2/28 今日で2月も終わりである。1/1と2/10のまずまずのお天気の時を所用で機会を逃したのは痛かったが、この2ヶ月間で13回の山行機会に恵まれ、今年も好スタートを切れたと思っている。内容などを欲張れば切りのない話だが、より多くの機会と静かな山に出掛けられた事だけでも充分に満足している。終日ミゾレ混じりの雨となった「洞山」や、悪天をついての黒部の「森石山」は、きっと思いで深いものになるであろう。晴天に恵まれた「高峰山」は、「立山国立少年の家」から歩いただけの価値はあったし、「小佐波御前山」から初めて「剱岳」を見た。2月の「大地山」や「大辻山」も、なかなか登れない山である。元来、1月~2月は、雪が降ったり積雪量が増えるのは当たり前で、無雪や雨が降る方が可笑しいのであるから、それなりの用心をして出掛けなければいけない。雪が降っても、雨が降っても出掛けたくなる私達だが、雪が締まって、自由に歩けるこれからが楽しみな季節である。 p.m.5:55



2/27 今年こそはと意気込んでいた紀行文(山行記録)だったが、やっぱり日頃からの悪い癖が出てしまい停滞している。過去山行の未記録を無くする事も予定に入っていたのだが、とても手が付けられない。自分のふがいなさがイヤになってきて、止めてしまおうかと思ったりもする。しかし、誰のために綴り続けているのかという事である。自分の為である。こんなに多くの方々と「山の友」となれた事に感謝して、もう一度奮起しなければならない。人生正しく “山あり谷あり” であり、自分の思うようになったわけが無いしなるわけも無い。来週は毎日のように会合が続くし確定申告もしなければならない。毎日やらなければならない事を確実にやっておけば、時間がないなどと嘆く事はないのに!でも、我家は何事よりも「山優先」なのである。 a.m.11:25



2/26 最近ダイレクトメールの数が増えて来た。時には、いかがわしいものもあり、“ 触らぬ神に祟りなし!” ですぐ削除してしまう。今日はネパールの旅行業者からのものが飛び込んできて、HPをリンクしてくれとの注文付きである。「件名」が文字化けしておりイヤな雰囲気だったが、HPを開いてみた。フジツアーネパール㈱FUJI TOUL NEPAL.PVT.LTD ネパールの事が紹介されており、旅行の手引きもあるようである。 信頼されるものかどうか未だ分からないが、ニュース性があるものとして、しばらく「リンク集」に取り上げてみようと思った。(とりあえず2週間)多くの山愛好家のHPにも寄せられていると思うが・・・・・ p.m.8:30



2/25 早いもので2月もあと僅かで、順尾山836m・大倉山1004m・赤堂山1059m・月ヶ原山1169m・多子津山1311mのいわゆる「小矢部水系の山々」行きが来週に迫って来た。昨年3月に、偵察という事で、順尾山までの経験があるが、石川県境に接する馴染みの薄い山々である。おまけに何時したか忘れてしまったくらいの雪中キャンプに「山ノ神」同行の不安材料である。あれもこれもとリックに入れるのはいいが、誰が担ぐのかである。週間天気予報も悪い。衣類が濡れる事を予想すれば、また余分の荷が増える。片道3時間の林道歩きだが、山中で泊るとなれば、一日に片道だけ歩けばよいわけだから、負担は半分だけで気分的には楽である。 p.m.11:00



2/24 「大辻山」は雪だった。長尾峠までは、しっかりしたトレースがついていて、チラチラする雪はかえって情緒があった。奥長尾山(③の標識がある所)までくらいは、トレースがあるかと思っていたが全くなく、取付きの⑨の標識までもが雪に埋まっていた。「山ノ神」と二人では、山頂に届くかどうかわからなかったが、⑥の標識までは、膝くらいまでしか沈まなかったので、山頂を目指す事にした。さすがにその上は、急斜面が多く、膝上に達してしまったが、ブッシュが何処へ行ってしまったのかと思うほど、また違った「大辻山」の雰囲気に気分がよく、日頃以上の力が出たのだろうか、林道取付きから3時間余で山頂に達する事が出来た。山頂に2時間近く滞在したもので、降りしきる雪に、とうとうツエルトをかぶりながら「お山の大将」になっていた。2月の山頂は、やはり雪量が多く、片斜面が雪庇のように盛り上がっている。また、臼越・前大日への稜線も、何時もと違った顔を見せていた。2時間も粘ったかいがあり、下山時には、剱岳と大日岳のてっぺんこそ姿を見せなかったが、称名峡谷や鍬崎山・鉢伏山・東笠山・西笠山方面が浮かび上がって来た。しかし、それも僅かな時間でガスに覆われ、夢物語のようになってしまった。それにしても、今日の大辻山は素晴らしかった。 p.m.8:50



