元    さ    ん    の    山    紀    行
金 剛 堂 山  (1,650m)
<富山県 南砺市(利賀村)富山市(八尾町)>  平成23年06月13日







~~ 体調不良を押して、金剛堂山に臨んだのであるが・・・  ~~


~~ しかも、荷を軽くして、ゆっくりゆっくり・・・ ~~


ゆっくりゆっくり歩いた。 でも、1キロ地点でかなり息が上がっていた。


~~ 「もうダメ。」 と、「山ノ神」は、私だけに登頂を勧めた。~~


ブナの原生林


~~ 2キロ地点で、「山ノ神」と分かれて独り歩きになってしまった。 ~~


すぐ、ターンして戻るのも何だし、
お湯を沸かしカップ麺を食した。
山頂は視界が悪かった。でも、30分もいると、
ちょっぴりだけ、奥金剛辺りが覗けた。




 元さんの戯言・呟きから

6/13 「夜に飲み語りの会があり、遅くとも午後3時まで家に戻りたい。」 という希望があり、一人なら大猫山へ、二人なら八尾からの金剛堂山か小白木峰などを考えていた。起きて来た「山ノ神」は凄い咳をし、身体も少々熱かった。それでも、「山に行く。」 と言う。

 「牛岳に落とすか?」 と提案すると、「慣れている栃谷からの金剛堂山なら何とかなる。」 と返す。「夜のイベントへの参加も、その後の状態を考慮して決めれば良い。」 と言うのであるから困った人である。身体を休めていれば良いのに・・・・

 家から登山口までの往復と準備・片付けに3時間。山中に6時間があるのだから行けないわけでもない。「山ノ神」の荷は形だけの物にし、ゆっくり歩く事にした。それでも、1キロ地点まで40分くらいで登ったのであるから、まずまずであった。ところが、次の2キロ地点までは、20~30歩毎に、いや、20~30秒毎に、ハーハー言って止まるのであるから、どの地点で引導を渡すかの判断だけになっていた。

 しかし、2時間も掛かった2キロ地点で、「山ノ神」の方から、リタイヤの宣言をした。そして、「私だけに、山頂まで行って来い。」 と言ったのである。山頂まで1時間、降りは1時間半、山頂の休憩30分を入れても、午後1時までに登山口に戻る事が出来るだろうとまで言うのであるから、飲料水と傘、そして、クマよけの鈴を渡して、一人で山頂に向かった。

 途中、ススダケが目に入り、ちょっとヤブの中に入ったが、唯々歩き続け、展望のない山頂には、午前11時前に到着した。ターンして、すぐに戻っても良かったが、せっかく来たのであるから、湯を沸かして、カップ麺を食べ、ちょっとばかりゆっくりする事にした。記録写真として2枚の写真も撮った。

 降りは、時計を見ながら、転ばないように気を付けた。そして、ピッタリの1時間半を要し、午後0時55分に栃谷登山口に着いた。コーヒーを沸かし一息付いて、「山ノ神」の顔をみれば、何となく精彩がないように受け取れたが、「山ノ神」は、良い方に向かっていると言うのであるから分からない。

 何もかもの用事を済ませ、午後5時半頃、「飲み語りの会」に出席のため、家を出発しようとしたら、近所の方の訪問を受けたり、電話が鳴ったりして、出遅れてしまった。当初は、下道で富山に向かうつもりであったが、時間を取り戻すために、小杉から高速を利用する事になり、IC付近でカードを挿入し、ゲートに近付いたが何の反応もなく、可笑しいと思い停車して、カードの入れ方を確認をしたり、「山ノ神」のカードと交換したりしても、無反応には参ってしまった。

 バックする事も出来ず仕方なくETCでなく、一般としてゲートを潜る羽目になってしまった。まあ~、ETCレーンに入る前だったから、まだ良かったか・・・・ (翌日、点検してみたら、接触不良のようであった。) 高速料金が少額であったとはいえ半額にならず、ポイントも付かない事に気分が良くなかったが、やや早めに会場の池田氏宅に着けて良かった。そして、楽しい宴が始まり、遅くまで賑やかに騒いでしまった。





 ■■■コースタイム■■■
 高岡6:30=栃谷登山口((7:50~8:00)=1キロ地点8:40=2キロ地点(9:50~55)=3キロ地点10:15=4キロ地点10:35=金剛堂山頂上(10:55~11:25)=栃谷登山口(12:55~13:30)=高岡15:00

 ■■■同行者■■■
        比佐恵