6/30 あっという間に半年が過ぎてしまった。このままじゃ次の年代も、すぐにやって来るような気がする。140歳まで生きると言っていても、加速的に進むのだから落ち落ちしておれないようだ。そして、鍛錬・訓練しても体力は必ずと言っていい程落ちて行く。本当に悔しい。だから程々の所で落ちないようにしなければと思うしかない。

 「山ノ神」に至っては尚更顕著である。私より5歳半若いのであるが、運動が嫌いで訓練・練習など語句は頭にない。まあ~、週2回の山行だけが拠り所である。しかし、今までは4時間足と言って、4時間の行程は何とかこなせたのであるが、最近は3時間も危ない。

 急登箇所に来ると、10歩くらい毎に呼吸を整えなければならなくなっている。隠そうとしているが、あの腹回りをみれば仕方がないように思える。そして、だんだんと行く山に注文を付けるようになってきた。険しいのはもちろん、長いのもダメになって来ている。

 だけど、行けないのは悔しいらしい。そんな中で2人の間での調整は難しい。しかし、「元さんの山歩き」は、「山ノ神」が歩かなくなったら、その内容は半減してしまうような気がする。せめて山行の半分は一緒しなければなるまい。という事は、まだまだ「山ノ神」のいう事を聞かなければならないのだろう。



6/29 GOTOイート食事券が残っている。明日までに消化しないとパーになる。分かっていたけれど今日に至ってしまった。コロナだけでなく街に赴く機会がなかった。それではと、無理矢理探したお店に行ったが休業(定休日)。仕方なく自宅近くに戻り飲食チェーン店に入った。

 意外と愛想も応対も良く私としてはまずまずだったが、「山ノ神」の食は進まなかったように思えた。そして、まだ食事券残っている。また明日も出掛けなくてはいけない。世の女性の大方は、毎日の食事の準備や片付けから解放されたいらしい。だから、時々は外食を願うのかもしれない。

 山に入ると「山ノ神」は梃子でも動かない。(同行者がいるとそうでもない。) ビールを片手に座り私に指示をする。その食材を自分で担ぐのならまだしも、私に担がせ、後から、のらりくらりやって来るのだから偉いもんだ。諍いをしても、何の得にもならない事を私は充分知っている。



6/28 「山ノ神」の事故(先週の転倒)のため、今一度デンタルクリニックに行かなければならず、鳥越峠をスタートしたのは午11時過ぎであった。朝方晴れていたのに、だんだんと曇に覆われ始め、いつ降るか分からないような状態になっていた。

 今の大辻山北尾根ルートは、殆どお花がなく、ただ黙々と歩くしか無い。そして、ゆっくり歩いても汗が滲んで来る。お腹周りが弛んで来ている「山ノ神」は、今日も汗だくであった。山頂には、一人の男性がおられたが、私達が到着したと同時に下山して行かれた。今日は、時間の事もあったかもしれないが、その方以外誰ともお会いしなかった。

 山頂は、トンボが目立った。そして、セミの鳴き声が夏到来を感じさせた。ブヨはいない。トンボはブヨの天敵だという話を聞いた事がある。確かに、たくさんのトンボが飛んでいる時は、ブヨはいないような気がする。それともそのような時期なのかもしれない。

 「山ノ神」と言葉を交わす事もなく、じっと、そのトンボ達を眺めていた。「トンボはブヨを食べるのだろうか?」 お昼下がりの大辻山頂で、コーヒーを飲みながら、変な一時を送った。「山ノ神」は、シャーベットのビールに四苦八苦していたが、私は完全に無視して心の洗濯をしていた感じであった。



6/27 結局 昨夕に家を出て、253号線松代で夜を明かした。雨で目が覚めたが行くしかなかった。ところが、その雨が次第に止んでいったのである。そこまでは良かったが、私の思い込みが悲惨な目にあった。12年前浅草岳と荒沢岳を登ったが、シルバーラインを通って銀山平に行ったと思い込んでしまっていたのであった。

 結果的には、浅草岳がだんだん離れて行く事に気が付き元に戻ったのであった。(魚沼市小出) 改めて入広瀬方面へ車を走らせたのであるが、自分の記憶と乖離していく不安があったが、何とかネズモチ平登山口に着く事が出来た。予定より1時間半ほどの遅れであったから、さほど気にならなかった。

