元   さ   ん  の  山  紀  行
赤谷ノ頭 (1,046.1㍍)
<富山県  上市町>




 「あかたにのかしら」と呼ぶのであろうが、富山では、谷の事を「たん」と呼ぶ事が多い。「あかたんのかしら」なのだろうが、山ヤは「あかだんのずこ」と呼ぶ。北方稜線の赤谷山と間違われる事が多いが、早月川に架かる伊折橋を渡って、伊折集落途中にある赤谷を遡った源頭にある。

 「越中の山々を登ることの難点は、山道がないことである。山仕事の上から必要であった時代は、それなりに山道があったが、文明の波はそれを不要なものにしたかのようだ。でも山はそこにある。」・・・「越中の百山」赤谷ノ頭を書かれた石坂久忠氏の一節であるが、今はまた逆に、林道が何処までも延びているし、登山道を開拓しているケースも多い。それが良いかどうかの評価は差し控えたい。



   
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