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2/28 何を食べてお腹がおかしくなったのか分からないが、何度も何度もトイレに通っていた前日。またその夜は、「山ノ神」の9日遅れの誕生食事会であったが、あまり食せず、アルコールも口にせず、私が運転手になった。
それでも山に行かなくては・・・。利賀村百瀬の登山口は車でいっぱい。ずっと離れて駐車しなければならなかった。気温は-6~7℃であり、登りがけは大きな荷を担いでスノーシューなのだから気を付けて登った。片折岳では瀬尾氏御一行とお会いしてシャッターを切ってもらった。23キロの荷を担いだ割には、予想より早く山頂に着く事が出来た。(3時間半程で着いたのだが間違いではなかろうか 笑)
山頂付近は相変わらず風が強かった。山頂で食事する方は少なかったのではなかろうか? それでも中金剛・奥金剛、そして、今人気のソバカド峰へ行かれた方があったのでは・・・ 私は、今回テントなしで泊まりを決め込んでいた。一応タープを持参していたので、最悪の場合、独り居酒屋からねぐらにスイッチすれば良いと思っていた。
私は雪洞を選択した。候補地は雪庇の近く。なかなか思うようにいかず腰が痛くなってしまう。削った雪の排雪もある。170cmくらいの高さまで掘ったが、まだ頭がつかえる。独りだし3時間ほどで止めてしまった。そんな折、「さかなさん」が、ひょっこり顔を出してくれた。奥金剛までの帰りだったそうだが、7人パーティーは皆足が速いので、ちらっと見ただけでお別れとなった。
雪洞の中は風がないのであるが、晴れていても爆風は雪を撒き散らす。入口を雪のブロックで完全に塞げば大丈夫なのだろうが、やはり出入りしなければならないので、タープで留めた。隙間から、シュラフで寝ている顔にまで吹き込んでくるのだから参ってしまった。おしっこをするために外へ出たのであるが、何処へ飛んでいったのか分からないほど。(トイレを造っていても風の威力は凄い。)
雲が出て来ても満天の星・月で、ヘッデンなんかいらない。ただ寒く。吹き飛ばされそうになる。下界の明かりも見えた。あの頼りないコンロは、それでも、時間をかければ何とかお湯にしてくれた。今回スマホのための大型のバッテリーを持参した。もう一つ、バッテリーにもなるランタンも持ち込んだ、12時間点けっぱなしでも大丈夫であった。何せ寒くて手がかじけるのと同時にバッテリーのもちが悪い。あっそうそう、素晴らしいお天気で光景もその通りでした。
2/27 コンロに不具合が見つかった。先週の金剛堂山でコーヒーを沸かそうと思ったら、火がつかなかった。(前日の大地ではどうもなかった。) てっきりガスに問題があると思っていたのに、改めて点検してみるとコンロ側に問題があった。今更買いに行くわけにいかず思案した結果、過去に使用していた古いコンロを出して来た。 (調子は良くなく、温めるにも倍の時間が掛かる。それだけなら我慢出来るが、温かくならない事も想定しておかなければならない。) 計画した山行を、今更止めるわけにもいかないので、コンロを使用できない食材も準備しなければならなくなった。でも出掛ける。
2/26 その日になってみなければ分からないのであるが、3週連続で晴れになりそう。(私の休日は4日続けて晴れとなる。) 今のところ、「山ノ神」不参加であるから、思い切って、テントと外張りを外そうかと思っている。ちょっと寒くなるが、嗜好品が入る余裕が出来る。一人だとあまり食べないのであるが、食材があるというのは何となく嬉しい。しかし、明日になって「山ノ神」が行くと言ったら、何もかも狂って来る。
2/25 facebookは、殆どが実名だからまだ分かるのであるが、YAMAPの名は、なかなか覚え切れない。他に山で出会った方もある。LINE交換してでも、頻繁にやり取りをしていなければ誰が誰かわからなくなる。物覚えが悪くなって来ているのは仕方がないが、PC・HP・FB・YAMAP・LINEなど、この年齢で健闘している方だと思っているが、上には上がある。
