元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650m)
<富山県南砺市(利賀村)>  平成31年02月25日





























































   元さんの戯言・呟きから・・・

2/25 「明日、何処へ行くの?」 とマキちゃん。遅々更新した当欄の記載(金剛堂山)に、「私も行きます。」 と言ってくれた周さん。仲良くしてもらえる山仲間に感謝である。そのお二人とは、お昼過ぎに山頂でお会いする事が出来た。「本当に来るのかな?」 「もしかしたら、一緒かも」 などと思いながら、今日も大きなシュークリームを4個用意した。

 今は、朝の制限が殆ど無くたった事から、「夜明けと同時に歩き始めたい。」 と言っていたが、なかなか思うようにはならない。「山ノ神」の脚力の事もあるが、お天気の良い時は、ゆっくり歩きたいという思いがあるからである。ちょっと遅くなったとは言え、カチカチの急斜面を登るのであるから、緊張感と、スノーシューの刃が雪面に刺さる小気味良さが同居する。

 沈まないから、その分早く登る事が出来る。でも、事はそう上手く運ばない。心臓がバクバク。そして、汗びっしょりである。「山ノ神」に、「早く早く」 とは言えない事情から、コーヒタイムを設けるしか無い。私は、コンロやガス、コッフェルなどを、ザックから出す事を、そんなに面倒とは思わない。出来れば、ゆっくりと、山と対峙しながら親しみたい方である。でも、単独行になると、面倒になるのか、ザックから物を取り出したり、腰を降ろさなくなる。

 時間制限下で、山頂にタッチして戻らなければならないのは、好天の時ほど、もったいない事はない。(もちろん、そうしてでも、行きたい時もあるが・・・) 帰宅しなければならない時間があるのなら、もっと早く、暗い内から歩いても良いと思っている程だから、寝坊助の「山ノ神」とは意見が合わない。

 早く山頂に着きたいとの思いがあるものの、先に二人に、片折岳までには追い付かれたくない。いや、4キロ地点まではとなっていったが、展望が広がる様には、カメラのシャッターを押し続けてしまう。それほど素晴らしいお天気であった。少雪であっても、奥深い山中に入れば、それなりの雪量はあり、まだまだ雪上歩きが楽しめる。

 それでも、4時間程で山頂に着く事が出来た。たっぷり時間がある。風除けの穴を掘るのであるが、祠周辺では、風の通り道のせいなのであろうが、雪面は硬い。それでも、この作業は嫌いではないだけに、きれいなものになるよう心がけなければならない。そして、私は、軽く食事をして、後はコーヒーを飲む事くらいしかないのである。

 ならば、30分もあれば、中金剛(最高点)まで行って来られる。それこそ、ルンルン気分である。その頂に着いた頃に、山頂(前金剛)に人影が現れた。「お~い」 と声を掛け合い手を振った。私達は、2時間半程の山頂滞在であるが、お二人には、ゆっくりされた感はなかったかもしれない。(申し訳なかった。) でも、下山時は、展望を楽しみながら、いろいろと会話をしながら、予定の時間内に車に戻る事が出来た。





 ■■■コースタイム■■■
       

 ■■■同行者■■■
        ガリ君・「山ノ神」