 最近は、毎日午後から雨が降るらしく登山道は予想通りグチャグチャであった。しかも急登で、「山ノ神」の手を引っ張ってやらなければならなかった。それでも、遅いと言いながら3時間で登れるのであるからまずまずであろう。コース(タイムは2時間余)

 ヒメサユリは、ちょっぴり早かったようだ。蕾が多かった。それでも小ぶりで可愛く思えた。12年前は紅葉時期であったから随分と雰囲気が違った。1,500m級であったが残雪があった。山並みを遠望出来たが、お馴染みでないだけにさっぱり分からず、守門岳だけを教えてもらった。田子倉湖が眼下にあった。

 復路は桜ゾネ側にとったが、開花したばかりのヒメサユリが楽しめた。「山ノ神」の笑顔を見れホッとしたのであるが、やっぱり蕾が多かったせいであろうか、粟ヶ岳の方に軍配を上げていた。しかし、今度は桜ゾネ側から登りたいなどとはどういう事なのであろうか?

 車までもう少しの所で雨になった。それがずっと降り続けた。小出・堀之内・十日町253号線で上越(直江津)に出て8号線で帰った。(上越から晴れてホッとした。)300キロ5時間半である。往路は奥只見シルバーラインを往復しているからもっと走っている。流石に疲れた。夜行・下道・雨はもうイヤなのであるが、簡単な山を見付けて、まだまだ走らされるのかもしれない。



6/26 やっぱり浅草岳に行く事にした。もうこうなったらヒメサユリが咲いていようがいまいが、また雨が降ろうがどうでも行く事になった。山自体は難しくないのであるが、何せ奥只見まで行かなくてはならず、雨だったらやっぱりあまり面白くない。

 月曜日は、「山ノ神」が、デンタルクリニックに行かなければならないので、やっぱり、明日夜まで戻らなければと思っている。高速の深夜割引はあるが、休日割引は現在は休止している。この後、出発は夕方に出るか夜半になるか、それとも未明になるかまだわからない。先程、高岡に雨が降った。



6/25 最近、横文字やカタカナ言葉に参っている。新しい情報(文言)は全てと言ってもいいくらいである。しかし、それを避けては通れない。古ぼけた頭にカツを入れてやるしかない。アナログだって自慢していては、バカにされたり損をするだけだ。

 メッセージをやり取りしている場合でもそのような事がある。facebookは、ほぼ実名だが、LINEは愛称が多い。YAMAPはもっとややこしい。まき・まさ・あき・まき・アキ 真木・マキなどと同じような名が散乱している。また横文字や覚え難い名もある。これもあれも、脳の活性化にと思えば良いのだろうか?



6/24 粟ヶ岳に行きそびれたが、浅草岳の情報を得た。まだヒメサユリが咲いているようである。しかし、今度の休日のお天気(予報)は良くない。そして、行けるか行けないかまだ分からないので「山ノ神」にふせておかなければならない。 (「山ノ神は、山に登らなくても遠出が大好きだから・・・)

 浅草岳へは12年前の紅葉時期に出掛けているが、難しくない山だから、今の「山ノ神」でも問題なく登れるのだろうが、雨やドロドロの登山道を歩くのは決して楽しくない。ましてや、かなりの遠出であるから、そんなにしてまでとの思いもある。



6/23 先日の休日はお天気に恵まれたが、今後の休日 (6/27.6/28) は、また雨のようだ。そして、今年の半分が終わる。タイミングが悪く、残雪期の北ノ俣岳や大猫山などに行けなかったが、「休日は山に・・」 を継続出来ているのだから、欲張りはいい加減にしなければいけないだろう。

 人生はまだまだなのだから、そんなに焦らなくてもいいし、欲張らなくても良いのである。しかし、ちょっとだけ悔しいし、もうちょっとの欲が心を揺さぶる。その反面、ケガや病気をしないで、ずっと歩き続けなければと思っている。もう一つは、いつでも付き合ってくれる仲間が欲しいが思うようにならない。やっぱり、「山ノ神」に合わせるしかないのだろうか?



