1/31 迷った挙げ句大辻山にした。芦峅の積雪が多いと聞いていたが、「国少の家」 付近に来ると流石だと思った。その多い雪量に先行者の物と思えるトレースがあった。これなら山頂に届くかもの期待を持たせてくれたが、来拝山へのものだった。

 膝下ラッセルなら何とか足が動くが、だんだんと雪量が増えて来ると、膝ラッセル・膝上ラッセルになると、足の回転が遅くなり、休憩を挟まなくてはならなくなる。ライオンズの森手前で後続者が現る。4人で交代しながら前を進むが、その強者達に着いていけない。

 後からお名前をお聞きしたが、オールドファンなら分かると思うが、妖怪大猫の一味?の林氏、もう一方は、マラニックにも参加されたという犬嶋氏で、ストックもなしで猛烈なラッセルをされる方であった。

 長尾峠、もしくは長尾山で終わりかと思っていたところ、お二人のお陰で奥長尾山まで行ける事が出来た。本当に感謝である。コーヒーを飲みながらではあったが山談義となる。余計な話を聞いて頂いたりして本当に楽しかった。

 大辻山の山頂には届かなかったが、それに代えがたい山行となったような気がした。明日は晴れる予報である。大地に心は向いている。その大地に行ってきたという情報が入っている。(朝日小川ダムから)



1/30 今朝の積雪は10cmくらいであった。日中は、吹雪いたと思ったら陽が差したりして、あまり分からないお天気だった。寒気が弱く所々に雨雪を降らす雲があっても、途切れるから、そんなに降らないようである。

 私の休日は、明日から3日間であるが、当初予想よりも少し良くなった気がする。果たしてどうなのか? ちょっとだけハードルを上げたい。「もっと朝早いの?」 とイヤな顔をする人がいる。



1/29 大雪の予報であったが、今朝は殆ど降らなかった。日中も殆ど積雪に至らなかった。夕方になって、積もり始めたが、さほどのの雪量ではない。しかし、起きてみたら大雪だったケースもあるから油断は出来ない。



1/28 今度の私の休日(1/31~2/2)は、あまり良くない予報だ。陽が長くなるに連れ何処へでも行けるという気持ちになるだけ、「またかよ!」 と気勢が削がれてしまう。でも、予報というのはあくまでも予報で、早まったり遅れたりするし、全く違ったものになる事だってあるから、3日間の内に、良い時もあろうと心を宥めるしかない。

 今春は3回のキャンプを目論んでいるが、思い通りにいくかどうかはわからない。雪中の一人キャンプは寂しい。夜の食事がつまらなくなるから。 (一人だと、すぐに終わってしまうし、飲み過ぎ食べ過ぎになってしまう。) 最近の「山ノ神」は、自信を失い萎縮している。ならば、過去に同行してくれた有志に問うてみよう



1/27 私が初めて大地に登ったのは、H.11.03.01である。それまでは、大地の事は余り知らず、初雪山に登るに付け、大平川を遡り寝入谷から入り、最後は大斜面を登るものであった。朝日小川ダムから初めて大地の山頂に立った時の感動は、未だに鮮明に残っている。(当時の記述を読んでも、それが伝わってくる。)

 それ以来、大地・初雪山に心底惚れてしまった。毎週でも行きたいのが本音であるが、この頃は、やっぱりお天気を考えて登るしかないと思っている。それでも、降雪後もあるし、腐った雪もある。でも、美しい大地山頂からの初雪山が好き!