2/24 まだ分からないが、今度の連休(2/28~3/2) の予報が良くなって来た。昨年より1週間早いが、金剛堂山キャンプが現実味を帯びてきた。「荷物を担いでやるから・・」 と言っても「山ノ神」は返事をしない。ならばソロでも良いのであるが、遠くにでもいいから人物が入らないと私の写真は面白くない。また、長い夜になるから一人食事は寂しいものである。
本当は荷を余計に担いだり、「山ノ神」の荷を取りに戻る行為は辛くなってきている。その上、飲料水に拘ったり、アルコールを担ぐのであるから尚更である。もしソロになるのなら、半雪洞であったり、タープで凌げば、少しは荷が軽くなる。
昨年は、本当にラッキーであった。夕陽・朝陽に雲海、そして、神々しい満月に近いお月様など申し分なかった。唯、寒かった。でも、一日ぐらい眠られなかったとしても死ぬ事などない。夕暮時の雲海、また夜明けの雲海、夜中に起きても 「雲上の人」 となっている気がした。大地と違った味がある。
2/23 当欄を21年間もやっていると、同じ事を何度でも綴っているに違いない。現在、孫達を含む娘家族が出入りしているものの2人家族である。喋れば、「この間聞いた。」 「同じ事何回も・・」 になるから面白くない。山に入れば、いろいろな方から相手にしてもらえる。もちろんお世辞が着いていてもである。
当欄の過去は、情報発信の意味合いが少しはあったが、今では世の中が変わり、私の愚痴のはけ口になっているだけかもしれない。そして、頭の回転が悪いから、あまり面白くないだろう。その上、誤字脱字の連続でもある。でも、特別な不真面目でもないから、ずっと続いているのかもしれない。
それでも、長く続けていると良い事もある。「元さん」を覚えてもらっている。昨年から、日曜日も定休日にした兼ね合いもあり、多くの方々と知り合いになれている。有り難い事だ。これも元気でいるからこそである。私は欲が深い。だから、ずっと元気でいたい。
日曜・月曜は、好天に恵まれ素晴らしい山行となった。久しぶりに満足感を漂わせている。そうなると次ゆく山になる。予定通りなるか分からないが、3月の第1週第2週は埋まった。あとは、今度の3連休だけになった。大地・初雪山から離れる時でもある。必ずしも予報は良くない。しかし、金剛堂山キャンプを目論んでいる。「山ノ神」はどうするかは分からない。そして、もう一つ予備計画もある。
2/22 大地から戻った夕食時に「山ノ神」の開口一番 「私も、金剛堂山に行こうかな?」 だった。 「お天気の事もあるし、歩くのが遅いからその分もうちょっと早く行かないと・・」 であった。しかし、今朝声を掛けても「山ノ神」は起きて来ない。起きて来たと思ったら、「やっぱり私はダメだは・・」 と足に手をやっていた。
そうなれば仕方がない。利賀村百瀬に来ると、車ほどの高さになる雪の回廊である。流石県内屈指の豪雪地帯である。金剛堂山は、今年初めてで、通算69回目になる。昨年のペースでいくと、今年は80回近くになるかもしれない。だから、元気でさえあれば100回も視野に入ってきた。
気温は高くても、登り始めは、先日来の強者達が残した爪痕がカチカチで少々登りにくかった。のち、ずっとトレースが着いているが、スノーシューにしてみれば歩きやすいとは言えず、どうしても踏んでない所に足を入れてしまう。片折岳(一服金剛) で、「元さんですね。」 と声を掛けてもらった。「どうして分かるの?」 と尋ねると、「車があったから・・」 だった。
YAMAPで「ヨウヘイ」 の名で交流があったみたい。そして、話を続けると、イケイケチームの伊東氏であった。だから、どんどん私の知っている強者達の名が出てくる。そのヨウヘイ氏の後に続く。でも、私が着いて行けるような足運びではない。しかし、そのお陰で写真を撮りながらでも早く歩く事が出来た。