6/22 ようやく1回目のコロナワクチン接種を終えてきた。実際に効果が出始めるのは2回目を終え、尚且2~3週間経ってからだと言われている。という事は7月いっぱい気を付けていなければならないようだ。

 ワクチンと関係のない話であるが、私は血圧降下剤を飲んでいた事がある。しかし、勝手に飲むのを止めてしまっている。その事で医院には行っていない。「コロッといくぜ!」 や、 「不都合な身体になるぜ!」 と脅されていたし、「お酒が飲みたいから安全のため薬を飲んでいる。」 というのも聞いた。

 記録を見てみると、頭が痛くなって、かかりつけの医院に行ったのが、平成23年11月、「血圧が高い。」 と言われ、その医院が高齢のため廃院される平成25年3月まで通った。その後、近所の医院に平成25年月から26年3月までの記録がある。

 行かなくなってから、時々顔を合わせる看護師さんに、「本間さん、全然来ないね!」 と言われ続けた。それでも行かない私に、「あんたは、毎週山に行っているもんね。」 に変わった。それから7年である。

 不安はないわけではないが、私を診てくれていた医師より、私の方が断然元気だと思っている。何か可笑しいと思った時、血圧を計るが数値はそんなに高くはない。専門の医院ではないが、歯科などに出掛けても数値は決して悪くはない。今日もワクチン接種に出掛けたが問題はない。

 私は、どちらかというと暴飲暴食タイプである。だから、休日は山に行かなければならないと思っている。また平生は簡単な運動を怠らない。血圧に関係ないかもしれないが、体脂肪は12前後である。 (山の空気は、私の妙薬である。)



6/21 昨日は、私が好きなようにさせてもらったので (本当は「山ノ神」の方が、私より好きな事をしていた。)、なので、今日は、「山ノ神」の希望を聞いてやろうと思っていた。八乙女山・大寺山方面へ、前回蕾だったササユリを見に行きたいとの事だったが、何かの事で籾糠山の事を言うと、いっぺんにそちらに気が注がれてしまった。「有料だぜ!(協力金一人500円)」 と言ってみたが、ちょっとでも遠い所が好きな「山ノ神」は、” そんな事はどうでもいいでしょう。” だった。

 「何年ぶりだったのか?」 平成9年・平成11年、その他に、もう一度出掛けているが、何年も経つので雰囲気が全然違っていた。 (整備されているし、新たなルートも出来たような気がする。) 天生湿原にコバイケイソウとワタスゲが目立った。でも、その雰囲気は良かった。でも、もっとお花が賑やかに咲いている頃や紅葉時期が良いだろうね?

 山頂でミニ三脚を立てて記念写真を撮ろうとした時、「山ノ神」が、何でも無い石に躓いて顔から落ちた。額・顎を強打、そして、口の中が厄介だ。2年前岩手県の五葉山でも、平坦な登山道でコケている。そして、たくさんの歯を失っている。「何故手をつかないのか?」 と思うが反射神経の問題なのかもしれない。

 帰宅中、行き付けのデンタルクリニックに電話を入れ寄ってみたが、順番がなかなか来ず、私は車で待つ事になった。顎のレントゲンを撮ったようだが、来週もう一度出向かないといけないようだ。でも、これで 「もう山には行かない。」 とは言わないだろうね。

 山中で、お花の事に詳しい宮西夫妻とその仲間の方々とお会いし、いろいろ教えてもらう事が出来た。これからも宜しくお願いします。今回天生峠までは156号線を下道で、帰路は360号線を反対に41号線に出るという山岳ドライブを楽しんだ。(笑)

 

6/20 「山ノ神」が予定を入れたので久しぶりに単独行を許された。しかし、くるくる変わる予報に翻弄されたが、それでも何とか山頂を踏み44回目とする事が出来た。今回もずっと下道であったが、給油・トイレ休憩を入れても2時間余りで駐車場に着く事が出来た。早朝は速い。

 5時半くらいにスタート出来たのであるが、15~20分程歩いた所で忘れ物に気付き車に戻ったので、結局は6時スタートと同じになった。今日は、どんな歩きになるかと、ちょっぴり不安が付いて回ったが、結局アイゼンを使わず3時間半程で室堂に着く事が出来たからまずまずというしかない。

 今朝は寒かった。登山口で8℃位であった。でも半袖一枚で終始歩いた。しかし、室堂にやって来ると風が伴ったのでウインドブレーカーを纏った。しかし、風が吹き抜ける所では、帽子が飛ばされそうになった。それが山頂となるともっと凄かった。

 まだ6月だというのに白山は賑わった。山頂の標柱での記念写真は順番待ちになっていた。私は、山頂にいた可愛い女性に、どんなのでも良いからとシャッターを切ってもらって山頂を後にした。その途中、YAMAPでお馴染みの4人にお会いした。その後福井の熟女4人にもお会いする事が出来た。どちらも「元さ~ん」 「元さんじゃないの?」 と言ってもらったが、よく分かるものだなと、変なところを感心しなければならない。今日も12人の方とお話したが、名前を覚え切れていないし、顔と名が一致し切れていない。(ゴメンナサイ!)