 今までと比べて、段違いに山行日が増えたのであるから、可能性が増えている。しかし、昨年は、少雪で3回しか行けなかった事を思えば、保証されているわけでもない。でも、毎日が日曜日でないから意義があると思い込んでいるのは、私の独り善がりかもしれない。



1/26 聞かれもしないのに大地・初雪山になると、余計な事を言ってしまうらしい。「大好きなんです。」 「雪庇が発達している白い山が好きなんです。」 ついつい熱くなってしまう。深雪の時も、吹雪の時も、雨の時まで出掛けていた。足が上がらず挫けそうになった時もあれば、雪庇を踏み抜いた時もあった。下山時に、とんでもない所へ降りていった事もあった。

 朝夕の景色が見たくてキャンプも何回かある。荷がなくても、また、強者達とのパーティーであっても、6時間で大地に届かなかった事もあった。時間がなくて、ヘッデンのお世話になった事もあれば、夕方の光景を見たさに暗くなってしまった事もある。

 私からしたら、大地山のシーズンインである。2ヶ月しかない。きれいな初雪山を見るには期間も限られて来る。(歩きやすいとは違う。) 今年も当然大地キャンプを目論んでいる。(昨年は3回出掛けたが、キャンプは出来なかった。)

 昨年から休日を増やしたのであるが、少雪のため?大地行きは3回しかなかった。50回目標であったが、現在54回まで来ている。ここまで来れば100回を目指したい。お天気なら毎週でも行きたい私である。しかし、ヘタれて来ているだけに、重荷を如何に担ぐかである。嗜好品を減らす、水は雪を溶かすにすれば、かなり軽減されるのであるが、私の山行スタイルは、万が一のための装備、そして、美味しい物を食べて楽しむ、出来たら暖かくと欲張りそのものである。やっぱり先に荷揚げとなってくるのかもしれない。

 強者達と一緒するのも良いのであるが、ペースが違うから迷惑を掛けてしまうかもしれないし、余裕がなくなって自分の楽しみ方が出来なくなる欠点がある。自分の思い通りにしたければ、何事にも耐え忍ぶしかない。  大地キャンプと共に、まだ達成していない2月の初雪山に行ってみたい。それには、体力の他に幸運が伴わなければ、その希望は達成できないであろう。どれだけ歩きやすくなっても、ヒゲが生えた初雪山にはあまり興味はない。(雪が少なくなって、木々がたくさん露出する状態。)



1/25 予報は良いので満を持して高落場山へ。しかし、一向に良くならない。それでも、時々青空が覗くという空模様。「山ノ神」とでは、かなりの時間が掛かるつもりであったが、先頃から強者達が登られたトレースに助けられ (それでもガタガタ・強者達の爪の跡) 私達としては、まずまずのタイムで山頂に辿り着く事が出来た? 唯、降雪がなく、しかも高温では、神秘的なブナ林として感じる事が出来なかったのは残念! でも、これからも、まだまだ通うつもりですから、 (まだ35回、50回を目指しますから・・) そんなに悄気げる事もなかろう。

 山頂の雪量は多い。背丈程掘っても、まだ地べたには届かない。これからお天気が良くなる筈だからと思いタープは張らなかった。そんなところに、一人の男性が現れた。誰かと思ったら、八乙女山でよくお目に掛かる高木氏であった。県西部の山には詳しい方だけに、山座同定に耳を傾けた。最後は一緒に山を降りた。



1/24 大辻山を目論んでいたが、朝方は雨。じっと堪えて千石城山に変更する。冬ルートは雪量が少なくなって来てる上に腐っていて歩き難くなっていた。稜線に出た所で、下司女史が、ひょっこり現れてびっくり。そのまま一緒に山頂に。

 同女史は、何か用事があるという事で早々に立ち去られた。でもお会い出来て嬉しかった。登って来た所を降るのはイヤだという「山ノ神」に夏道を辿る事にした。しかし、どれもこれも、稜線から降りたもので、夏道はノントーレス。大した事はないだろうと進んだが、ちょっぴりルートから外れてしまった。

 ガスが立ち込めて分からなくなったのである。登り返す事にしたのだが、結構しんどい。ちょっとばかし、左に入り込んでしまった感があったので修正して再びチャレンジ。事なきを得た。しかし、最後の最後に、「山ノ神」がハマってしまい動けなくなってしまった。

 腰まで沈み底の木々にはまり込んでしまったのである。そうなれば、こちらもスノーシューを外して、シャベルの出番となった。後続者(最後の人)は複数でと、いつも言っているのは間違いない。さっさと行かれてしまっていたら、どうにもこうにもいかないのであるから。



