元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650㍍)
<富山県 南砺市(利賀村)富山市(八尾町)>  平成20年02月04日~05日



何でかしら・・早めの設営となる。(一服金剛で)




 


スキー場に駐車して・・ 駐車場横から取り付く。 最初は急登!


一服して汗を拭う。 荷の割には快適な歩行が・・ ちょっと降って登れば、夏道に・・


唯々直登・・・ 快調な足運びだったが・・ 雪が舞って来た。


まだ歩き始めて3時間なのだが・・ 一服金剛の標識が見えてきた。 降雪が強くなって来たので、
簡易に荷置き場券待機所を造る


荷を纏めてからテン場つくり。 テント場の地ならし。 食事処の構築に入る。






◆ キャンプのもう一つの楽しみ ◇

食事処も雪に覆われ掛けて・・ まずは熱燗で・・(このポットがいい) ギョウザもあるでよ!


まずは牛肉を入れて・・ スキヤキになるとは・・ 早い者勝ちのよう・・


イワナを焼いて・・ イワナの骨酒 ふぐのヒレ酒


つづく



「2/4コラム(山つれづれ・・・より)」

2/4  やはり利賀は、日本有数の豪雪地帯である。スノーバレー利賀の積雪(200cm)が示すように、百瀬に入れば雪壁が続いていた。前日に参戦表明した吉尾氏が、テントを準備してくれるというので、私の外張りを含めたテント容量(4~4.5Kg)が、軽くなる事を期待したが、結果的には、1~1.5Kgしか減らなかった。(何故だろう?)

 25Kgと15kg(吉尾氏の荷は未測定)を担ぎながら、スキー場横からの斜面を登れるかの不安があったが、20cmの新雪があったものの、トレースに従って登れたため、1キロ地点まで、1時間半を要したものの意外と余力を残して登山道に達する事が出来た。

 高度を上げる毎に、そのトレースは風雪に消され、スノーシューを装着していても、膝まで沈んだ。しかし、二人と三人では、ラッセルに掛かる負担が全然違い、ゆっくり山行であったも、幕営地を、何処まで先に延ばせるかと思う程であった。でも、3時間半程経過した時点で、片折岳(一服金剛=2キロ地点と3キロ地点の間)。

 そこが、思案の為所であった。まだ2時間は行動出来る。思案山または、4キロ地点まで行けるのではないかと思えたが、風雪が強くなり、設営に要する時間と体力温存を考慮、また、空腹には勝てず、時間が余れば、偵察に先へ足を進める事にし、設営を開始した。

 しかし、思ったより設営と食事処を造るのに時間を要し、今日は予定終了で、明日は明日と、午後2時40分宴会に突入してしまった。スキヤキ・焼き物・パスタ・ヒレ酒・イワナ骨酒などなど、これだけ飲めるかなと思っていた3Lの清酒が、みるみる内になくなってしまった。

 だんだんと冷え込んでいく中、二次会はテントで・・ そんな折、今日、行き先を異にした山仲間から、「寒くはないか・・」 のメールが届いた。返信と思っても「圏外」表示で通じない。外に出て、間隙を縫せて短時間の通信とした。空を見上げると、先程来の降雪が止み、満点の星空、そして、砺波市・南砺市なのであろうか、夜景が見えた。




 ■■■コースタイム■■■
  一日目
 高岡7:00=スノーバレー利賀スキー場(8:50~9:20)=夏道1キロ標識付近10:40=一服金剛12:40
  二日目
 一服金剛キャンプサイト8:30=夏道4キロ標識付近9:50=金剛堂山(10:55~11:05)=一服金剛キャンプサイト(12:40~14:20)スノーバレー利賀スキー場(15:30~45)=高岡

 ■■■同行者■■■
        吉尾氏・山の神