山頂で写真を撮ってもらい私のいつもの食事処へ案内する。たくさんお話が出来た。展望は、好天であっても北アの山々は霞んでいた。今年も、来週辺りキャンプをしたいが予報は必ずしも良くない。その機会を逃すと日程が詰まっており、あまり良い状態の金剛堂山とはならない可能性が高い。
今日も貸し切り状態かと思っていたら、食事時に頭の上を通過していかれた方達が2グループあったようで、中金剛とその先に小さな人影が遠望出来た。下山時もヨウヘイ氏と一緒してもらったが、最後の最後に先に行ってもらった。また強者と知り合いが増えた。
2/21 午前6時朝日小川ダムに10名が集った。まだ若くピチピチした平夫妻と、私を介して美香子さんとその山仲間HIROKOさんの4人が新たな仲間となった。くろべ平から621mの標高点に達するには赤松の尾根が関門なので、杉林をなるべく東に歩き、最後には621mの北側に着点。その後は、高温なれど予想を上回る雪量に助けられ、少々時間は掛かったものの全員大地山頂に到達した。
大地から初めて初雪山を眺めた方なら恐らく皆「わー」と感嘆のメッセージが出るであろう。57回目の私でも、今回はダメだとか、より美しいなどのコメントを付け加えても、素晴らしいに決まったいる。(私は、この光景に酔いしれているのだから・・)
一人で来て、静かにずっと対峙しているのも良いが、皆と歓声を上げ見つめるのもいい。「初雪山がステキ。」 「大地は良いね!」 などと言われれば、何だか自分が褒められているように思うのだから、やっぱり可笑しいのかもしれない。
今年は、まだ2~3回来れるような気がする。だとすると100回も夢でないような気がする。元気でいなければ・・・・ 下山時は、今回のチームリーダー・シュンちゃんのお達しが奏功したのか、チームワーク良くお互い助け合って何事もなく、そして、楽しく終了に至った。
またこのメンバーでなんて事はないと思うが、頼られるにしても、誘われるにしても元気でなければどうしようもない。そしてまた、年寄のいけないことであるが、余計な事を言わなかっただろうか・・・ (自分では、そんなに年寄りとは思っていなくても・・・)
2/20 明日の大地行きは10名規模のパーティーになるようだ。強風は収まるようだが、気温は今日よりもなお高めらしい。そして、今雨が降り出した。でも、明日は晴れマークだ。異色のパーティーになるようだが、何だかワクワクする。そう言えば、明日は第3日曜日で本来ならハレルヤ山行の日である。ちょっと時が空いてしまったが、またいつかその楽しみを分かち合いたい。
2/19 今日は「山ノ神」の誕生日。でも、特別の事はない。二人合わせて141・5歳になってしまった。そんな折、明後日の日曜日大地に誘われた。大地は毎週でも行きたい山であるけれど、自信をなくしている「山ノ神」との兼ね合いで、なかなか即答が出来なかった。
「山優先」との決め事があっても、一台しかない車の事もあり、やっぱり遠慮がちになってしまう。気温が低かれば小白木峰と思っていたし、10日後の日曜日は必ずしもお天気が良くなくキャンプも難しいのではと考えるし、仲間との山行よりも、今回キャンプへの思いがかなりあったのである。
「皆が助けてくれるよ!」 「ダメなら、自分達の歩きでわかれてもいいし・・」 と、口説いた感じで「山ノ神」も大地に一緒する事になった。こんな事で、初雪山へも来週以降という事にもなってしまった。
2/18 先月ほどではなかったが雪が降り続いた。特に県東部と山沿いが多かったようである。私の大好きな大地・初雪山の登り口である朝日町は、かなりの積雪があったと報じられている。この時期の雪は、気温が上がったり風が吹けば、すぐに消えるのであるが、直近の雪上歩きや駐車スペースに苦慮する事が多い。
今度の休日の日曜日は、晴れ予報である。そして、気温が高い。月曜日は、ちょっと怪しい。どうしたもんだと悩んでしまう。小白木峰も候補の一座であったが、ダム湖沿いの走行、そして、林道歩きも、高温がちょっと気にかかる。もちろん無理する事はないし、再考の時間はある。