1/23 「何かいい事がないかな~。」 と言っていたら、「いい事と昼間のおばけには、なかなか会わない。」 と、いつも親に言われていたように思う。だから、普通が一番なのかもしれない。その普通も、人それぞれで、何が普通なのか分からない。

 飽きないのは、「白いご飯と仕事」 とも言われた。今はその通りだと思うようになってきている。「何で・・」 「どうして・・」 も大事な事かもしれないが、欲を出さないで、尽くす事だけを考えておれば、何かが向こうからやってくるような気がする。

 山歩きも一緒。目標は大事であるが焦る事もない。競技スポーツではないので、マイペースでの行動が良い。勝つ負ける、良い悪いなどはない。あるとすればマナーかもしれない。でも、完璧な事は出来ないから、何か一つでも良い事(手助けでも) をすれば、差し引きナシにならないかな? まずは困った人を見掛けたら、声を掛けるから・・



1/22 自粛・辛抱・我慢のキーワードが渦巻いている。そんな事もあって、山で出会う知人以外全く集いがない。 (ちょっぴり寂しい。) でも、ちょっと身体を患っている方には充電期間になるかもしれない。

 そんな中、私の休日に薄日が差してきた。お天気周りが良くないと嘆いていたら、いつの間にか上方修正である。まだ時間があるから、どうなるか分からないが、なんだか気持ちがワクワクしてきた。そう言えば、今年はまだ1,000mを超えていない。



1/21 東京の姪と長電話(LINE電話 51分)になった。姪は、登山に関してはビギナーだから、雪山なんてとんでもないと思っている。また、何をおいても山へのライフスタイルは狂人に他ならないだろう。

 偏見もあり今はダメかもしれないが、私は姪に雪山歩きを誘ってみた。1月や2月上旬は、危険な所に行こうと思っても行けないし、ちょこっと雪上を歩くだけなら、雨具と防寒着を持ってこれば、後はこちらで準備するとも言った。

 ローカットのトレッキングシューズはダメかもしれないが、長靴を買う事で補える。そして、足が冷たくなれば引き返せばいい。後は富山の美味しい物を食べればいいのではである。真っ白な雪上を歩かせて上げてみたい。



1/20 コロナ禍で仲間との山行がなかなかうまく出来ない。山行も不要不急なのかもしれないが、トレーニングジムに通っていると思えば理屈に合うような気がしているがどうだろう。仮に大声でお喋りしたとしても、換気は大空で大丈夫だし、” 弱たんま ” 来ているとは思えない。

 このところの私は、「山ノ神」との低山歩きが多い。元々「山ノ神」は口数が少ない。そのところへ、言葉のやり取りで諍いが多いから、ついつい、だんまりになる。また離れて歩く事が多いから、濃厚接触者とは程遠いように思っているが如何に?

 そんな私でも、一週間前から喉に違和感がある。熱はない。痛くもない。只、何かの拍子に咳が出る。でも、一日に1~回程度。コロナだったらどうしようと、脳裏を掠めるが、食欲もあるし、味覚もある。毎日長時間除雪もやっている。もちろんお酒も浴びている(笑)



1/19 今朝の除雪は、水っ気を含んだ重たい雪で結構苦労した。それにしても、私の休日の天気周りは良くない。明日は、かなりの低温だが晴れる予報だし、明後日も晴れのようだ。しかし、次の日曜・月曜は、またまた良くないのである。

 じっと我慢であるが、私は必ず帳尻が合うと信じている。そうなると、陽の短い1月よりも、大地行きに掛けている私には好都合となる? 何事も我慢!(忍耐と寛容) もうすぐ冬至から1ヶ月。朝夕の夜明けや日の入りが30分は違ってきた。これからであるが、雨マークの多いのには意気消沈しなければならなくなる。



