まで500m.室堂620m)11:50=白山頂上(11:55~12:00)=室堂センター(12:15~13:40)=大倉山避難小屋(15:05~20)=2キロ地点16:00=登山口(16:45~17:00)=高岡19:30


  ★☆★同行者★☆★
        「山ノ神」