元   さ   ん   の   山   紀    行
白 馬 岳(2,932.2m)
<富山県朝日町・黒部市・長野県白馬村>  平成29年08月28日






今年もやって来ました。





天狗ノ庭を通過。 雪倉岳が、デンと構えています。


カラマツソウ アキノキリンソウ


白いお花を落としたチングルマと白馬大池山荘。


夏の終わりを迎えようとしていたが、まだ若干お花が残っていました。


白馬大池と頸城の山々。


雲海の先に、唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳。


白馬大池から小一時間で船越ノ頭。 船越ノ頭から小蓮華山への稜線。


八方尾根が大きく見える。唐松岳の先に、五竜岳と鹿島槍ヶ岳。


「山ノ神」が行く。


ハクサンフーロと白馬岳。 白馬三山


イワギキョウ 小蓮華山 この先に白馬岳山頂がある。


トウヤクリンドウと雪倉岳。


先鋭に見える稜線。 小蓮華山からの砂礫の道。


三国境 (雪倉山・朝日岳方面との分岐) 小蓮華山方面を振り返る。


この岩場を乗り越えれば、山頂は近い。


山頂に届く前に、剱岳が隠れそうです。


白馬岳山頂へ・・・ トウヤクリンドウ越しに旭岳。


白馬岳山頂での 「山ノ神」


山頂でお会いした真木さんと田畑さん。
今春、赤祖父山でお目に掛かった事があったようだ。


白馬大池まで、まだかなりの距離がある。 今朝と違い白馬大池の水の色は、コバルトブルー。


チングルマと白馬大池山荘。






  元さんの戯言・呟きから

8/28 「明るい内に下山したい。」 との思いから、我家を午前1時半スタート。(でも、1時45分なってしまった。) もちろん、高速でなく、下道である。意外と道は空いていたし、朝日・糸魚川間に遅い車がいなかったから、平岩からの山道を、ゆっくり行っても、蓮華温泉には、4時半頃に着く事が出来た。

 支度に時間を要したものの、5時にはスタートを切れたのであるが、しかし、「今日は、お昼前には山頂に届く。」 との淡い思いも、天狗ノ庭や白馬大池へは、「えぇっ」 と思う程の時間を要してしまったのである。1時間・1時間で2時間。30分プラスしても、2時間半で白馬大池まで行けると思っていたのに、3時間半を要してしまった。当たり前なのかもしれないが、頭の中で、若い頃のタイムが離れないのかもしれない。簡単な食事をした事もあり、白馬大池を発ったのは9時である。

 特別 急かしたわけでもないが、時間の事を話題にすると、「山ノ神」が、だんだんと膨れていった。疲れては、カメラを出したり、擦れ違ったりする人との会話が始まる。後にいると、先に行け。先に行くと行ってしまったと言うのであるから、いやはやイヤになる。

 6時間のコースタイムなのであるが、近年二人で登ると、7時間近く掛かるのであるが、今回は7時間半でゴールである。 (午後0時半到着) 時間がないからと言っても、折角登って来た山頂からの展望を楽しまないわけにはいかない。しかし、普通は11時以降やって来ると、上昇気流の関係か、それとも、天気が悪くてもやってくるからであろうか、展望が悪くなってしまう。

 「山ノ神」のビール。そして、カップ麺を頂く時間を取った。隣の熟女から、声が掛かった。「何処かで会ったね。」 いろいろな山名を上げておいでたが、こちらは分からない。そして、とうとう赤祖父山の名が出た。そして、「元さん」も。そう言えば、赤祖父山で、「どっちへ行けば・・」 と、帰路を尋ねられたし、シェルターを見て感心しておられた様子を思い出した。「目が大きくて・・」 などとも言われちゃった。

 その熟女(田畑さん・真木さん)より先に下山に掛かったが、天狗の庭で抜かれてしまった。それでも、ヘッデンを使わないで降りれたのであるから良しとしよう。 



 ■■■コースタイム■■■
   高岡1:45=蓮華温泉(4:40~5:00=天狗ノ庭(7:00~05)=白馬大池(8:25~50)=船越ノ頭9:50=小蓮華山(10:55~11:00)=三国境11:40=白馬岳頂上(12:30~13:25)=三国境13:55=小蓮華山(14:35~40)=船越ノ頭15:25=白馬大池15:55=天狗ノ庭(17:00~10)=蓮華温泉(18:30~19:00)=高岡21:50 

 ■■■同行者■■■
            比佐恵