1/18 雨や吹雪、または高岡の新規積雪が15cmだったら中止にするという条件で高落場山行きを昨夜決めた。午前5時半時点で10cmあるかないかで雪が降っていた。道路積雪情報では、五箇山の梨谷での新たな積雪は15~20cmだった。思案のしどころである。

 しかし、「山ノ神」は起きて来ない。ずっと起きない。五箇山トンネル前を、午前7時半から8時までにスタートしないと、とてもじゃないけど山頂に届かない。そんな「山ノ神」に愛想が尽きて、諦めながら軽めの食事をした。「行きたくなかったのだろう?」 という言葉を投げ掛けたが、それ以上言うと、また諍いになるから止めた。

 結局、またまた八乙女山にしたが、閑乗寺からもう雪がいっぱい。そして、降っていた雪が止んで青空まで覗くではないか? でも、それも束の間で、また降り出した。トレースはしっかり着いているものの、階段などは、その姿形がない程雪量が多い。今年3回目となったが、もちろん一番の積雪である。

 久しぶりにすれ違いではあるが、浅山君にお目に掛かった。私の子供のような年齢であるが、やっぱり元気である。先のトレースも彼らのものであった。東屋が、もう少しで雪に全部覆い被さってしまうような雰囲気である。流石にまだ東屋の屋根に登れるようではないが、このまま降り続けばそうなる事請け合い。

 東屋の入口も降りるように入らなければならない。東屋の周囲が雪に覆われているため風が吹き込まず、暖かくはないが寒くはない。「山ノ神」の今日は、ここまでというので、コーヒーを飲んでから、最高点と三角点の周遊に出掛けようかと思っていたところに、八乙女山の主のような方・直江氏がやって来られた。そうなると、次から次へと、八乙女山に関する話が出て来て、私もここまでとした。

 雪はどんどん降り続いた。明日までに、かなり積もりそうである。3人で一緒に降ることにした。途中、目も開けられない程の風雪になったり、杉の木からの落雪に見舞われ雪だらけにもなった。また下雪が固く、その上に新雪が積もって足を取られる事もあった。直江氏とは、3度目の出会いであるが、本当に元気な方である。(昭和12年生) 



1/17 遅いスタートとなったが、雪量はたっぷり。しかも、しっかりしたトレースが着いている。最近、山に執着心が無くなりつつある「山ノ神」のペースに合わせてゆっくり歩く。気温はあまり上がらなかった事もあり、樹木に着いた雪がきれい。神秘的と言って良い。

 祠のある山頂から、避難小屋に向かう時、若い5人パーティーとすれ違いざまに、声を掛けてもらった。「tosinagakun」 「元さん」 「山ノ神」 とである。何人かの方は、YAMAP上で、また他の山頂でお会いした事があるようだし、擦れ違った事もあったようだ。

 どちらにしても、随分と持ち上げてもらった。私達の歳を加味しての事だろうが嬉しかった。短時間であったが、いろいろな山の事を話した。またお会い出来たら、もっと(嫌がられない程)お話したいと思ったが、それもこれも元気でいなければである。あまりにもゆっくりであったからか、車に戻ったのは、陽が落ちかけていた。



1/16 山に行けなかった僅か一週間の事であるが、モチベーションが下がったのだろうか、何だか随分時間が経ったような気がする。「大雪に見舞われたから」 「不要不急の外出を控えなければならないから」 などと、言い訳を並べられるが、残念ながら、どうしてもの力が働かなかったという事なんだろう。

 明日は、再び雪の予報である。その気力からして、とても無理な山行は考えられず、ヤワヤワと歩いて来たい。同じ山でも仕方がない。歩ける事を確かめて来る。



1/15 今日は良いお天気だった。羨ましいが仕方がない。明日は雨で、今度の日曜・月曜は雪のようである。先日の休業日は除雪のため山に行く事が出来なかったからか、モチベーションが随分と落ちている。そんな事を思うと持続・継続というのは大事な事だと思わずにはおれない。



1/14 そこたらじゅう痛い。連日の20,000歩超えでは当たり前か? 日頃使わぬ筋肉が悲鳴をあげている。山に行かれない寂しさは、もうどうでも良いとなったらオシマイだ!