2/23 後押ししてくれるように、O氏とH氏から何度も貴重な「三ツ倉山」の情報を頂いた。「三ツ倉山」は「越中の百山」でもあり一度は登ってみたい山であるが、クルクル変わる天気予報と「山ノ神」の心境を考えると、なかなか決断出来なかった。もっとも、1月や2月に登れる山とは思っていなかったし、「山ノ神」同行のリスクを考えると断念するのがもっともいい方法だと思った。3~5月に単独行や「山ノ神」抜きの山行が多く予定されており、当初予定されていなかった事に拘って「家庭不和」が拡大すれば後々が良くないとの結論に達したのである。来週は昨年から狙っている「小矢部水系の山々」を完踏するためにも我慢であるが、軟弱な私とお笑いくだされ! 明日は、又も「大辻山」行きにしたが、本来なら2月の「大辻山」も、そう簡単に登れないのである。 p.m.11:10



2/22 コロコロ変わるお天気にせっかくの山行予定も狂ってくる。今日の山行を中止にした友人もいるし、明日の山行も変更しなければいけなくなる友人もいる。それは私とて同じであり、好き好んで雨の雪山に出掛けたくはない。ライフワークと言えども、やっぱりイヤになる事もある。でも、自然の空気と言うか「山の空気」を吸わずにはいられなくなってしまっているようだ。一週間分の空気を吸いに行くのかもしれない。今日の某新聞のコラム欄に「われわれは短い時間を持っているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。」の一節を見た。私のやっている事はなんなのであろうか? 幾つになっても「夢」を追う人から見たら、私の日頃の行動は “ ごまめの歯軋りに、過ぎないのだろうか?” p.m.10:50



2/21 三浦敬三氏(99歳で、プロスキーヤー三浦雄一郎氏の父)が、モンブラン山系の大氷河で、スキー滑降に成功したという事が話題になっている。その歳まで生きる事だけでも大変なのに、この方も超人である。先日の「森石山行」でも、私より10歳近く若い猛者達に、今元気でも、もう10年経って・・・・・の事が話題となり大笑いした。私は、自分より年上で、元気に山を登り続けている人を尊敬し目標にしている。少々考え方が違っても、やっぱりその方々は凄いのである。そして、遠近高低に関わらず、継続している事が凄いのである。厳冬期の北アに登る事だけが山登りではなく、低山でもそれなりのポリシーがあれば、その方が凄いかもしれない。毎週、剱や槍穂高に行けるわけもないし・・・・・・ p.m.10:20

2/20 1年半ほど前に、もうそんなにも重たい荷を担ぐ事もないだろうと思って買ったリックがある。キャンプをしても自分の荷だけを考えての事だった。しかし、昨年は、剱沢や薬師での「山ノ神」とのキャンプでは、いかにビールを詰め込んだといっても、テントの他に、二人分のシュラフや炊事用具にカメラなどを入れると余裕がなくなり、量のあるものだけを「山ノ神」に託した。でも、今回気合を入れている小矢部水系の山々へは、夏と違いそれなりの装備がいるし、燃料や嗜好品もいる。そうなると我家にあるリックを容量を足しても90Lにしかならず、「よっちん君」の大型リックを借りる事になった。しかし、希望のものが全部リックの中に収まったとしても、担ぐ事が出来るかである。天候が悪かったら出掛けない事にしているが、好天でも、雪に足が潜れば、これまた大変なのである。全ての条件が我々に味方してくれても、我々の体力が持つかである。大きな荷物を長い間担いだ経験のない「山ノ神」と、二日間も喧嘩せずにおれるものだろうか。 p.m.10:55



