元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (片折岳)
<富山県南砺市(利賀村)>  平成30年12月16日




今回は、残念ながら、片折岳まででした。





除雪最終地点に車をデボし、栃谷登山口に向かう。 恐る恐る百瀬川に架かる橋を渡る。(栃谷登山口)


ちょっと気取って・・・ なかなかピッチが上がりません。


随分と時間が掛かりました。


~~ ブナの原生林 ~~


とてもじゃないですが、山頂には届かないと思い片折岳でストップです。


雪量がなく、雪質もフワフワで、思うようなベンチ・テーブルが出来ませんでした。


~~ 潔く退却です。 ~~


何やかんやと言っても、降るのは早いものです。




登山口に着きました。 まだ、林道歩きが残っています。






   元さんの戯言・呟きから・・・

12/16 2週間前の金剛堂山とかなり雪量が違っていた。でも、まだまだの状態。それでも、登山口の栃谷まで車が入れない程の雪量。(40~50cm)しかも、車デボ地点で気温-9℃だから、素手で何かをしようとしたら、手が痛くなってしまう。

 百瀬川に架かる鉄製の橋の手すりが外されているが、慎重に渡れば問題はない。高度を上げれば雪量が増える。登山道は凹だから、当然雪が深い。そして、小枝が倒れているから、払い除けなければいけない。時間は、どんどん経過して行く。

 栃谷から2キロ地点までに要した時間が、登山口の橋を渡ってから3時間。車から3時間半程掛かってしまっていた。山頂まではダメかとは思っていたが、4キロ地点前の思案山くらいまで行けないかとの思いも途切れ、片折山(一服金剛)でストップとなった。

 予報はピーカン。冷え込むと思っていたが、いざ来てみると曇りがち。そして、上部では、物凄い風が吹きまくり、雰囲気は良くなかった。食事をしようかどうか迷ったが、その雰囲気を写真に撮ろうと、タープを張ろうにも飛ばされ気味、雪質はパウダー状でブロックにもならない。

 しかし、そこは根性を出して、極寒の中で、震えながら食事を試みた。(引き返してしまう選択もあったが・・) なかなか積み上げられない雪であっても、それなりに壁を造った。しかし、軽いものは吹き飛ばされるし、素手で作業をすれば痛いほどの寒さ・冷たさ。何でここまでかもしれないが、雪上を長く歩きたくて、選んだ山だから仕方がない。

 そのような状態でも、下りはそれなりに早い。雪量は少ないと言っても、ショートカット出来る程はある。早く降りれば、天竺の湯に入ろうかと言っていたが、車に戻ったら午後4時を過ぎていた。朝方の道路は、ツルツル状態であったが、気温は上がり問題はなかった。日曜だから、どれだけの人達が登って来るかと思っていたが、結局は、誰も来なかった。冷え込んだ早朝の利賀へは、やっぱり怖いかもしれないネ。







 ■■■コースタイム■■■
       

 ■■■同行者■■■
        比佐恵