1/13 今日も除雪に明け暮れた。何としても来客用の車が停めれるようにとの思いである。しかし、隣接の駐車場の除雪が行われていなく相互乗り入れに至っていない。独自で2台分確保が目一杯というところ。

 隣の駐車場(真横)のオーナーが、小型の除雪機を持ち込んでいたのであるが、雨になったり気温の上昇から上手く作動しなく、軽四で撤去作業(車に詰め込む)をやっていたが、なかなか上手くいかない。それを見ていたら、手助けしないわけにはいかない。要領が分からずなかなかであったが、最終的には上手くいき感謝された。あまり言葉を掛けた事がなかったが、これでまた仲良くなったような気がする。私は、だんだん仏様に近付いて行っているのかもしれない。(笑)



1/12 私には、「休日は山に・・」 「大地に行けなくなったら山は止める。」 「80歳になっても、雪中キャンプを出来るようなら、ちょっとは自慢したい。」 などの思いがある。でも、最近、” 重荷を担いで登れるのだろうか? ”  ”「山ノ神」をフォロー出来るのだろうか?” などと自信が揺らいで来ている。

 今日、隣の大きな駐車場の雪を道路に出している若者がいた。その隣ビルのテナントの塾講師であった。私は、「それは不味いんじゃないの?」 と言ったばかりに、その駐車場の除雪を手伝う羽目になってしまった。でも、歳はいっていても要領と馬力は負けなかった。「感謝!感謝!」 の言葉をもらったが、果たしてこれが山登りに通用するかである。



1/11 毎日毎日の除雪に些か疲れが溜まっているが、それでもやらなければならない。隣の駐車場で、雪に埋もれている車を掘り出そうとしている若い女性がいた。どうみても装備が良くない。(樹脂のシャベルだけである。それも変な形をしている。) 思い余って、いや余計なお世話であったかもしれないが、スノーダンプとスコップを持って手助けをしたが、あまり 「ありがとう 」の声が聞こえて来なかった。シャイなのかもしれないが、「困った人を見掛けたら、助けてあげてね。」 と言ったら頷いていた。

 そんな事より、私の車を脱出して、店横まで持って行きたかったが、除雪幅がギリギリな上に曲がり切れず、またまた重労働を強いられてしまった。その脱出劇が終わって、店横駐車場に車が入りやすいように壁を削っていると、娘がやってきて、周囲の状況の偵察とか何とかを終えたところだと言った。

 そんなところに、我店から、県道(旧8号線)に出る小さな交差点で、車が断続的にスリップを重ねていた。それを取り除こうとなったのであるが、凍っていて、なかなかの難作業であった。スコップの刃が立たないのであるから多くの時間を要した。「警察の方」 と間違えられもした。でも、今日は、「良い事」 を2つした。これで、行いの良くない私であるが、神様帳消しだよね!

 「不要不急の外出は自粛」 をネタに、私の山行を懸念されていたのであるが、車はダメでも、歩いて二上山への気持ちは残っていた。でも、道路状況をみると、歩道の除雪が行き届いていない。これでは危険だし交通の邪魔にもなると諦めてた。 「休日は山に・・・・」 は、途切れてしまったが致し方ない。昨日、除雪の手助けをしてくれたムコ殿と「山ノ神」は、当然の如く疲れてダウン。



1/10 朝早く起きて車の対応をした。車の腹がつかえている上に、その雪塊は凍っている。私は、昨夜同様腹ばいになって、それを取り除こうと思ったが、なかなかであった。最後はピッケルまで持ち出し、少しづつであるが削った。ようやく動いたと思ったら、今度は道幅がギリギリで、曲がろうとすると、雪壁に擦ってしまう。お腹から胸ほどまでの雪壁を、また削らなければならない。くたびれた。