2/17 寒気が居座り続けたのか、一日中降雪があり除雪を強いられた。はじめの内は水っぽく重たかったが、次第に軽い雪になった。それだけ冷えたのであろう。絶え間なく降り続いたので、商売している者として放って置くわけにいかなく余計な仕事をした事になる。
まだ明日まで降るという予報であるが、その後は、お天気が回復するような予報だが、これもその日にならないと分からない。私の休日が、ずっと晴れてくれないと希望が消化出来なくなる。「欲張り爺さん」 そのものであるが、そのくらいこの時期願ってもバチは当たらないと思うがどうだろう。
2/16 私は大地・初雪山に現を抜かしている。バカと言われても仕方がないが、それほど好きで毎週でも行きたいと思っている。行くと決めれば、どのような天候でも出掛けていたが、今はそれほどの元気がない。それは、同行してくれる仲間が少なくなってきているからかもしれない。
でも、お天気さえ良ければ、まだまだ単独でも行ける。大地50回を目標にしていたが、それを越えてしまった今は、ハードルを100回にしてみたい。休日とお天気の巡り合わせがあるが、そんなに夢ではないと思う。 (でも、この先の事は分からない。) しかし、初雪山は、条件が合わないと行けないから、年1回を目標にしたい。
このところ「山ノ神」が冴えない。その大地にも自信がないという。でも、いつ気が変わるか分からないが、訓練・鍛錬という事がイヤなだけに、その可能性は低い。ところが、初雪山の話になると、「何度も行って来たから、もういいや!」 となったから首を傾げた。
記憶を遡ってみた。順番は正確ではないが、私と二人で日帰りをした事がある。初雪山頂で食事もせず大地に戻ったのが、午後4時近くだったと思う。「だから食事をしたい。ビールを飲みたい。」 とまで言われて、山頂でベンチ・テーブルまで造った。そうなれば、夢創塾に着く前に真っ暗になった。また、好天の日に、周さんとイマイチ女史との4人で日帰りした事も鮮明に覚えている。
シュンちゃんとeiko女史と4人で山頂手前でキャンプをし、絶景の初雪山に登った事もあった。福井の宮ちゃんパーティーと出会い、お互い山頂キャンプをし、初雪山に挑んだ事もあった。稲荷氏と一緒した事もあった。(稲荷氏雪洞) 数えてみると5回もあった。しかし、「山ノ神」に、今はあの体力もモチベーシュンもない。
2/15 一日中雨。こんな日にも山に行く輩がいた。ご存知北ちゃんである。つい最近まで、よくわからないけど、不調を訴えていて山から遠ざかっていた彼、3週続けて小佐波御前山へ行くという。それも連れを従えて(青山氏)である。
同じ好山病の仲間である北ちゃんに、このような機会を逃すと、なかなか会う事が出来ないので私も行く事にした。最も、私も小佐波御前山は2週連続になる。「山ノ神」に声を掛けてみたが、昨日に続いて休業(棄権)である。雨なんか面白くないもんね。
低山であっても、雪山に雨は辛い。でも、休日にしか歩けない者として、大事な一日なのである。傘を差して歩くのも結構疲れる。今日はストックを外してみたが、踏ん張る力が余計にいる。これも修行、体力アップの試練と割り切った。
身体が濡れればやっぱり冷たい。風が吹けば余計にである。でも、時折交わす会話が楽しく何物にも代え難い。小屋でも特別の話をするわけでもないが、柵もないだけに、アハハオホホと笑いが絶えない。北ちゃんは、近間の低山で楽しむという。ならば、雨や雪などお天気の悪い時を逃せない。
この二日間、「山ノ神」は山に行かなかった。これからますますこのような事が生じるような気がする。家に帰っても、山ノ神は山の事は聞かない。聞いてもわからないし、半分悔しいからという。この先、一ヶ月大地・初雪山、小白木峰や金剛堂山などに行きたい。もちろんキャンプも含まれる。別々になる可能性が高い。我が家に車は一台、バトルが始まるに決まっている。今日の山ノ神は、5~6キロ歩いて友達の家へ行ったと言う。
