元   さ   ん   の   山   紀    行
大 日 岳(2,501m)
<富山県立山町・上市町>  平成28年07月11日





「剱が見えた!」 大日岳と大日小屋とのコルに出て・・









駐車場で北ちゃんとねぎちゃんに遭遇。 猿ケ馬場で休憩。


牛首近くで・・・ 長い木道が続く平原を行く。


ポツリ ニッコウキスゲが・・・ 大日平山荘


大日平山荘に到着。 大日平山荘から、山頂に向かって木道が続く。


最初の水場。(飲まない方が良い。) ニッコウキスゲの群落があった。


最後の水場。 この大岩をぐるっと回れば・・


大日小屋が見えて来た。 もう一息です。


チングルマ 稜線(コル)に出て剱岳を眺める。


コルから山頂に向かう。 大日小屋を見下ろす。


チングルマと剱岳。


雲海に包まれる毛勝の山々。


剱岳も、ガスに覆われそうになった。


お決まりの大日岳山頂での記念写真。


山頂から剱岳を望む。 山頂から立山方面を望む。


どれだけ眺めていても剱岳は飽きない。 山頂から戻り、簡単な食事となる。


時間制限があったので、先に下山する事になり、別れの挨拶。


コルにいる仲間達を振り返る。 後ろ髪が引かれたが仕方がない。








  元さんの戯言・呟きから

7/11 「午後3時過ぎに駐車場に戻れるか?」 「果たして山頂まで行けるか?」 「どの辺で終了とするか?」 の他に、「私の膝は大丈夫なのか?」 など、多くの不安を抱えての大日岳行きとなる。

 早朝なのと飛ばした事もあり、ゲート前に20分も早く着いた。登山靴を履いていると、橋ちゃんがやってきた。5分前にゲートが開き、一番上の駐車場に入ったところに、北ちゃんとねぎちゃんが現れる。お互い「えぇ、どうして・・」 となったが、行動を共にする事となる。

 午後3時過ぎに駐車場へ戻りたいという希望があるため、何処まで行けるか? そして、同行のメンバーと、何処で分かれるか? との不安と期待が同居するスタートとなった。しかし、意外と速いペースに、大日平小屋に着いても、更に上を目指すのが、当たり前という雰囲気になっていた。

 「山ノ神」の頑張りがあったから、必然的に、そのような事になったと思われるのであるが、二人だけの山行であったなら、怪しいものである。この事で証明されるように、同行のメンバーに感謝である。最も、彼らが合わせてくれるから奮起するのかもしれないが・・・・

 でも、最後は、やや失速気味は歪めなかったが、大日岳と大日小屋とのコルに、辿り着けたのであるから万々歳であった。折しも、剣岳が待っててくれたかのように雄姿を現したのであるから堪らない。「此処で充分。山頂に上がれば休む(飲む)時間が無くなる。」 と言う「山ノ神」を残して、4名は山頂を目指した。

 刻々と変わる雲の流れと、高度を上げる毎に変わる角度を気にしながら、毎度眺めている剣岳であるのに、更に酔いしれてしまうのは何故? 山やる者、しかも、富山県人であれば、どうしても、崇拝するように剣岳となってしまうのであろう。

 本来なら、山頂でゆっくり過ごすのが当たり前なのであるが、暫しの時間を費やした後、「山ノ神」の待っているコルに降りる事になる。しかし、そこでも、そんなに余裕時間がなく、ちょっと口に入れ、ちょっと話をして、メンバーとの別れを惜しみながら、正午に10分程前に下山する事となる。

 長い下りである。二人になると、どうしてもお互い我が出てしまうからであろうか、ちょっとした事に虫の居所が悪くなり、またまたお互い単独行となってしまった。しかし、「山ノ神」苦手な所に来ると、そうは言っておれないから可笑しなものである。大日平でコーヒータイムを入れたとは言え、駐車場に戻ったのは、3時50分頃になって慌てたものの、ラッシュに掛かるわけでもないので、孫達の迎えには支障がなかった。





 ■■■ コースタイム ■■■
 高岡4:30=称名ゲート(5:45~55)=駐車場(6:05~15)=登山口6:30=猿ケ馬場(7:00~05)=牛首7:30=大日平山荘(8:20~30)=最初の水場(9:10~25)=最後の水場(9:50~10:00)=稜線コル(10:55~11:00)=大日岳頂上(11:10~15)=コル(11:25~50)=大日平コーヒータイム(13:35~50)=大日平山荘13:55=猿ケ馬場=登山口15:35=駐車場(15:45~50)=高岡17:10

 ■■■ 同行者 ■■■
            橋ちゃん・北ちゃん・ねぎちゃん・「山ノ神」