 今日は、娘夫婦、そして、「山ノ神」も除雪に協力をしてくれた。要領が悪くても、人手があると作業が捗る。私は、車に執着したが、今日の山行は諦めざるを得なかった。そして、車は裏の駐車場にそのままである。「不要不急の外出は自粛」 を強く娘に言われてしまった。それでも今日は、除雪をしない家の娘さんに 「ありがとう。」 と言われた。「お互い様です。」 と言葉を交わしたが、私としては、無愛想な方からの挨拶であったから嬉しく思った。



1/9 今日も降り続いている。仕事にならないし、こんな時に来るお客さんもいない。降ったら雪捨て場に困る。街部は積み上げるしかない。店前と店横、そして、自分の車を停めている駐車場。延べにして60坪くらいある。店前の道路は、チョロチョロだが、一応消雪された道路であるが、半分以上残るから、それも除雪しなければいけない。

 もっと、酷いのは、私の車を出す時の作業である。1軒は空き家、もう1軒は、お年寄りと娘さんが住んでいるが全く除雪をしないのだから困る。そして、大きくて裕福なお家なのである。私は明日明後日が休みだから必死に除雪をやった。しかし、デリカを出すには、まだ不十分な除雪だったようで、動かなくなってしまった。夜遅くなってもやってみたが全然ダメだった。



1/8 びっくりするくらい降った。積もった。朝起きてから、一日中除雪。そして、ずっと降っている。除雪してもすぐに積もる。困った!



1/7 大雪の予報であったが、今朝も日中も殆ど降らなかった。それどころか、時々陽が差す程であった。それが、お昼過ぎから台風並みの強風が吹き夕方から雪が伴って来た。この分だと、明朝起きてびっくりするかもしれない。今は、それこそ音もなく深々と降っている。



1/6 お正月休み(5日まで)は遊びこけた。もちろん全部山で、帰ればお酒を飲む。若い時と違って酔うとすぐ眠くなってしまい何も出来なくなる。だから、やる事がいっぱい溜まった。あれもこれもである。でも、やる気さえ起これば、まだ何だって出来る。

 「休日は山に・・」 だから、何事も休日以外(仕事日)にやらなければならない。ちょっとサボると、すぐに貯まる。「本当に後から・・」 はダメ! したい事、やらなければいけない事があるが、楽なところに心が動くし揺らぐ。きちっとやらなければ信用もなくなる。



1/5 起きたら雨。昨夜から降り続いていたようである。” 戦意喪失 ” になりかけるが、出掛けなければならぬのが、私のライフスタイル。 (トレーニングジムに行くのに雨も雪もない。) 山に入ったら降らなかった。

 いつもの高木氏に出会った、最近は、” 会わなかったら何だか変 ” になってきている。特別の話もないが、同年代だから励みになるような気がする。今日は、澤田氏・武部氏にお会いしたが話が弾んだ。と言っても、私が一方的に話していたというのが本当かもしれない。 (ちょっと反省)

 下山時は、お互いスノーシューで跳び回った? 若い人は覚えるのが早い。すぐに上手くなる事でしょう。雪が舞うようになったと思ったら、高度に準じてミゾレになり、やがて雨になった。そして、5日間のお正月休みが終わった。



1/4 高岡は雨。そして、「山ノ神」が起きて来ない。気温は2℃だから、山は雪だろうと思い出発した。富山辺りから雨が上がったし、「国少の家」辺りでは、凄い雪量でしかも僅かであったが新雪があった。

この時間だと大辻山はとてもじゃないけど無理。久しぶりに来拝山とした。トレースはバッチリで、誰もいない山は静かでステキである。(後から、ひとりが登って来られたけど) このところ、タープ張りが上手く出来なかったので、今日は地面が出るくらい穴を掘った。タープも決まった。

 下山を城前峠方面にとったが、ちょっとルートを外した事もあり、「山ノ神」に叱られて戻る事になった。しかし、登り返しは結構辛かったはず。来拝山の標高は899m。100m200m違うと雪質も雪量も違う。今年は、まだ大辻山に行ってない。



