元   さ   ん   の   山   紀   行
キ ラ ズ 山 (1,187.8m)
<富山県富山市・岐阜県飛騨市> 平成20年05月12日





  私にとっては、10年ぶり二度目のキラズ山。何だか網の目のように、張り巡らされた林道に迷い、行ったり来たりで、登山口に、なかなか着かなかった事が記憶にある山であった。

 対岸の大高山に登ると、キラズ山が凄く大きく見える。いつか、もう一度登って見たいと思っていただけに、「待ってました。」 と、山菜山行に便乗したのであった。

山頂には、テーブル・ベンチが造れるような残雪があった。


車マークは、デボ地点。旗マークは登山口。


登山口のず~っと手前に駐車 杉林沿いに歩く。時には、その中へ 1時間20分後に、ようやく登山口へ


北ちゃん、天ぷら用にウドをゲット! 雨上がりで岩の上は滑りやすい どちらの踏み跡を行くか思案中!


キラズ山の三等三角点 高いところに登りたがるマキちゃん 展望を求めてヤブを漕ぐねぎちゃん


山頂付近から剣岳を望む 新緑がきれいだった 北ちゃん、ウドをゲット!





「5/12 コラム(山つれづれ・・・より)」

5/12 キラズ山・山菜山行に5名が集まった。集合場所を間違う者、大事な食材を忘れる者など、不安なスタートであったが、「何かが違う・・」 雰囲気は、すぐに癒しに変わる。あっちにふらふら、こっちにふらふらは、いつもの頑張りとは違い次第に目の色が変わっていく。

 「あった!あった!」 の嬉しそうな顔は、何の邪念もない幼き子供のよう・・
 山菜の名、ありそうな場所などは、その都度上手になっていく。コシアブラ・タラの芽・ウド・コゴミ・フキノトウ・ワラビ・ススダケ・イタドリ・ヨモギなどを採り山頂に上がった。

 標高1,188mのキラズ山には、殆ど雪が残っていなかったのであるが、しかし、その山頂には、不思議な事に、テーブルとベンチを作るだけの雪量があったのである。早速、採った食材で、天ぷらを揚げる。また太ると言いながら、手が伸びるから可笑しい。

 美味しいケーキとコーヒーで仕上げ、ヤブを掻き分け立山連峰を覗いたが、カメラに納める程ではなかった。帰りも山菜を探しながら、アハハ・・・、オホホ・・・いろいろな話をしながら楽しく歩いた。トランクに入らない程の収穫ではなかったが、新しく楽しい想い出をいっぱいザックに詰めて担いだ。そして、今度は、「フルメンバーで来たい。」 が、共通の思いであったに違いない。



 ■■■コースタイム■■■


 ■■■同行者■■■
    北ちゃん・まきちゃん・ねぎちゃん・山の神