元   さ   ん   の   山   歩   き
唐 松 岳 (2,696.4m)
<富山県宇奈月町、長野県白馬村> 平成29年08月20日







9回目の唐松岳でしたが、必ずしも、展望が良いとは言えませんでした。
しかし、若い夫妻と暫しの間でしたが、楽しい時間を過ごす事が出来ました。





今回も、黒菱平から八方山荘間にある2機のリフトをパスして歩きました。!


年々、木道が整備されている。 ハクサンシャジン至る所に・・


八方ケルン たくさんの登山者と擦れ違う。


マツムシソウが愛らしい。 何だか大き過ぎるホタルブクロ。


扇雪渓には、まだ多くの雪が残っていて、休息の場となっていた。


丸山ケルンに来たら視界が広がった。 コーヒーで乾杯! ビールではありません。


何だか気の合った東京の小池夫妻に、コーヒーをプレゼント!


丸山ケルンから唐松山荘へ向かって・・ チングルマ 唐松岳は高山植物の宝庫です。


五竜岳と唐松岳の分岐。 正式名は、唐松岳頂上山荘。


唐松山荘から山頂を目指して・・ 今年も来ました。




不帰ノ儉・天狗ノ下り・白馬三山を眺める。


再び小池氏と山頂でお会いする。 「小池さん、ラーメンをどうぞ!」


無理やりに食べて頂いた感あり。 記念に3人で収まる。奥様も、いたらよかったのに・


雷鳥のお出迎えがあった。 下山路は、唐松山荘の上を行く。


丸山ケルンで一服。 八方池が見えて来た。


小池さん夫妻を探したが、既に下山のよう・・・ クガイソウを横目に見て・・・


長い木道を行く。 タムラソウ その先に白馬の街が見える。


八方山荘が見えて来た。白馬の街も・・ リフトに乗らず黒菱平に着いた。







  元さんの戯言・呟きから・・

8/20 雰囲気の悪い中、午前3時前に起きた。2時間程しか寝ていないが、やっぱり何処かへ行かなくてはならない。降らないと思うが、午後からのお天気が心配だったので、長い白馬岳より、安全策として、ちょっと簡単な唐松岳を選ぶ事にした。気まずい雰囲気の中、言わなくてはならないのは、「行く行かない?」 

 歩きは、リフトを横目に、いつもの通り黒菱平からである。下から歩けば、長く歩いただけ充実感があるような気がするが、「山ノ神」の歩きに陰りが出て来ている。でも、昨夜の気まずさから、黙って歩くしかないようであった。

 そんな中、東京の小池夫妻と、何となく言葉を交わしている中、我々のお節介もあってか、仲良くさせてもらった。また、曇りがちの中、白馬三山方面が、雲海の上に聳える様を眺めるにつけ、心も次第に和らいでいったのかもしれない。

 山頂からは、僅かな時間であったが、剱岳のてっぺんを望められ、ホットな気分になれた。前半は、五竜岳・鹿島槍ヶ岳が望め、後半は、不帰から白馬三山の山容眺められたのは、今日の予報からして、ラッキーだったとしか言えない。

 今日は、私の誕生日である。イヤなんであるが70歳になってしまった。なってしまったのは仕方がない。後何年元気でおれるかとか、先行きを心配していても仕方がない。今日からは、何事にも前向きに生きる事にしたい。病気なんかに負けておられるか? スーパー爺を目指そう。(なれるかもしれない。)





 ■■■ コースタイム ■■■
 黒菱平7:15=探索路経由八方山荘8:10=八方池9:10=扇雪渓(10:05~15)=丸山ケルン(10:35~11:00)=唐松山荘(11:40~50)=唐松岳(12:10~13:00)=丸山ケルン13:50=八方池14:40=八方山荘15:25=黒菱駐車場16:10

 ■■ 同行者 ■■
       比佐恵