元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650㍍)
<富山県 南砺市(利賀村)富山市(八尾町)>  平成20年02月04日~05日



視界不良の中、午前10時55分、山頂に立つ。




 


出発時は、まずまずのお天気だったが・・ 小枝の煩い所も・・ 南砺の山々を見渡せたが・・


新たな雪を、気持ちよく踏みしめて 遠くを見渡せ気分も良い。 ぐっと降りて、登り返す斜面。


金剛堂山の一番絵になる所を通過! 雪庇を気にしながら・・ 風雪が強くなる。


吉尾氏に、くっついて・・ 急登に、息が上がった模様。 先行するは、空身の山ノ神。


「大丈夫かな?」 と覗いている様子! 山頂に立つ(祠ぼ上部だけ見えた。) 視界なく、一時は戸惑った。


視界不良! 後方から眺めると、実に危ない! 快適に降りる。


降るのは早い。 恐る恐る・・・ もうちょっとで、キャンプサイトへ・・


キャンプサイトに戻ったら、薄っすらと、新たな雪が積もっていた。


テント撤収前の記念写真 撤収準備完了! 出発! 出発!


小雪の中を・・ スキー場駐車場への急斜面を降りる。 p.m.3:30 スキー場に下山。


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「2/5コラム(山つれづれ・・・より)」

2/5 やっぱり、あまり眠れず、夜が明けるのを待って外に出た。昨夜の星空が続くとは思わなかったが、まだ青空が残っていた。荷を少なくしてといっても、ある程度の荷を担がなければいけない。食料に、コンロ・コッヘル・タープ・シャベル・水・嗜好品など、寝具など除く殆どの物、そして、「山ノ神」は荷ナシなのだから、ある程度の重さになる。でも、確実に昨日の半分以下なのであるから、歩く事に支障がない。

 思案山の下りから、まだ大きくないが雪庇が出て来る。4キロ地点を過ぎてから大きくなって来る。そして、ブリザードのような烈風が伴うから、耳が千切れんばかりなり、シャッターを切るにあたって、手袋から手を出し、2~3枚も撮れば、指先が強烈に痛くなり、手を戻してもなかなか治らない。

 雪量は、高度を上げる毎に増え、山頂付近の雪量を期待していなかったのであるが、一面の雪原で、祠の頭が僅かに見える程であった。強風・低温では、とても長居出来るような状態ではなく、記念写真を撮って退散となったのであるが、ホワイト状態では、方向を見誤まる状態に一時陥った。何もかもを担いできたのであるが、それは致し方ないと諦めて、食事処を探す事になったが、勢いよくキャンプサイトまで戻り、2時間を費やす昼食となった。

 二度目のスキヤキに、ウインナーの炒め物、ホットサンド、うどんなどなど、そして、2本のビールを3人で分けたが、運転手は、一口だけ甘えた。その2時間も、雪はず~っと降り続き、トレースを隠さんとしていた。それでも、下りは快適なもので、軽くなった荷が手伝い、それこそ1/3の時間しか要しなかった。

 帰路の車の中では、装備の事を話ながらも、「山は泊まらなければ・・」 とその楽しさを結ぶものとなった。今回は、一番のヒットは、燗ポットの持ち込みであった。(所謂、居酒屋でやる、湯の中で、酒を温める手法)




 ■■■コースタイム■■■
  一日目
 高岡7:00=スノーバレー利賀スキー場(8:50~9:20)=夏道1キロ標識付近10:40=一服金剛12:40
  二日目
 一服金剛キャンプサイト8:30=夏道4キロ標識付近9:50=金剛堂山(10:55~11:05)=一服金剛キャンプサイト(12:40~14:20)スノーバレー利賀スキー場(15:30~45)=高岡

 ■■■同行者■■■
        吉尾氏・山の神