 下山中、抜きつ抜かれとなった岐阜と愛知の男性とコーヒータイムを取ったが、その時間を入れても3時間程だったから、下りもまずまずであった。午後6時前に帰宅となったが、「山ノ神」は、まだ帰っておらず、食事は手前で(といってもカップ焼きそば) そして、風呂掃除となった。



6/19 明日は雨が上がるような予報であるが、我が家の上空は、どんよりしているし、霧雨が降っている。でも、白山に行ってみよう。ダメなら、また、挫けたら戻って来ればいいだけの事。



6/18 GOTOイートが今月末で終わるというので、娘達の帰りが遅い場合は、孫達を連れて近くの飲食店で食事をしようとなっていた。歩いて行ける距離だから、ビールが飲めるし、何を頼んでも良いと言っていたのに、いざ支払いとなった時に、「山ノ神」がGOTOイートの券を忘れてきていた。仕方がないので、私が払う羽目になってしまった。(PayPay) それは良いとしても、もう一度出掛けなければならないのに閉口する。

 富山も梅雨に入ったようである。明日は雨。しかし、明後日は晴れるようである。ならば、白山行きは決行であるが、この時期、何処まで信じて良いのやら・・・



6/17 まだ分からないが、今度の連休にお陽さまの兆しが出て来た。好きな所に行けるかもしれないのであるが、それほど切れのある身体ではない。しかし、使わないと(動かないと) ダメになるのは、当然の如く承知している。

 先日出掛けた雨飾山と共に白山を、今年中に3回を予定している。そうでないと50回の目標になかなか届かない。(現在、白山43回・雨飾山28回) 果たして、お天気は最後まで味方してくるだろうか?



6/16 今年も粟ヶ岳にヒメサユリを見に行きたいと言っていた「山ノ神」であったが、予報が悪く諦めたからであろうか、加代ちゃん(山ノ神の友人)から、一万三千尺物語(あいの風とやま鉄道)に誘われて行くようである。(13,000円 私の感覚ではもったいないのであるが、自分の好きな事をやればいい。)

 そうなれば当然の如く私はフリーになる。この機会にとなるのであるが、お天気次第である。「山ノ神」は、私の行けない所へ行って来いというのだが、思う通りにいくのだろうか? 白山・薬師岳・立山などが脳裏に浮かぶが、まだ決め切れない。本当にややこしいお天気が続いている。



6/15 世の中は、本当に自分の思う通りにはいかないものだ。家族も親戚も友人間も、そして、ご近所もである。その解決法などあまりない。しかし、笑い流すのが一番のような気がする。「忘れる」 のである。忘れるは得。笑うは大得である。それが出来れば極上の人生が送れる。でも、なかなか出来ない。邪魔するのは何か? 「プライドか?」 「それとも意地か?」 そんなものクソ喰らえなのであるが、尊厳にも関わるのだからややこしい。

 「山歩き(山登り)など生産性がない。」 そして、自己満足・憂さ晴らしなのかもしれないが、間接的には消費に繋がっているから、生産性との関わりがあるというもの。何もかも自分中心に考えると摩擦が起きギクシャクするが、なかなか相手様の気持ちになれないのが常。

 他人様にしてもらうよりしてあげる方が、気分が良い。何故だろう。自己顕示力なのだろうか? そんな事はどうでも良い事で、波長が合う仲間と行動を共に出来る事に感謝である。「元気でないと誘ってもらえない。」 「断ると次ぎに誘ってもらえない。」 などがあるが、そんな事を気にしていたら滅入ってしまう。

 人生は、まだまだある。そして長い。しかし、あっという間に終わってしまう程短いのかもしれない。その間、ちょっとでも良いから輝いていたい。その輝きは、人によって違うかもしれないが、自分が納得いくようなものでありたい。



