元    さ    ん    の   山   紀   行
福 寿 草(赤 祖 父 山)
<富山県南砺市>  平成24年04月16日






福寿草は咲き始めであった。





行き止まりの標識を無視して進む。いつもの所のゲートは、施錠されていなかったが、
しばらく進むと、残雪が行く手を阻んだ。林道歩きは、予想通りであるから苦にはならない。


砺波平野とゴルフ場、後方は医王山。 福寿草取り付き地点の林道の状態。



福寿草の咲く斜面から砺波平野を望む。


この雪の下にも福寿草があると思われる。 咲いたばかりの福寿草。



雪解けの進んでいる上部斜面では、かなり開花が進んでいた。


座り込んで、
斜面の小さな蕾に見入っている「山ノ神」
斜面を駆け上がり、
必死でシャッターを切る「山ノ神」


























  元さんの戯言・呟き

4/16 娘は何も言わないのだけれど、「山ノ神」は、「娘・孫が帰るまで、後2回しか休日がない。一緒に何処かへ行きたいとは思わないのかね? 少なくとも、一日ぐらいは・・」 と言われては、出掛けにくくなってしまった。

 久々の大明神山や長い林道歩きが伴うが恒例の僧ヶ岳へのテンションが低下し、お昼前に帰宅出来る山を考えなくてはならなくなった。最近出掛けている山を外すと、どうも計算が合わず、暗がりから出掛ける気も起こらなくなってしまった。そして、「もう、何が何でもは、止めたんでしょう。」 と、何処からなく聞こえて来るようになってはもうお終いである。

 「では、福寿草でも見てくるか?」 と言えば、あの「山ノ神」 が、「私も行く・・」 となる。「山に行かなくても・・」 と言っていたのであるから、どうも理解が出来ない。林道のゲートはなかったが、少し余計に車を進める事は出来たものの、残雪に阻まれ、予定通りの林道歩きが伴った。

 取り付き付近は、デブリでかなり荒れていたが、雪量からして、「まだ早いか?」 と思いながら急な杉林を登ったが、上部は咲き始めており、雪解け最中の所は、これからである。福寿草に特別の思いはないのであるが、じっと眺めていると、名の通り、何だか 「福」が湧いて来るような気がしてきた。何か良いことがあるかもしれないと念じる他ないであろう。

 午後から、娘や孫達と共に、5人で古城公園の花見に出掛けた。遠出よりも近くのきれいな桜を楽しむのも良いのではないかと思ったからである。大きなザックに食材・飲み物をぎっしり詰め込み、ブルーシートや銀マット、そして、折りたたみのイスまで担いだ。我が家から5~10分程度の距離にある公園であるから、格好など言っておれない。

 結果的には、知人が多く訪れ、家族の会話が少なくなってしまったかもしれないが、後日には、「何かした。」 という証拠写真が生きるのだと思う。まだ今週中は大丈夫だろうが、今日の日のような暖かい日があるのかは分からない。






  ◇◇◇コースタイム◇◇◇


   ☆☆☆ 同行者 ☆☆☆
               比佐恵