元   さ   ん   の   山   歩   き
唐 松 岳 (2,696.4m)
<富山県宇奈月町、長野県白馬村> 平成24年08月06日〜07日






〜〜 テントを張り終わって、まずは乾杯! 〜〜



 

黒菱平から黒菱第3ペアリフト、そして、グラードクワットの2本のリフトを無視して、当然の様に歩きました。


八方池山荘に着けば、かなりの人達です。 木道は、この通りの混みようです。


息ケルン辺りです。 突然の雨に困惑の模様です。


濡れますが、咄嗟の傘は重宝します。 八方池は寄らずに進みます。



ハクサンシャジンも濡れています。


雨では、八方池の雰囲気がありません。 標高2,200m辺りで、暫しの休憩。


p.m.0:50頃、雪渓の横を通過。 もう少しで、丸山ケルンです。


〜〜 どちらもチングルマです。 〜〜



p.m.1:15〜40 丸山ケルンです。


〜〜 差程危険な所ではないのですが、此処を過ぎれば、後5分ほどで唐松山荘です。 〜〜



〜 八方尾根分岐は、唐松山荘の横にあります。 〜


〜〜 唐松山荘から、ずっと下がってテントを張りました。静かな場所でした。 〜〜




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  元さんの戯言・呟きから・・

8/6 いつもの通り、ちょっと出遅れた事もあり、黒菱平のリフトは動いていた。私は23キロ、「山ノ神」は13キロを担いで、そのリフトに目もくれず、予定通り歩く事になった。黒菱第3リフトと、グラードクワットの分を歩くのは、我が家の定番であるが、テン泊用の荷を担いででは初めてであった。

 (270×2+100×2)+(270×2+100×2)=1,480円を稼ぐのに1時間掛かったが、1,850mに達したのであるから気分は良かった。八方山荘からは、トレッキングコースである木道を歩いた。いろいろと高山植物が咲いているが、大勢のハイカーの為混雑していた。特別早く行かなければならない事もなく、その流れに従った。

 大きい荷を担いでいるので、どうしても目立ち、あちこちから声が掛かる。「重いでしょう。」 「何キロあるんですか?」 「何処まで行かれるのですか?」 などと言われ満更でもなかったような気がする。

 八方池手前で突然の雨となり、目の前を歩くハイカー達は騒然となった。「山ノ神」も、雨具を着込んだが、私は、風がなかったので傘だけで凌いだ。「その内、雨は上がるだろうし、気温が低くないから、ちゃんと乾いてくれるだろう。」 というのが、ずぼらな私の考えである。

 「山ノ神」は結構頑張っていたが、丸山ケルンの手前の雪渓付近から、急激に元気を失ってしまった。やはり、「4時間足」なのかもしれない。黒菱平から唐松山荘まで、6時間余かかってしまったが、「ゆっくり歩き、涼が目的」 であったから、何の問題もなかった。

 唐松岳では初めてのキャンプだったが、山荘から、かなり降りなければならなかった。大きめのテントとなると、その場所を探すのも結構大変で、一番下まで下がった感じであった。そうなるとトイレが大変である。山荘まで戻らなければならないので、飲んだ後は息が上がってしまうのであるから・・・ (キャンプ代500円+トイレの使用料200円なので、遠慮なく使えるのは好都合であるが・・)

 一番下だから、静かそのもの。雪渓の水を求める一組だけが、テント前を横切っただけである。視界はないが、お酒は充分にある。 (途中、丸山ケルンで足の止まった「山ノ神」を勇気付けるために、一本のビールを分けて飲んでは来たが・・)

 でも、する事がなく。○本のビールと、2Lの清酒は空になってしまった。「夕方から、もしくは、夜間から晴れる。」 との私の予想は、無残にも外れ雨となってしまった。





 ■■■ コースタイム ■■■


 ■■ 同行者 ■■
       比佐恵