2/14 「山ノ神」休業(棄権) 朝日小川ダムから。歩き出しはそうでもなかったが、気温が高くなる気配が伺えた。汗が出て来て上着を脱いだ。雪も当然腐って来る。でも、大地への気持ちがそうさせるのかもしれないが、止めようなどとは思わない。合流地点を過ぎてから、スノーシューのトレースが無くなり、スキーの跡だけになった。
2時間経過の時点で初雪山へのチャレンジはなくなった。それでも、腐った雪の中を、それなりのタイムで歩くのだから、まずまずであると自分を褒めているから可笑しい。山頂には誰もいない。(のち、誰もやって来なかったし、すれ違いもなかった。)
山頂でいつもの通り穴を掘った。(ビバーク出来ないかと考えもした。=次回用) 少しだけど雪庇のところまで降りてみた。そんな事などで、2時間半以上山頂周辺にいた事になる。写真もたくさん撮った。お昼が過ぎても初雪山の姿は変わらなかった。
帰路は深みに3回もハマった。1回目は、ハマって転んで逆さまの体制になってしまった。スノーシュー側の足が腰まで浸かってハマった。頭が下になり、ザックを外そうとしてもダメ。仕方がないので、手で少しずつ雪を取り除いた。辛い姿勢で10分以上続いた。2回目は、反対の足で、今度はザックを外せたので、シャベルを使って難を脱した。3回目は、顔をまともに打ったが何とか逃れた。
単独はこういう事があるので、本当に気を付けなくてはいけない。パーティーを組んでいても、最後は複数でいないと、それに対応できない。どんなに気をつけてもなる時はなる。それにしても今日は良い天気であった。私としては、久しぶりのお天気であった。
2/13 「明日何処へ行くの?」 との何気ないコメントを複数頂いた。「この時期 恋い焦がれた方に会いに行きます。」 と答えた。それだけで分かってもらえたようだった。明日も気温が高いようである。雪が腐って歩き難いかもしれない。
まだ分からないが、「山ノ神」は一緒しないようだ。(でも、最後まで分からない。) 今までと違って速くは歩けない。ゆっくり歩いても気持ちが良いし、大地止まりでも一向に構わない。でも、2月の初雪山までの実績はまだないが、もしかしたらなどと、良からぬ思惑が働き掛けている。
でも、無理はしない。キャンプした時に、また雪が固まって陽が長くなってからでも良い。でも、美しいのは降雪があって、晴れた日が良い。初雪山を眺めるのは白くなくてはダメだと私は思っている。唯、山頂に達すれば良いの時代は終わったような気がする。来週は雪マークがある。でも、私の休日は、また悪くなる予報である。
2/12 この時期になると心は大地に向いてしまう。だって、「大地に行けなくなったら山は止める。」 とまで豪語しているのだから。その大地であるが、「山ノ神」との兼ね合いが上手くいかない。「山ノ神」は行きたいのであるが、自信が伴わないのとモチベーションにある。
我が家の車は一台だから、やっぱり折り合いというものが生じて来る。「車は山優先」 は、前々から決定事項なのであるが、私が独占となると、いろいろと問題が生じる。だから、一応誘う。「行きたいか行きたくないか」 であると私は常に言っている。行きたければ補助を惜しまない。
だから明後日の事は今も決まらない。お誘いがあっても即答できないもどかしさも生まれて来る。「しょうがないや!」 となる。私は単独でも行く。単独なら翌週の荷揚げなども考えたが、お天気と決まっておればそれに向かっての意欲も湧く。しかし、今のところあまり良くない。
荷を軽くすれば、事前の荷揚げなどしなくても良い。同行者がいなければ、テントを張らなくてもの選択肢がある。私は雪洞があまり得意じゃないから、ツエルト代わりに居酒屋で寝ればいいと思ったりする。一日ぐらい寝なくても死にやしないから。
2/11 yamapで知人の黒菱山行を拝見した。お天気もよく稜線歩きを自分なりに想像してみた。(良かったんだろうな。) 21年前大平・水上谷から黒菱山に登ったのが最初で低山ながらその稜線歩きに魅了した。のち2回ほど、その周辺から登り、後は、大地山からの縦走。また大鷲山・焼山を経由して山頂に達した事があるが、その頃の記憶が薄らいでいるくらい黒菱山にはご無沙汰している。また機会があったら行ってみたい。