1/3 山三昧の私。お正月3日目。今日は、和美さんに一緒してもらう事になった。彼女を 「お姉さん」 と慕う河井君も、負けず劣らずの健脚。私はタジタジであった。いつもは「山ノ神」と、チンタラの山行であるからにして、「時々は、いいのかな?」 と思ってみたが、一年一年どころか、一日一日衰えていく身体ではそうもいくまい。

 ずっと以前と比べれば、そうでもないかもしれないが、最近の雪事情から察すれば雪量あった。覗きもしなかったが、避難小屋はいっぱいだろうし、密を避けるためにも(本当はそうでもない。) 記念碑の前で穴を掘り、タープを張って食事とした。美味しい物をたくさん頂いた。もうお腹がいっぱいであった。

 時には、若い方々と一緒してもらうのも良いものである。いろいろな知識をもらえるしアドバイスもある。私は教えてあげるものなどない。でも、ウソか本当か分からないが、「元さん、元さん」 と持ち上げてくれる。いい気にならないで精進しなければ・・・ 今日は、もう一つ嬉しい事があった。登る準備をしていると、オールドファンなら誰でもご存知の花じい(石澤氏)と出会った。懐かしく思わず抱きついた。



1/2 起きてみたら水っぽい雪だった。そして、山沿いでは積雪が増していた。大辻山も高落場山も届かないと思い、またまた「八乙女山」とした。閑乗寺の駐車場に着くと、カズミンさんパーティーが準備完了し出発手前であった。なのに、私の準備が終わるのを待ってもらった。必然的に、私もそのパーティーの一員となったのであるが、あちら様は、今乗りに乗っている強者達であるからして、私が着いていけるはずもない。

 でも、皆さんは、優しく親切で、私を待っていてくれたし、「元さん」と大事に扱ってもらった。八乙女山の三角点と最高点を踏んだ後、風穴まで足を延ばした。若い方々のパーティーに、計画段階からいたのならまだしも、超おっさんがいては余り面白くないのではとの余計な勘ぐりがあったわけでもないが、大寺山まで行けないかなどと思っていた事もあり、そこで離れる事とした。

 しかし、やはり甘くはなかった。林道の積雪は80~125cm。でも、膝下ラッセルであったから、何とか凌ぐ事が出来た。でも、風雪が益々強くなったので、栃原峠でUターンする事にした。帰りは尾根道(道宗道)をと思ったが、またまたラッセルを強いられる事から、同じ道を戻る事にした。でも、嵐が強いからであろうが、先程まで歩いてきたトレースが1/3程跡形もなく消えているのである。寒かった!その後たくさんの方々が歩いたトレースは踏み固まっていた。



1/1 ちょっと無理かなと思いながら、行けたら4年連続となる「千石城山」を目指した。東種を過ぎ、骨原との分岐の先は、今日の除雪に至っていなく、降りてみると、長靴が隠れるくらいの積雪であった。4WDだから行けるのであろうが、駐車場の事や反転する事などを考えると、行き先を変更せざるを得なかった。

 ならばと「城ヶ平山」に変更する。城ヶ平山の山頂は、千石城山の登山口の高さにも及ばない。従って、スノーシューを装着しても、時々地べたが覗けるのである。それでも、高度を上げると、それなりに雪はある。でも、山頂の積雪は少ない。

 池田氏はハゲ山にいる事は分かっていたが、今日は、城ヶ平山止まりと決め込んでいた。食事をするのにタープを張らなければならない。時たま雪は止むのであるが、寒いし、何もかもが雪に覆いかぶさられてしまうのは辛い。

 積雪は20~40cm。樹木がないし、雪質はサラサラで固まらない。雪壁を造るのはかなり難しかった。でもやるしかない。高さが出ないのが一番難しい。 でも、その中に入って、頂き物のそばを食べた。そんなところに、身軽な格好で、やって来られた吉田夫妻。こちらが、勝手にコーヒーを振る舞ったら、大いに喜んでもらった。撤収後、城戸氏に出会った。