6/14 昨夜は、あまり眠られなかった。そして、起きれば雨である。行き先を、いろいろ検討していたが、雨なら、只々鍛錬のための小佐波御前山である。急ぐ事もなく、宿を午前9時、そして、猿倉の駐車場に着いてスタートしたのは11時であった。

 今日は誰も登って来なかったし、すれ違いもなかった。しかし、雨はすぐに止んだ。時折、また降り出すような気配があったりしたが、降る事はなかった。雨降ったら小佐波御前山が選択肢の一つであるが、面白いとか面白くないとかではなく、階段が多くあるので、トレーニングにはなるような気がしている。

 なんの変哲もない山のように見えても、春夏秋冬何回も登っていると、親しみも湧いてくるし、良さも少しであるがわかってくる。今日は、「ヤマボウシ」 がキレイであった。オーバーに言えば、山が白く見えた。前回は、ススダケ採りで楽しんだ筈。

 小佐波御前山は、いろいろな形で楽しまれている。走って鍛えておられる方もあろうし、雨だから避難小屋をあてにして来られる方もあろう。今日は、山頂に着いた頃は、もしかしたら、晴れ間が出るのではとの期待をもたせるかのように青空がちょっぴり覗いたので、開通記念碑のある広場で1時間程ゆっくりしていた。

 何も急ぐ事などない。山と何時間も対峙出来るのも喜びの一つ。コーヒーを沸かせば、「山の中の喫茶店」になる。楽しく話すのも良いし、ずっと一人で、ぼ~っとしているのもいいかもしれない。そりゃ、高所の展望の効くのが良いに決まっているが、ちょっと行けるのもまたいい。



6/13 「何処かへ連れて行け!」 と 「山ノ神」が言う。コロナが落ち着いてからと思っていたが、相当ストレスが溜まっているかのようだったので、昨夕、心当たりもなかったが、「ひみのはな」 に電話してみた。富山県のプレミアム宿泊券の事も教えてもらいコンビニで手続きをしてきた。(一人2,000円券5枚、それを二人分であるから、10,000円で20,000円使えるのだそうだった。そして、宿では、別のクーポン券が一人2,000円分あたるのだからびっくりである。

 この準備をして八乙女山・大寺山へ行った。バッチリ晴れだったら、一人で白山を考えていたが、予報がイマイチだったから、この機会に、後々の事を考え、何もかもを一度にサービスをしてしまっておこうという作戦にしたのであった。

 我が家を午前6時にスタートし、出来れば大寺山の先の扇山(赤祖父山)までと思っていたが、戻っらなければならない時間を考えればやっぱり無理であった。お目当てのササユリは9合目までであって、その先、また大寺山までの林道もまだ蕾だけであった。昨年より、ちょっぴり開花が遅れているようであった。

 扇山を諦め、往路は林道歩きであったが、復路は道宗道を辿った。その途中、スマホが響いた。HITOMIさんからであった。八乙女山に来ているのだという。そして、時間に制限があるのだという。風穴と栃原峠の間で出会い引き返す事になる。

 HITOMIさんの同行者は、途中で出会った南砺市のふくちゃんとの事。HITOMIさんは、誰とでも仲良くなるんだなあと思った。時間が無いと言いながら、大平展望台でコーヒータイムとした。そして、気遣いながらたくさんお話をした。

 そんなところへ、射水市の真木さんとお友達が来られた。(富山の方だったと思うが名が思い出せない。) バッタリは、俄然楽しくなる。コーヒタイムの分早く降りなければならない。幸い6合目の所に我々は車を置いていた。ちょっとズルしたのが奏功した感あり。展望駐車場に行きお別れするのであるが、集合写真を撮って再会を期した。



6/12 コロコロ変わる予報に翻弄されてしまった感があり、明日は、八乙女山方面へササユリを見に行く事にした。その先の大寺山・扇山(赤祖父山)まで行けたら最高である。そしてまた、「山ノ神」の一言が胸にザクリと刺さった。「何処か泊まりに行くと言っていて全然じゃない・・・」 である。仕方なく氷見に宿を取った。

 でも、私の信念は変わらない。どんな簡単な山でも良いから登って泊まりに行く。そして、翌日も休日なんだから、必ず山に行く事が条件である。「ゆっくりしたい。」 「食事の準備から解放されたい。」 も分からないではないが、辛くなってやらなくなると老けていくのは間違いない。こうなったら私は、低山でも、しっかり登って、美味しい魚を食し、美味しいお酒(冷たいビール)を飲んで充実した休日を過ごせればと思っている。



