元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650m)
<富山県南砺市(利賀村)>  平成27年03月30日




金剛堂山から御嶽山の噴煙が確認出来ました。





旧スノーバレー利賀スキー場から・・ いきなり急登である。


宿り木に興味? ブナ林の間を行く。


利賀村百瀬を見下ろす。 片折岳(一服金剛)


片折岳から山頂方面を望む。 片折岳から降りて、手前への登り返し


ここを越えれば4キロ地点。 私の荷を担いで歩き出した「山ノ神」


崩落箇所を横目で眺めながら・・ 4キロ地点から山頂方面を望む。


山頂までもう少し。「ガンバレ!」 山頂の祠横で暫しの休憩。


剱岳も眺められました。


噴煙を上げた御嶽山も眺められました。


山頂での一コマ。






   元さんの戯言・呟きから・・・

3/30 時間制限下の山行は、毎週出掛ける事もあり、行き先選びに難儀する。殆どが平日だけに、いつも高速を使うわけにはいかないから、県東部の山には、どうしても行き難くなる。そして、如何に同じ山へのカウントを意識していても、飽きて来るものである。

 そんな折、何もかもを満たしてくれる山として、金剛堂山を選んだ。「登山口まで意外と時間が掛からない。」 「標高がある。」 「雪量が多い。」 「その気になれば、山頂までの時間が、それほどでもない。」 などなど。

 しかし、本当のところは、二人とも咳き込んでいて、行くような状態ではなかったのかもしれないのですが、「山に行けば治るような気がする。 「行かなければ、次の山行に支障が出る。」 などを口実に、今回も行ってしまった。

 ピーカンで無風状態。人影がなく、山頂では素晴らしい展望が広がっている。などの事を思いながら、早く登らなければと、「山ノ神」を急かすのであるが、一向にペースが上がらない。それどころか、勝手に休んでしまうのだから困ってしまった。

 「また、途中で止めてしまうのか?」 「早く行かないと、休憩している時間がなくなる。」 と複雑な気持ちになる。4キロ地点で、「山ノ神」が先に進んだので、山頂に行けると思ったが、「山ノ神」の足取りが覚束なかった。私が先に行って、何かトラブルがあっても困るし、離れずくっつかずを保つしかなかった。

 それでも、4時間余で山頂に立てたのだから、この上ない喜びである。山頂には、スキー場から登り、その峰々を伝って来られた大阪のカップルが休んでおられた。挨拶を交わし、その自慢話を少々お聞きした後、我々が登って来た所へ滑り込んで行かれた。

 4時間を費やしては、休憩時間が少なくなってしまう。それでも、「山ノ神」は飲まずにおられない。それも2本であるからして、私の気分は良くない。その後の行動に支障がなければ良いのであるが、「もう、次から来なくてよい!」 と言いたくなるのだから・・・

 帰路は、午後5時15分を過ぎてからのスタートであるから、どんなに飛ばしても限界というものがある。居残り組の一番最後になってしまった孫達に申し訳ないと思うが、もう少し、何とかならないのかと、「山ノ神」に注文を付ける羽目になってしまった。



 ■■■コースタイム■■■
  旧スノーバレースキー場9:40=片折岳(一服金剛11:50)=4キロ地点13:05=金剛堂山頂上(13:50~14:55)=4キロ地点15:15=スキー場(17:05~15)     

 ■■■同行者■■■
        比佐恵