2/19 今日は「山ノ神」の50回目の誕生日である。数々の山行機会を、そのプレゼントとしようと思っても、ダメのようである。先日の「大地山」行きは、24日の予定から1週間繰り上げたのだが、「いさかい」付きの山行でもあったし、粋な計らいだと思ったが全く通じない。“ それはそれ、これはこれらしい。” 今日は、有形なプレゼントを用意しなかったから、肩身は狭いが、ここで、とんでもない山行を約束させられたら、先日の「大地山」どころではない。「山ノ神」の山行回数が多いだけで、「毛勝山」などは夢の夢で、間違ってもその気になるような誘発は止めてください。でも持久力が増した事は確実で、「北岳」夜行日帰りは、「山ノ神」の自慢なのである。 p.m.8:00



2/18 充実した山行が二日間も続いたので、今日は久し振りに「快い痛み」と言うか太腿が痛い。おまけに黒い顔が、またその黒さを増した様である。昨日の「いさかい」とは、621mから尾根沿いのアカマツが生えた雪の付かない小さな斜面があるが、そこを「山ノ神」が登れないと言って30分も時間を費やしてしまったのである。何時もの通り、“何をしている。”“怖いもん。”“滑っても下まで落ちんちゃ!”“登れん。”などの言葉のやり取りの後、“何処が怖い。それなら来なければ良かったのに!”で沈黙となってしまった。手や足の置き場を教えながら、ピッケルまで使ってしまった。その後もバラバラの行動となり、先へ行けば“行ってしまった。”後に付くと“先に行け!”と言い、そのうち何処ででも休んでしまい、昨日の有志での森石山行と雲泥の差で、チームワークが感じられなかった。夫婦とは可笑しなもので、時間が経つとその苛立ちが不思議と薄らいでいくが、大自然の中では、生死がかかっているから、そう長く拘っているわけにもいかないからかもしれない。その中で80数枚の「山ノ神」の画像として追ったのであるが、途中、撮影中に雪中にデジカメを落としてしまったのである。岩や水中でなく良かったものの、レンズそのものに雪が付着し取れなくて困ってしまったが、この後溶けた水気など、このデジカメの将来はどうなるかと心配である。一昨日の森石山行でも、雨雪の中を撮り続けたし、デジカメの消耗も極限に達しているかもしれないが、私の経済環境下の中で、もう少し頑張って欲しいのである。 p.m.6:50



2/17 昨夜は月も星も出て、森石山行の日中だけが雨と、今度は何時いけるかわからない「森石山」の良さをわからずじまいになってしまった。しかし、強烈な印象だけは、生涯忘れる事はないであろうと、深く胸に焼き付けてある。今日はその天気が回復して、「晴れ」なる事を信じての「山ノ神=大地山行」繰り上げ敢行となったのであるが、出発地点の小川朝日ダムでは、ポツリと雨が来るなど、憧れの「初雪山」の全容を見る事が出来なかったのであるが、1,167mの低山ながら、あれほどアルペン的な山も少なく、我々が「大地、初雪」などと、よく口にするのがわかったようであった。また、1月や2月に来れた事に、道中またやってしまった「いさかい」を帳消しにしてしまうほどに「山ノ神」は、大地山頂に立てた感動が身震いを起こし、何時とのビールの味が違ったようであった。それにしても、「森石山」「大地山」と二日間連続の山行は、行程も長く、さすがに私も疲れを感じずにはいられない。 p.m.9:50



2/16 やはり森石山行集合場所の黒部ICでは、ポツリポツリ雨がやって来た。取付きのスノーガードの上から、“ なんじゃこれは!” と思うほどの斜面を雪崩れを心配しながらの急登である。先に黒部の猛者達の偵察が奏功し、ルート選定の苦労はなかったが、凍った下地に新雪は、何度もスリップを繰り返したし、切り立ったヤセ尾根を巻いては、樹木のまわりの深みに足をとられた。しかし、寄り合い所帯のパーティーにしては、チームワーク良く脱落者もなく3時間半足らずのスピードで山頂に達した。終始笑いが止まらぬ雪中宴会も、降り続く雪にはかなわず、ちょうど正午に下り始めたが、トーレスが消えかかるほどの降雪も、次第に高度を下げるに従い雨となり、またしても、ずぶ濡れになって車デボ地点に戻った。 我、愛するデジカメもこの降雪に、こっぴどくやられ、また思うようなアングルもとれず、記念すべき黒部の「森石山」の記録を飾れないかもしれない。 p.m.9:20