6/11 今度の休日の予報はあまり芳しくない。白山は延期になる。(もしかしたら、しばらくはないかもしれない。) 昨年の山行記録を振り返ると、八乙女山方面にササユリを見に行っている。その後、雨飾山や粟ヶ岳(ヒメサユリ)であった。空と相談しながらになる。



6/10 今日も、シラネアオイのいろいろな思いや感想を頂いた。でも、私の心は、もう白山にある。5月に行けなかった事もあり、今月の良い日に行きたいものである。幸い今年は平瀬道がか開通しているようで好都合である。しかし、まだ残雪があり「山ノ神」と一緒では難しいような気がする。

 私は、平瀬道からの6月山行はまだない。そんな機会はなかったのであるが、お花と残雪に魅力がある。でも私は焦らない。お天気が約束された日に、早い時間から登って見たいと思っているが如何に・・・。後は、「山ノ神様」との調整である。



6/9 シラネアオイの事でいろいろとメッセージを頂いた。「キレイだね!」 「こんなにたくさん咲いているの?」  「行ってみようかな?」 「以前行ったけれど・・」 などなど。ステキな光景やお目当てのお花も、ピッタリとはなかなかいかないものである。

 山菜採りも続けて行って収穫があるようなもので、何回も出掛けてこそ恩恵に預かるように思う。反対に初めての山で、あまりにも素晴らしい光景に出くわしてしまうと、こんなハズではないと後々が面白くない事になる。

 大猫山でも、3回に一回くらいしか剱岳を拝められないとか、大日岳にしても、11時を過ぎると剱岳が隠れてしまうなどと言っているが、そういう傾向にあると思う。お天気の日に出掛けられる方には、まだ良いとしても、決まった休日にしか行けない方には、悔しいけれど仕方がない。でも、いつかはと思って出会った時は何物にも代えがたい。

 今春、初雪山で素晴らしい光景に出くわした。同じ晴れでも違っていた。1/19 19回登って初めての光景であった。あれを見てしまったら、次の機会は・・・となってしまう。「こんなもんじゃない?」 とかになりそう。昨春と今春、金剛堂山で夕陽とご来光を拝む事が出来た。ラッキーとしか言えないが、それだけの数を費やしている。



6/8 小白木峰・白木峰に向かう時、左前頭部が重かった。不思議なもので好きな山に行ったからであろうか、それとも重荷(ススダケをザックいっぱい) 担がされたからだろうか、その違和感がなくなってしまった。肩に重圧が掛かり、頭部のワヤワヤが、何処かへ飛んじゃったのかもしれない。目の充血も、いっぺんに薄れた感じだ。やっぱり山の空気は、私にとって妙薬なのかもしれない。



6/7 50回には程遠いが雨飾山に行く事にした。前日まで「山ノ神」は、乗り気でなかったが、置いてきぼりにされるのがイヤかったのか、早立ちに付き合ってくれた。我が家は、余程の事がない限り、それくらいの距離は下道なので、歩くのも遅いが、車も時間が掛かる。

 暑かった。そして、前日(小白木峰・白木峰)の疲れが残っていたのか、二人共足どりが重かった。荒菅沢手前から残雪があった。荒菅沢への降りは、軽アイゼンを持参していたので問題なく進めた。荒菅沢からの急登は、10歩進む毎に止まるという、「山ノ神」のブレーキで大幅に遅れたが、急ぐ事もない。

 一週間程早いのではないかと思っていたシラネアオイが現れた。ぐったりしていた物もあったが、最盛期ではないかと思われるくらいに咲き誇っていた。お花の咲く頃特有の虫が纏わり付くが、すっと風が通る所ではあまりいない。

 シラネアオイを見に来たのである。だから、シャッターを切り続けた。同じお花(シラネアオイ)を何度も撮るのであるから可笑しいかもしれないが、撮る者にしてみれば少々違うのである。笹平に着けばハクサンイチゲも相俟って最高潮である。

 「山ノ神」は、ここまでである。11年前の墜落事故から一度だけ登ったような気もするが、山頂直下で待っているのが定番になってしまっている。もちろんビールが付いている。でも、あの歩きを見ていると今回が最後かもしれない。

