元 さ ん の 山 歩 き
唐 松 岳 (2,696.4m)
<富山県宇奈月町、長野県白馬村> 平成27年07月20日
唐松岳は、「山ノ神」の大好きな一座。
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八方山荘かを過ぎて・・・ |
長い木道が続く。 |
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八方ケルン前に残雪があった。 |
八方ケルン |
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白馬連峰展望図 |
八方池が見えて来た。 |
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時折、青空が開けるのだが・・・ |
ダケカンバの中を・・・ |
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多くの方々とのすれ違い。 |
まだ先は遠い。 |
万年雪なのだろうか、いつも雪が残っている。
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丸山ケルンが見える。 |
丸山ケルンの前にも雪渓が残っていた。 |
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丸山ケルンから山頂方面を眺めるがガスっている。 |
不帰ノ𡸴辺りの稜線が見えてくる。 |
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此処を抜ければ、すぐ唐松小屋だ! |
唐松頂上小屋前は賑わっていた。 |
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頭が隠れてしまったが、剱岳がステキであった。 |
山頂への稜線。 |
今までガスっていたのに、山荘の前に出て、一気に視界が広がった。
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唐松岳頂上山荘前で・・・ |
唐松岳山頂に向かう。 |
唐松岳山頂から不帰岳の𡸴を望む。
一足先に山頂へ。
ゆっくりと北アルプス山頂の雰囲気を楽しむ。(唐松岳山頂)
自然探索路・鎌池湿原のニッコウキスゲ
元さんの戯言・呟きから・・
7/20 今回の唐松岳行きは、半ば「山ノ神」に押し切られた感があった。どうしても、遠出したい「山ノ神」に白馬岳を提案したが、今の体力からして自信がなかったのか唐松岳になってしまった。「山ノ神」は、ビール付きだが、こちらは、行き帰りとも運転が就いて回る。
でも、今回は、いつもと様子が違い、自ら起きて 「行こう!」 と言って、私に声を掛けて来たのである。黒菱平からは、日帰りであろうが、キャンプであろうが、リフトに乗らず歩くので定番であったが、今回は、どうしたわけか、「黒菱第3リフトだけは乗ろう。」 と言ったのである。
リフト1本、しかも、行きの片道だけであるが、300円×2人であるから、「その分、ビールが買える。」 との発想であったが、何故か、なりを潜めたのである。結果的には、それが奏功し、やっとであるが、山頂に立てたのである。
雨こそ降らなかったが、ガスに覆われて展望は望めなかった。しかし、お花がたくさん咲いている事もあり、写真を撮りながらゆっくりと歩いた。ゆっくり歩いているつもりでも、「山ノ神」にしてみれば、結構しんどいものらしく、すぐに止まってしまうのである。
でも、シラネアオイやサクラソウなどを見付けると、山菜採りの時のように、俄然、元気が出るのであるから不思議である。また、声を掛け、声を掛けられたりして、下界とは違う歩きは、前を向いて足さえ出しておれば、いずれ着くのであるから・・・
「素晴らしい展望ですよ!」 と下山してくる登山者達が、口々に言ってくれたが、「まさか・・」 としか思えなかったが、唐松山荘に着くと、立山・剱岳が、でっかく聳えているのを見るに付け、ぐっとこみ上げて来るものを感じながら、誰かに(友人・知人)も見せてあげたい感情にかられた。
「山ノ神」にも、「早く来いよ! 隠れてしまうよ!」 と思わず叫んでしまった。でも、劇場の幕が降りるが如く、すっと、真っ白になってしまうのには、「あ~っ」 と、何処からともなく聞こえ、そしてまた、「ほらほら・・」 と、また歓声が湧くのであった。
山頂でも、山々の見え隠れするのが何度となく続き、しかし、積乱雲らしき黒い雲がやって来るに付け、いずれ降るだろうと予測しないではおれなかった。それでも、山頂に1時間ばかりゆっくりと過ごし、お山のてっぺんで楽しく過ごす事が出来た。
下山中、お花に夢中になっている女性に、「今日は、どの花が良かったですか? また、どの花がお気に入りですか?」 と声を掛けてみた。その答えは、私と全く違ったもので、「ウスユキソウ」 のようであった。その方が、またまた、私の山友の知り合いと聞き、またまたビックリ。
■■■ コースタイム ■■■
黒菱第3リフト7:10=探索路経由八方山荘(7:55~8:00)=八方ケルン8:45=八方池9:00=雪渓(10:00~20)=丸山ケルン(10:45~11:05)=唐松山荘(11:50~55)=唐松岳(12:15~13:15)=丸山ケルン14:10=八方池(15:00~05)=八方山荘16:00=探索路・鎌池周遊(16:20~35)=ゲレンデ歩き黒菱駐車場16:45
■■ 同行者 ■■
比佐恵