2/15 いよいよ明日は待ちに待った「森石山」行きだ。晴れの予報だったが、お昼の予報から雨に変わって来た。現在(午後4時)は、こんなに良い天気なのに「崩れの遅れ」を期待しなければならなくなった。未踏の「森石山」の憧れは言うまでもないが、私の数少ない新しい「山の友」との再会も楽しみの一つなのである。「花じい」「ターさん」「シュンちゃん」などが、このロートルとよく付き合ってくれるものだと感謝しなければいけない。また、私の一番の山の理解者である「はるちゃん」も同行してくれ、雰囲気の良い山行になればいいと企画者として願っている。そして、「シュンちゃん」の同級生のH氏が同行予定で、またもラッセル者(車)が増え、私と「はるちゃん」は、大いに助かるのではないかと、かすかな期待をしている。どちらにしても、雨を吹っ飛ばすような熱気で、山頂に立てないものだろうか? p.m.4:20



2/14 何処かのコマーシャルではないが、“ いつもお金が無い。新しいPCが欲しい。” と言っている私に、友人の妻君が砺波市にオープンする大型電機店のチラシを持って来て、“ 凄く買得のPCがあるから並べ ”と言う。(Pentlum41.6GHz 256MB 80GB CD-RW/DWD-ROM 15インチTFT液晶 20台とCeleron900MHz 256MB 40GB 15インチ液晶(ノート)20台など) 今日の午前10時オープンなのだが、“ 早朝から並ぶの? イヤだなあ~。” と言ったら、“ イヤイヤそんな甘いもんじゃない。もっと早くから並べ!” と言う。その妻君続けて曰く “ 何でそんなに元三(元ちゃんの実名)に力をいれているのかとダンナ(私の友人)から言われたくらいなのだから、頑張って来い!” とすっかりオバタリアン化した彼女に背中を押された感じであった。これ以上着れないと言うほど着込んで、リックの中に山道具(炊事用具や食料・マットなど)を詰め込み、テントは大げさだと言う「山の神」に配慮して、こっそりツエルトを隠し持った。イヤイヤだった電機店行きが、いつの間にか山行気分になり、見知らぬ世界への挑戦でもある。でも気恥ずかしく、いつもよりアクセルを深く踏めなかったようであった。おおよそ12時間前の昨夜10時過ぎに同店に出掛けて見ると、私の予想に反して屋上駐車場が、それこそテント村ではないか。警備員に並んでいる人数を聞くと110名だと言う。その段階で一変に熱が冷め、こんな寒い所にはいられないとすぐ諦めてしまった。テレビでよくショッピングセンターの開店の模様を見る事があるが、私には異常に感じた。これでも不景気なのだろうかとも思った。一番乗りは、チラシ折込が入らない時から並んでいると聞き、さすがの私も諦めざるをえない。それにしても、消雪の水が、かからないようにならんでいるテント村は、剱沢や涸沢のようであったが、車横付けでなく、リックを担がなければならない所なら負けはしなかっただようが、そんな所には出店されるはずがないか! a.m.9:50



2/13 「花じい」の「小話大賞」が、何と山口の涼子女史に当たったようだ。しかし、富山までラーメンを食べに来れないので「ラーメン券は元さんにプレゼントしたいと花じいさんに伝えてあります。副賞のネクタイピンは有り難く頂くことにします。手造りの品らしくてとっても楽しみです。」と伝えてくれた。「“ 小話大賞 ”おめでとうございます。そして、“ ラーメン券 ”のプレゼント有難うございます。でも、預かっておきます。もしかしたら、 東京の帰りでも来富される機会があるかもしれません。その時は「花じい」と共にラーメンをいや、小さな山行の後に一緒に食べに行きましょう。それでダメなら、私が頂きます。その事を「花じい」を通じて提供者に相談してみます。単独でも、ご主人とでも、或いは息子さんとでも、また、グループでもいいですから富山へ来て下さい。」と返事を出した。彼女は昨夏、剱岳長次郎谷の事で、お尋ねがあって以来の「山の友」であるが、お顔を拝見していなくても、「山の話」に何か引き付けられるものが感じられ、尚更山行く心が湧き立つのである。 p.m.7:25



