元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650m)
<富山県南砺市(利賀村)>  令和02年01月05日




片折岳の先は、時間的にも無理であった。





利賀村百瀬では除雪が行われていた。 除雪最終地点から栃谷に向かう。


林道の積雪は25~30cm。 百瀬川に架かる鉄橋を渡る。


雪の重みで木々が倒れ、それを払い除けて進まなければ・・


栃谷から1キロ地点で・・・ 2キロ地点に向かって・・・


雪が多いように見えますが、例年に比べれば・・ ブナの原生林を通過!


片折岳からUターンして1キロ地点を通過・・ 1キロ地点でようやく食事が出来た。


帰りは登りほどでもなかったが、やはり枝を払い除けながら・・・




   元さんの戯言・呟きから・・・

1/5 利賀百瀬では除雪車が動いていた。除雪最終地点から栃谷ルートを選んだ。(積雪は約30cm) 覚悟はしていたが雪のアーチ(木々が倒れ込んでいる)に難儀した。2キロ地点近くになると、膝上ラッセルになった。もうこうなると金剛堂山の頂きなどを求めるに至らなかった。

 「山ノ神」には、片折岳(一服金剛)までとか、4時間は我慢してくれと頼んだ。しかし、山ノ神は疲れた上に寒さを感じてしまったのか、留まるとか戻るとか言い出したが、何かあったらダメだから、一緒してくれと再び頼んだ。そしたら、後からゆっくり歩いて来るというのである。

 片折岳に近付くと雪量が増え、木が倒れ込んで何処が何処だか分からない状態になる。そこへ「山ノ神」から電話が有り既に撤退をしていると言う。「えぇ~」となったが、「片折岳」の看板を探した。三脚を立て、膝まで潜ったがセルフタイマーで証拠写真を撮った。

 それからである。敵前逃亡の「山ノ神」を追った。なかなか捕まらなかった。「こんなのなら来るな!」 と言ってやりたかったが、なかなか言えない。当然、帰りの車の中では無言が続いた。



 ■■■コースタイム■■■
  除雪最終地点8:20=栃谷登山口8:45=1km地点(9:55~10:05)=片折岳(12:25~45)=1キロ地点(13:10~14:00)=登山口14:30=除雪最終地点15:00       

 ■■■同行者■■■
        比佐恵