2/10 積極的に誘わない事もあって、仲間との山行が少なくなって来た。最も、仲間も体調が思わしくなかったり、家の環境から出難くなるなど、歳を重ねる毎に先細りになっていく。「これからだよ!」 「これから楽しまなくては・・」 とハッパを掛けるが、「何を戯けた事を・・」 と反応は薄い。
それは我が家に当てはめても同じかもしれない。「山ノ神」の著しい体力の減退に加えて、モチベーションが下がりっぱなしである。最も、運動が苦手、トレーニングなどの努力はしないのだから当たり前か? そんな私に、遠出(旅行など)を催促するが、登山を兼ね合わせないものには断じて拒否している。
いつかは、高原でのキャンプとか、観光重視の出歩きになるかもしれないが、今はまだ山に没頭したい。飽きもせず同じ山に登り続けているのも、その目的があるからに他ならない。「維持する。」 「継続する。」 の文言は、それなりに忍耐が必要。誰だって、ステキな光景を眺めるのが好きに決まっている。
今冬、大地・金剛堂山でのキャンプ、また、小白木峰へも行きたいと思っていたが、お天気(予報も含めて)との巡り合わせが悪く、どうしても計画通りに行かないようである。でも、これからの僅かな時間は、「山ノ神」を外しても思い通りの山行にしなければ面白くもない。
キャンプも然りである。誰もいない山中で一人いるのはそうでもないが、食事の時がやっぱり寂しい。荷を少なくするから・・ (事前に荷揚げする。または2往復するなど。) を提案するが、まともに首を縦に降らない。それだけ譲歩しても、行かないなら単独で行く。だからでもないが、自分のペースが分かってくれている今までの仲間が奮起する事を願わずにはおれない。
2/9 昨日の八乙女山では殆ど降雪がなかった。でも、家に戻ってから凄い勢いで降り続けた。今朝も除雪に精出したが、だんだん陽が長くなっているこの頃だからか、止んだら時間と共に雪は溶けてしまう。今日、同じ八乙女山に登られた方からの情報によると、八乙女峠の東屋付近では、新たに30~40cmほど積もっていたようです。
平地では降って欲しくないが、山にはいつまででも雪が残っていて欲しいというのは、山好きの共通の思いかもしれない。山は晴れた方がいい。出来れば降雪の後の晴れがいい。そんな日は、しょっちゅーあるわけがない。決まった休日に出掛ける事になるが、お天気を目掛けて出掛ける方でも、必ずしも、ずっとお天気である保証なない。
2/8 一日中、雪の予報に八乙女山行きにしたのですが、小雪がチラついてはいましたが、殆ど降りませんでした。終いには、視界が開け砺波の散居村まで見渡せるほどのお天気になりました。こんなのなら、小白木峰や大地山に出掛ければ良かったと思っても後の祭りでした。
でも、10cm程の新雪の上を歩くのも、また乙なもので、トレースのないところを歩き回りました。 と言っても、八乙女山は、今年に入って、もう5回目になります。今はお天気周りに恵まれていないけれど、その内何とかなると思っています。今はトレーニングの域。
2/7 午後から雨。早ければお昼前から雨の予報だったので小佐波御前山としました。そのような状況でも、日曜日は大勢の方々が登ってくられるんですね。もっとも、登り始めは予報が間違っているのではと思うような空模様でしたから・・・
世の中には元気者がたくさんおられるようです。若い方もお歳を召した方もです。私などは、まだまだというのか、いや落ち目ですから、片隅でそっとしてしておらなければです。小佐波御前小屋は、二組の団体さんが、かち合わせになった事もあり、久々に蜜状態でした。(私は、出しゃばらず、そっとしていました。笑)
それでも、若い方の団体さんの中には、前回お会いした方があり、一言お喋りをしましたが。 あっそうそう、熟年女性にもHPを見ておりますとお声を掛けてもらいましたけど。それ以外は、ずっと、雨やミゾレの中を耐え忍んで歩きました。(喜んでと見えるかもしれませんが)