2/12 「花じい」の「小話大賞」の投票が締め切らた結果「律義な山男」が大賞に輝いた。しかし、その「律義な山男」の所在がわからず、大賞の行方はどうなるのであろう! 私事であるが、「ブービー賞」に該当するものに投票したのであるが、しかし、その対象となる物が多くて、権利があるだけで、まずは私には当たらないであろう。もし私に当たったら、「担ぎ券」なるものは不要なのであるが、提供者の後からついて行くのも、オツなものかもしれない。 先般、同コラム欄でオツなものに当て字として、「乙」を使ってしまった。今の若い者に珍しい娘は、漢字にはやかましく、その事でお叱りを受けてしまった。「オツなものに」甲乙丙の良くないものを使ってどうするであった。時々学校で、友人達と私のHPを覗くようであるが、3年も経つと、その中味の批評は言わなくなったが、以前は「毎日更新」に拘っている私に、ちょっと可笑しいのではないかとよく言ったものである。その娘も、今春から就職の為上京するのであるが、そうなれば我家は益々新婚?に近い状態なり、恐怖の毎日になっていきそうである。 p.m.9:50



2/11 昨日の「修行」が話題になった。氷見でキトキトの魚料理を食して、何の修行かとお思いかもしれないが、汗を流しながら得た山頂のおにぎりやカップめんが最高の「山の幸」であって、時たま喉を潤す冷たい泡のようなものは、さしずめ「本当の山の神」から授かった美酒とでも言うのであろうか? 歩かずして、また汗流さずしての宴は、宴にあらず、晴天を垣間見ながら、山行く心を抑えての酒肴を食するこの辛さ?「修行」・・・・また1回の機会を失った事になる。しかし、冷たい雨や雪の中で、震え上がりながら、暖かい部屋や食べ物を脳裏に思い浮かばせるくせに、未だ人間が出来ていない証拠である。 p.m.4:00



2/10 やっぱり晴れた。恨めしい心のままマイクロバスに乗って氷見の民宿なのである。豪華なご馳走と温泉並みの大きな風呂に、何の贅沢を言っているのだと叱られそうだが、やっぱり「山」がいい。宴会は夜でいい。50歩譲っても、昼過ぎからでいい。もしかしたら、山の中での冷たいおにぎりや、カップめんの方が、私にとってはご馳走なのかもしれない。こんな事をどれだけ言ってでも、分かってくれない仲間だから仕方がないのだが、飲んでも酔い切れず、本当に精神衛生上よくない。「元ちゃん、山に出掛けたが、そんなにお天気が良く無かったよ!」 と慰めのメールを、池田氏が「塔倉山」の拾得物(おしらせ欄に記載)の事と共に送って下さったが、歩けない事が寂しいのである。 p.m.7:30

 

2/9 明日は晴れるようである。しかし、私は所用で明日は「山」に行けない。こんな日はとても辛いのである。雨の日も、雪の日も歩いている私には、こんな日を送ると、次の週は、また歩けるのだろうかと心配になってしまう。まるで中毒になってしまっているかのようである。免許更新の月である「山ノ神」に、こんな日こそ、運転免許センターへ行く日に当てるのだと言っていたのだが、風邪なのであろうか、今日の午後からダウンして床に着いてしまった。お陰で夕食は何も無く、明日の朝食もあたらないかもしれない。いや、こんな時こそ、「山ノ神」に何か作ってやらなくてはならないだろうが、果たして私の作ったものを食べてくれるのだろうか! p.m.11:59



