元   さ   ん   の   山   紀    行
大 日 岳(2,501m)
<富山県立山町・上市町>  平成20年06月02日



剣岳をバックに楽しい昼食




登山口。 今年は、高所では残雪が多い。 ハンノキ滝が見える。 猿ヶ馬場で小休止。

   何だか、登り始めから、山菜採りに興じてしまった。ペースが上がらず、
  これでは、本当に山頂に届くのかと、心配になってしまった。

可憐なニリンソウ。 ニリンソウの群落の中を・・ 橋ちゃん、ススダケをゲット! シラネアオイが・・


牛首辺りにある梯子を登る。 すぐに残雪が現れる。 大日平を行く。 一面残雪の大日平。


旧大日平山荘辺りから直接・・ 大日平を横断・・ 快適に大日平を行く。 斜面を登り始める。


大日平から直接稜線(コル)へⅠ 大日平から直接稜線(コル)へⅡ


大日平から直接稜線(コル)へⅢ 大日平から直接稜線(コル)へⅣ


コルから山頂へ 大きなクレパスを通過! 大日岳登頂! 立山方面を眺めながら・・


大日岳より剣岳を望む。


始めはちょっと、スリリング。 一気にコルから大日平へ。 鍬崎山を眺めながら大日平を行く。 アイゼンの脱着!




「6/2コラム(山つれづれ・・・より)」

6/2 楽しみにしていた「ねぎちゃん」と3人での蝶ヶ岳キャンプは、予報が悪く中止として、日帰りの大日岳とした。急遽、橋ちゃんが参加してくれ、またまた賑やかで楽しいものとなった。
 しかし、うかつにも、称名道路が、6月から夏時間に変わったと思い込んでいた事から、集合時間を1時間間違えてしまった。でも、その分、新緑に映える桂台の駐車場で、コーヒーを飲みながら、今までの山行などを振り返りる有意義な?山談義となった。

 予定行動時間が、13時間から11時間に短縮されては、気になるお天気もあったが、「登り切れるかな・・」 「食事時間が、なくなるのでは・・」 が脳裏を過ぎってしまった。
 しかも、この頃、「好山病・・」も山菜採りが人気で、いつの間にかペースダウン。猿ヶ馬場まで1時間を費やしてしまい、大日平まで2時間であった。

 しかし、その後が良かった。お荷物と思われていた「山の神」の頑張りもあり、昨春を上回るペースで 稜線に辿り着いたのである。好天とは、言えないまでも、剱・立山を含め展望は良し、まるで墨絵世界へのお招きであった。   山頂を踏み、風当たりの少ないコルに戻っての食事は、剣岳を屏風にした贅沢そのもの。

 早めに降りようと言っていたのに、下山開始は、やっぱり午後3時を回ってしまった。余裕の残り時間であったが、登りで検討をした山の神が、降りではブレーキとなってしまった。(雪が緩んでいるのに・・)

 それでも、旧大日平山荘辺りで、午後4時、木道が顔を出した辺りで、アイゼンを脱いだのが午後4時半くらいであったから、まだ余裕と思っていたのが、その後、またまた「山の神」がブレーキとなり、「橋ちゃん」と「ねぎちゃん」に、気を揉ませてしまった。慌て不為気ながら、ゲートを抜けたのが、丁度タイムリミットの午後6時となったが、無事戻れて良かった・・・。

 



 ■■■コースタイム■■■
 高岡4:35=アルペン村(5:20~30)=桂台(5:55~6:55)=称名駐車場(7:10~20)=登山口7:30=猿ヶ馬場(8:25~30)=牛首8:50=大日平9:40=稜線(コル12:25~30)=大日岳頂上(12:45~55)=コル(昼食13:05~15:05)=大日平(14:05~15)=登山口17:45=駐車場17:55=桂台18:00=アルペン村(18:30~35)=高岡19:40

 ■■■同行者■■■
        「ねぎちゃん」・「橋ちゃん」・「山の神」