2/6 今日は「元さんの山歩き」の誕生日です。「元ちゃんの山歩き」から数えて満21年になります。長い歴史があります。やり始めた頃は、どうしたら検索に引っかかるのだろうかと必死でした。 (今はすぐに載ってしまいますが・・) 何人の人が見てくださったとか、同じ頃はじめた友人と一喜一憂していました。今は、私が知っている山仲間達のHPが、BlogやFBに代わってしまい終了や休止が多く寂しくなってしまいました。
これも時代の流れかもしれません。私のHPも手作りだけに全く進歩していません。 (勉強不足もありますが・・) でも、頑張っているのです。山歩ける間は続けたいのです。でも、あまり面白くないからか、カウンターの数字は伸びません。 (大体一日100件前後です。一日に何度アクセスしても、一回となるような方法をとっているからかもしれません。。)
この21年間一回も誹謗中傷を受けた事がありません。もっとも、掲示板やBlogのように書き込みが出来ないからかもしれません。それでも10数年前に、ある女性から「山ノ神」の事をバカにしているのではとお叱りのメールを頂いた事がありました。でも、それが縁で山行に同行してもらったのですが、「私の思い違いでした。」 と言ってくださったのが懐かしい想い出です。
今は、元気な熟年者が大勢おられます。私などはまだまだです。「80歳になっても雪中キャンプが出来るようなら自慢したい。」 とか、「大地に行けなくなったら山は止める。」 などが、私の口癖ですが、最近は、「今年だって分からない。」 と不安が脳裏を掠めます。ずっと、言い続けて来た言葉に、「山に行けなくなったら、死んだようなもの。這ってでも行きたい。」 が本当の心。だんだん頼りなくなっていくのですが、皆様今後とも応援宜しくお願いします。
2/5 今日は素晴らしいお天気だった。私の家からは、立山連峰を望む事は出来ないが、恐らく誰が見てもその光景を絶賛したに違いない。明日も好天に恵まれる予報である。その後の私の休日(2/7~2/8) のお天気は、からっかし良くない。だから、本当に精神衛生上良くない。帳尻は合うと思っているが、今のところダメである。
2/4 登山の必需品にツエルトがある。そのツエルトに関しても、自分は大丈夫とか、簡単な山だからとか重いからとかで、携行しない事が多かろう。私はパーティーを組む時どのような事が起こるかわからないのと、性格が心配性なので、他人様からみれば可笑しいくらい荷が増える。
雪山はどうか? ツエルトの他にシャベルが必需品。万が一の時、穴を掘ればかなり確率で助かるし、雪に埋まった時も掘り出せる可能性が残っている。だから、硬い雪でも掘れる頑丈なシャベルが良い。(出来れば大型が良い。) 何も持ち合わせがなければ、コッヘルの蓋でもいいから掘らなければなるまい。
登山装備は、進化と共に軽く使い勝手が良くなって来ている。しかし、カメラやバッテリーなど他の物が増える傾向にある。嗜好品の兼ね合いもあり、なかなか判断に苦労する。日帰りでも、充分過ぎるくらいに注意する方が良いに決まっている。
2/3 「雪中のキャンプ寒くない?」 と聞かれる。「それは寒いよ!」 と答える。 「それじゃ何で・・・?」 「日帰りでは見られない光景があるから・・」 但し、お天気が条件である。お天気でなければ、修行でしかない。完全に非日常の世界なのである。
「テントの中は暖かいの?」 「着れる物は全部着て耐え忍ぶ。そして、朝を待つ。」 地べた(下は雪)なのだから、その冷たさを遮断しなければならない。マットであるが、いろいろな物がある。高価なもの安いもの。大きさや重さを考えなければならない。全て担がなければならないのであるから・・・。
ソロキャンプは気楽でいいが、食事の時が寂しい。そして、36℃の暖房機があるのとないのでは寒さが違う。強風の時は、テントごと持って行かれるのではないかの不安も付き纏う。寒さもそうであるが、眠れない事がある。でも、一日や二日眠らなくても死ぬ事はない。