2/8 「あっ~。また間違えていた。」  誤字脱字の発見である。時々読み返し発見するのであるが、「う~ん。上手く書けている。」 などと思う事は少ない。「うそ!うそ!結構自分に酔っているくせに!」 と後から「山ノ神」。「そうでなければ、こんなに続かないか?」 良い悪いは別にして、結構自己満足しているのかもしれない。好きな山の事を、自分勝手に述べているのだから!・・・・・
昨年母が亡くなった時、秋田のA氏から次のようなメールを頂いた。 “ いつも毎日のコメントを拝見させていただいております。謹んでご母堂さまのご冥福をお祈りいたします。 秋田市内の自宅の窓から、珍しく鳥海山がみえました。 セレモニーをつつがなく終えられて、また日記が復活する日を楽しみにしています。”
遠い秋田のA氏から初めてのメールを頂き、インターネットの凄さを感じたが、私のような者のHPに、どうして興味をもたれたのかと嬉しがりながら不思議に思っていた。そのA氏から今日嬉しいメール(二通目)が届いた。 “ ホームページ3周年おめでとうございます。 毎日のコメントを楽しく拝見させていただいております。毎日なにかしらの文章を書くことは大変なことと思いますが、飾らないその日、その日の思いや出来事を読む度にほのぼのとした思いをしております。特に「山の神」に関するコメントを楽しく感じております。 小生は、秋田市に在住する今年五十歳の男です。山登りは年に数回、県内の山に登る程度ですが、数年前に小生の「山の神」と立山に二泊して雄山に登ったときに見た剣岳の峻烈な山容を目にしてから、山といえば剣岳のことを連想し、そのために貴殿のホームページにたどり着いた次第です。 山に登るというよりは、山に遊ぶ元ちゃんとその「山の神」のホームページがずっと続くことを期待して、三周年のお祝いとさせていただきます。”
単純な私は、こんなメールを頂くと、舞い上がったように一日が嬉しくて、楽しくてならない。 p.m.0:10



2/7 昨日は、我HP(元ちゃんの山歩き)を開設してから満3年の節目の日であった。今でこそ、多くの方々が、我HPを訪問して下さるが、立ち上げた当時は、当たり前の事であるが悲惨なものであった。当然自分のHPが知られていないわけで、カウントなどされるわけがなかったのである。自己満足だけではダメで、見てもらわなくてはいけないのである。数少ないPCに興味のある友人と、競うように新しい事に目が向き、文字が動くとか、回るようになったなどと歓声を上げたり、きれいなHPに心を動かされたが、山に拘り、手作りに拘った。今でも、何故支援ソフトを使わないのかと質問されるのだが、支援ソフトを買うお金が無かったのです。また、おまけの支援ソフトを使えなかったのですと言っている。一日に数件の義理のカウントがある程度で、1500ポイントを数えるのに9ヶ月も掛ってしまった。しかし、1年7ヶ月で10,000ポイントを超えたあたりから、認知されたのか凄い勢いで、アクセス件数が伸び始めた。時折知人にHPの事を尋ねられる事があるが、私は山に興味がないと面白くないよと言っている。特別きれいな画像があるわけでもないし、文字の羅列だけで上手くも無いからである。ただ、自分に正直に、そして山を愛する心が伝わればいいと思っている。時には赤裸々になるかもしれないが、何処にも無いような、そして、ローカル色豊なHPでありたいと思っている。何時止めようかと思った事があるが、最近は、山行が続く限りHPを綴りたいと思うようになっている。何を書こうかと悩んだり、時間がなかったりして辛い時もあるが、「元ちゃんの山歩き」を通じて、多くの方々と知り合えて本当に良かったと思っている。未だお会いした事も無い方々も、私にとっては大切な友人であり財産である。 p.m.10:40



2/6 まだ寒が明けたばかりなのに、もう4月~5月の山行が気になってくる。3月から5月が私にとって、一番魅力ある時期なので、お天気はしかたないとしても、体調を整え、所用も入らないように努力?しなければならない。今年は、長年出掛ける機会さえなかった「笈ヶ岳」に何としても行ってみたい。そして、「大明神山」も・・・・などと、そうなると「越中の百山」の完踏も夢でなくなってくる。しかし、その先に、高いハードルが幾つもある。 p.m.6:50



2/5 先日の「牛岳」行きで、好天の土日でも、山好きが入らなかったのかと思っていたが、過日も述べたように、本来ならば低山でも真冬に山頂に立つ事は、かなり難しかったのである。最近は暖冬と、中高年登山ブームの煽りで、大パーティーを組んで何処へでも出掛けて行くようになったので、かなりの錯覚に陥っている方々も多いようである。自分(自分達)でルートを模索して、ラッセルをしなければ、その山を覚えられないし、本当に行って来た感じが、しないのではなかろうか!・・・・最も、山にはいろいろな楽しみ方がある事には間違いない。
その土日に、昨年同時期に「大高山」でお会いした大平氏が、精鋭4人と共に、雪深い「大辻山」に臨んだようだが、六合目付近でキャンプとなったそうである。翌日夜が明けぬうちから、壮絶なラッセルを繰り返し、山頂で素晴らしいご来光を拝んだという。「雪中キャンプが病み付きになりそう!」とも付け加えてあり、彼が、益々山にのめり込んでいくさまが、目に映ってきた。