私は、一人で山頂を往復する。もう山頂には誰もいない。2,000mに満たない山頂であるが、頸城に聳えるこの山に私は愛着を持っている。山頂から戻ってコーヒーを飲んで下山に掛かったが、相変わらずペースは上がらない。でも、2人で来られた事に感謝である。

 登山口に戻ってお腹が空いてしまい一つのカップ麺を2人で分けて食べた。そして、コーヒーもである。涼しくなって(半袖では寒くなって)虫もいなくなった。午後7時になってしまったが、下道で3時間掛かって高岡に着いた。「もう行けないかもしれないね?」 「もっと早く出れば行けるんじゃない!」 「トレーニングをしてみたら・・・」 返事はなかった。



6/6 結果的に、打保経由で万波から小白木・白木峰行に落ち着いた。昨年、小白木峰から万波に降りたのと、池田氏に、打保からのルートを教えてもらっていたからかもしれない。実際、管理棟から林道を歩くのも面白くないし、小白木峰の取水口からも結構を辛い。

 施錠されたゲートからでも、一時間で小白木峰に着く。ニッコウキスゲは、まだまだであるが、今回は、ススダ採りが目的の一つであった。もちろん、白木峰と小白木峰の登頂回数も意識しているのは間違いない。下山時に、ススダケを採れば良いものを、欲張り者は登っている時に採ってしまうので後の行程に響く。

 相変わらず「山ノ神」は、浮島まで行かず白木峰山頂でストップ。例によっていつもの物を嗜んでいた。新緑に遠望も良く、少々虫に悩まされても、このような事が出来る喜びは何事にも代えがたい。重い荷を担ぎながら万波に降りたのであるが、いつもの通り我々がしんがりであった。打保に戻らず大長谷に車を走らせた。



6/5 明日の山行纏まらず明朝に持ち越し。車一台の悲しい我が家。こんなところでも、自分の思いを押し切れないのです。



6/4 大丈夫です。仕事もしています。お酒も飲んでいます。目の充血も心なしか薄らいで来ているような気がします。唯、眠いのです。椅子に座ると、ついつい眠ってしまいます。少しだるさがあるように思います。でも、明後日からの休日にはもちろん山に行きます。



6/3 今日は不燃物収集の日であった。大概の日は5時台の起床だからそんなに苦にならない。しかし、今日は何だか左目が重く感じていた。家に戻って鏡を見たら、目が真っ赤であった、(眼球から左側) 只の充血ではないと思ったので、血圧を計った。

 少し高めであるが、日頃の血圧とそんなに変わりはなく安堵した。(148-94) もう一度計ると(138-84) で血圧でないと思った。血圧降下剤を飲まないようになって7年になる。周りの人達は、「いつか可笑しくなるよ!」 と忠告をするが、私は聞く耳を持たない。だって、主治医?より私の方が断然元気だもの。

 では、「何でこんな事になったのだろう?」 と思い、念の為眼科医院に行ってみた。期待した回答はなく、目薬と飲み薬を出された。仕事上、真っ赤な目はマズイからが来院の本音であったが、時間の経過しかないようである。そんなのに、またお酒を飲んでしまった。死ぬもんか?

 

6/2 3日間の山三昧は結構疲れた。でも、朝早く出て、夜遅く帰って来るのだから、「遊んだ!」 という実感がある。いつまで続くか分からないが、一年でも長く、一日でも長くなのであるが、80歳になってもとか、140歳までとか、から比べれば、何をおかしな事を口にしているのだになる。

 「急登箇所を若い方々に付いていけない。」 のは当たり前なのかもしれないが、そこで妥協するとお終いである。口では、「あかん」 と言っていても、他に何か手立てはないものかと、模索しなければいけないと思っている。



6/1 朝日町のまりちゃんをゲストに迎え、人形山と三ヶ辻山に登って来ました。流石のまりちゃんも、ダートな林道にびっくりしていましたが、歩くのは、日頃鍛えた体力と若さで余裕綽々でした。

 この山域が初めてだというまりちゃんを、2つのピークに立ってもらう事と、何とか「山ノ神」を、久しぶりに人形山の頂に立たせるのも目標でした。そして、もちろんコシアブラ採りもです。

 その全ての事を達成出来た上に、白山や北アの展望も素晴らしく、山頂では、まりちゃんの素晴らしい料理もご馳走になりました。そして、喘ぎ喘ぎではあったのですが、「山ノ神」も頑張りました。誰かと一緒だと頑張るのかもしれません。