元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650㍍)
<富山県 南砺市(利賀村)富山市(八尾町)>  平成20年05月26日



栃谷から百瀬川を渡って・・




 「山菜採り」 「その下見」 など、各自それぞれの思いがあったのであろうが、このところは、多くのメンバー(仲間内)との山行に飢えてる感が強く、何でも良いから、一緒したいと思っていたのは、私だけではなかったハズ。久しぶりの田村氏とeiko女史に、思わず久しぶりと握手した勢いで、2週間ぶりの北ちゃんとも強い握手してしまった。


楽しく歩きながら・・ ブナの原生林を通過! 新緑に目を奪われた!!

 時期が早いのではと言いながら、ネマガリダケのヤブの中に入っては、「ない。」 「あった。」 と、はしゃいだ。その内、「わっ~。」 と悲鳴が聞こえたと思ったら、「長い蛇がいた。」 と田村氏が戯けたが、蛇の嫌いな私達は、一歩足が竦んでしまった。
 徐々に、ススダケの量が増えて行き、高度を上げれば、コシアブラ採りになった。ガケ状の所では、北ちゃんが、ここぞとばかりに、ウドを採りに行った。そして、タラの芽は少々と食材は揃った。


4キロ地点で・・ 食事処の残雪を求めて・・ 斜面を利用してのテーブル造り

 次第に、ブヨが、うるさくなって来たと思ったら、山の神がもう刺されていた。田村氏がネットを取り出したのを見て、「あっりゃ、忘れてきた。」 と気付く。食事時に、多くのブヨに覆われて、苦い経験がをした事が、何度もあるから、イヤな感じになった。「風が吹けば・・・」

今日の参加メンバーで記念写真 今回の楽しみでもあった天ぷらパーティー

 登り始めに山の神からの 「食材をゲットしてくれなければ・・」 の一言が奏功したのか、上手い具合に天ぷらの材料が揃った。「あはは、おほほ」 と何でも可笑しく楽しかった。これからの「好山病・・」の事も語り合い意義ある山行であったように思えた。

北ちゃん、ウドをゲット! 可憐なカタクリ 今日の食材




「5/26コラム(山つれづれ・・・より)」

5/26 前回のキラズ山(5/12)山菜山行の折、久しぶりにメンバー全員に、声を掛けようとなった北ちゃん提案の今回の金剛堂山。結果的に、仕事・所用などで合わず参加者は5名となった。それも、好山病・・富山支部で、夕刻から秘密会をやるから、早々に下山しなければならぬという条件付き。

 それでも、山中に、8時間もいたのであるから充分である。田村氏とは、今年2回目、eiko女史とは、2ヶ月ぶり。歩き始めから、その溜まったものを一気に爆発??? それが爆笑となって、ず~っと続いた。

 食べるだけ(お土産も少々)のススダケ・ウド・コシアブラに、ほんの僅かなタラの芽・疑わしきギボウシ・食べてみたかったお花を少々で、山頂直下の残雪上で、天ぷらパーティーとなった。

 テーブル造り職人(北ちゃん)の技が奏功したのか、それとも、同時に吹き出したさわやかな風が、もたらしたかのか分からないが、悩まさせたブヨが一掃され、尚更ムードが高まった。なれば、当然、次行く山の話題になる・・・・・・・

 我々の頭上を通過された男性を呼び止めれば、すっかり忘れていたが、昨春、シュンちゃんが、「大地」で落としたピッケルのスピッエーのプロテクターを拾って、我が家へ届けてくださった高岡の横田氏であった。僅かな時間であったけれど、その歓談を通じて、また何処かでお会いしても、話が弾むというもの。

 また今春、北ちゃん達が大熊山に出掛けた折、遭遇したという射水市の木場氏ともバッタリ!。山に友人・知人は、ぐるぐる回って、皆知り合いになっていくような感じである。気があって、仲良く出来れば、そんな良い事はない。




 ■■■コースタイム■■■
高岡6:00=栃谷登山口=(7:15~35)=栃谷から2キロの地点8:55=4キロの地点10:20=金剛堂山頂上11:05=山頂直下の食事処(11:15~13:25)=栃谷登山口13:24

 ■■■同行者■■■
        北ちゃん・田村氏・eiko女史・山の神