2/4 休日は何処かの山に出掛けなければいけなくなっているくせに、その行き先に最後まで迷ってしまった。結局は「小佐波御前山」になったのであるが、兎角この時期は、予報に惑わされたり、体力との兼ね合いもあり、本当に計画は立てにくい。御前山で、中高年おばちゃま隊に追いつき、小佐波御前山直下で、頂上から引き返して来たハッピーリタイヤして、気ままに山歩きを楽しんでいると言う単独行の女性のトレースで、今日はとても楽をさせてもらった。天候の悪い時や、時間がない時に登る山の一つになっている「御前山・小佐波御前山」で、毛勝の山々や大日岳共々に、剱岳を仰ぐ事が出来て、とてもハッピーだったが、しかし、頂上では剱岳の頭の部分だけが、ガスに覆われたのがとても残念であった。でも、無風に近い山頂で、遠くの山々の展望を楽しめた事や、昨日同様のキュッ、キュッとなる雪質に雪山歩き冥利に尽きた。 p.m.11:59



2/3 不安げな「山ノ神」の事を思って、雪中キャンプから、設営訓練に目的をかえて、「牛岳」に向かった。週末の好天にトレースを期待しての遅い出発であったが、利賀側登山口のトレースは、前日の登山者が軟弱だったのだろうか5分も歩かないうちに消えていた。また林道のトレースも、無雪期の登山口まで届いていなかった。お正月ほど沈まなかったが、その時より多い積雪に、頂上どころか、稜線までも届かず、六合目でテントを張る練習となった。久しく雪中キャンプをしていないのと、一昨年「外張り」を買ってから使用していなかった事もあり、来月上旬に小矢部水系の5座を目指すには、どうしても経験を積んでおきたかったのである。「外張り」を密かに買ったのであるが、その時は、何を考えているのかと、「山ノ神」の怒りにおののいたが、テントを張って中に入ってみて快適に感じたのか、「テントで泊ろうとか!」「シュラフを持って来なかったのか?」などの発言に私もいささか参ってしまった。サラサラのパウダーのような雪で、ブロックなどを積み上げる事も出来ず、訓練とは名ばかりのテントの中で、雪を凌いだだけの事になってしまったが、来月上旬の小矢部水系の山々に、より重たい荷を担いで、本当に「山ノ神」は付いて来るのだろうか? p.m.10:55



2/2 朝方は厳しい冷え込みであったが、久し振りの登山日和になったのではなかろうか? 明日が休日の私には、この先のお天気の崩れが頭を過ぎり、辛~い一日であった。このところ、お天気は我々に味方せず、良き展望と、シャッターチャンスを与えてくれない。でも、何時も言っているように「人生帳尻が合うもの」のように、昨年の前半は、悉くお天気に恵まれたものの、秋口からは殆どお日様を拝む事が出来なかった。これからの肝心の山行で、晴れてくれればそれでいいのだが・・・・・・・・ p.m.4:25



2/1 「花じいのHP」で、「山と花の小話」から、“小話大賞”を選ぶという企画を、以前に紹介した事があるが、花じいの計らいで、私の提供する賞の名が決まった。“ブービー賞一歩手前賞”で、「お担ぎ券付きお山でワイン」が賞品である。元々ウィットの利かない私には、ユニークな発想に乏しく、「花じい」の妙案には結構満足しているのである。さて、誰に当たるかであるが、あまり人気のものに投票すると、私の賞には当たらない。ところで、そのワインであるが、高価なものを想定してもらっては困るが、出来れば私の都合の良い日に、ご一緒出来る方に当たらないものかと願っている。もっとも、有効期限が長~いので、遠い所から応募して頂いても構わない。来富された機会にお届けに参ります。さ~あ、締切までもう少しです。「花じいのHP]を覗いて投票して下さい。 p.m.11:59