私は基本的にテントの中で食事をしない。(火を使わない。) 火事が怖い事もあるが、汚れるのが嫌だからである。従って、別棟(通称居・酒屋を造る。) 時間や労力が掛かるが、こぼしても安心だし、姿勢も楽である。また、片付けも楽だし(そのままでも良い。) 他の装備(ストックや。スノーシュー・カンジキなど。) を置く事が出来る。
その居酒屋は、出入口さえ上手く塞げれば、そんなに寒くはない。そして、気の合った仲間となら、どれだけでも時を過ごす事が出来る。唯、その食料や飲み物を担いで来なくてはならない。贅沢さを味わうとなると尚更である。でも、何でも美味しく感じるからその心配はあまりない。
2/2 雨。昨夜からずっと雨。でも、行かなければならない。雨が好きなわけではないが、「山は私のトレーニングジム。」 流石に「山ノ神」は休業。時間のない時やお天気が悪い時は、以前は「牛岳」だったが、いつの間にか「八乙女山」に代わっている。それだけ体力が落ちているという事だろう。
閑乗寺に着いた頃は小雨。傘を差していこうか迷ったが、ストックが一本になるから傘を止めて雨具を着込んだ。その雨は9合目から雪になった。時折強く、風が止んだと思ったら視界が悪くなった。低山でも雪山の雨は辛い。面白くもない。
私はかねがね、後輩達に自分のホームグランドと思える山で、いろんな事を経験しておくと良いと言っている。大雨・大雪・台風・吹雪などである。イザという時のためになるから。そして、それは熟知している山であった方が逃げれるからである。
今の私は、そのような事が出来る筈もなく、「歩かないと歩けなくなるかもしれないと不安があるからに他ならない。」 今日も出だしは、身体が強張っているからか、足取りが悪かった。後半になると従来の動きが出来たが、こんな事がいつまで続くか分からない。でも、ずっと歩き続けたいから止めるわけにはいかない。
2/1 「午前中は晴れ。」 の予報に、昨夜の「山ノ神」は、大地行きを随分迷っていた。結果的には「行く!」 という返事であった。しかし、朝になって動きが悪かった。午前6時台になると8号線は混みだして来る。ましてや放射冷却で気温が低いとなるとノロノロである。
朝日小川第2発電所発が予定より1時間半も遅れてしまった。「この分では、山頂に届かないのでは・・」 の不安が付き纏った。しかし、雪質は締まっていた。これなら少しは可能性があると先を急いだ。しかし、直登は辛い。トラバース気味だとズルっといく。「山ノ神」は四苦八苦しだした。
だんだんと陽が上がっていく。雪が緩むのを警戒しなければならない。そして、初雪山頂から白金の頭付近にレンズ雲が出だした。いつになるか分からないが間違いなく雨になる。さほど重くない「山ノ神」のザックを取りに降り、私の置いてきたザックより上まで担がなければならなかったが、それでも何とか赤松付近まで、ちょっぴり時間は掛かったが、まだ行けると思っていた。
しかし、そこから、638mの標高点までピッチが上がらない。山ノ神は、何度も息継ぎをしなければならなくなった。雪がびっしり着いているし絶好のコンディションであったが、ダメなものはダメであった。昨日の疲れも残っているのは確か。
まだ11時前であったが、638mで穴を掘った。本来なら、ここから私だけが先に行く事もあるのだが、完全に陽が雲に覆われてしまっていたからでもあった。「山ノ神」は、盛んに鍋倉山まで行って来たらなどと、申し訳なさそうにいう。でも、今日は偵察を兼ねてと、「山ノ神」が、キャンプに参加できる体力があるのかを調べる事にもあった。後は雨に遭わない事だけであった。
それでも、カップ麺を食べてから、「山ノ神」のビールタイムの間に、ちょっぴり時間をもらった。「ちょっとだけ。。」 のつもりで。それでも、ブナ林を越え鍋倉山の手前まで行って来る事が出来た。午後1時前に撤収して降りる事にした。下りがまた苦手な「山ノ神」でも付き合うしかない。車に戻ったらポツリとなった。