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10/31 平成も、あと半年だと、マスコミが盛んに報じている。それを聞くと、この30年一体全体何をしていたのだろうと思ってしまう。何をしていても後悔するのだろうけど、只、歳を食らっただけかもしれない。でも、まだ半年ある。「平成の想い出を作る。」 歳と関係ないだろう。
10/30 私は、キノコに詳しくない。でも、最近は、ナメコだけに絞って、その収穫に期待をしている。「今年はキノコが豊作!」 などと情報が伝わって来る。でも、私の過去の経験からして、11月にゲットしている事の方が多い。でもと思い、雨の中を歩いた。もちろん、キノコ(ナメコ)は、二の次であったが・・・・
それども、少なかったけれど、2ヶ所で見付けた。1ヶ所は、朽ちた倒木の周りにあった。それも落葉を掻き分けなければ分からなかったという状況である。そして、倒木の裏奥深く回り込んでいるもので、柄が途轍もなく長く、何か変だな! もう1ヶ所は、樹木に着いていたが、形が歪で乾燥気味であった。 今シーズン初めてという事もあり、疑心暗鬼というところである。「山ノ神」が、ヒラタケと言ったものがあったが、今回はパスする事にした。
さて、食するとなると、私が最初となる。(毒味をさせられる。) 「味噌汁の味が、いつもと違うような気がする。」 気のせいなのだろうか? でも、今も元気にいる。だから、間違いなくナメコなのだろう。 それでも、私の友人・知人、そして、親戚は、「今年は未だか?」 と、首を長くして待っている。でも、今年は、わからない。
10/29 雨。ず~っと雨だった。そんな中、鋲岳・烏帽子山に行って来ました。雨の似合う山は何処だろうと考えた結果、烏帽子山を選びました。紅葉は、標高900~1000mくらいまでが、雨でもキレイでした。だから、晴れた日に当たれば、それこそ GOODになるでしょう。
落葉に隠れた木の根に、時折ズルっとなるのですが、まだ持ち堪えられます。私は、この時期に、あまりこの山域で、ナメコをゲットした事がなかったのですが、それでも、キョロキョロとしてみました。でも、私の眼力では見付け出す事は難しかったです。(ちょっぴりは見付けられたのですが、でも・・・・)
そして、雨でも、やはり山頂へ行きました。山頂では、雨に、少しばかりではあるものの風が付いて回っては、食事、或いは、コーヒータイムとはいきません。では、ツエルトを張ろうかと思ったのですが、用具不足(ペッグも張綱もなし)では致し方なく、早々の下山となってしまいました。
しかしながら、歩ける事の喜び(幸せ)を感じた山歩きでした。お昼すぎから・・・、午後から・・・、 車に乗ってから・・・ 回復かと思ったのですが、なかなか思うようにならないものです。全く人生と同じです。
10/28 明日の予報は必ずしも良くない。そして気温も低い。でも、このところ、朝の送りから解放されているので、「休日は山に・・」 の如く、特別の山以外、結構時間的には楽である。今年は、「キノコがいい。」 と言われているが、私の知っている所へは、通行止の噂を聞いているのでアンバイが悪い。
キノコは、二の次の私であるから、歩ければそれでいい。キノコと言っても、私の場合はナメコだけ! それがなくとも、名残の紅葉、ガスの切れ間から望む街並み、濡れているかもしれないが、落葉の踏みしめなどの楽しみがある。また、低くても、ピークに立てれば、この上ない充実感が漂う。
10/27 友人・知人にアクセスしないと自然に遠ざかって行く。ネットの世界でも同じ事が言えるかもしれない。「ずっと、会わなくても、親友は親友に変わりはない。」 かもしれないが、次第に存在感が薄らいでいかないともいい難い。やっぱりマメでなければいけないのかもしれない。
失うのは、簡単で、しかも早い。育むのは、それなりの時間が掛かる。煩わしい時があるかもしれないが、心の支えになる事もある友に、尽くせば(時間を費やせば) それなりのものが返って来るような気がする。独りでいるのは簡単で楽。でも、いずれ寂しくなるのも見えている。だんだんと減っていくのだから大事にしなければならないと凄く思う。
10/26 今日は、順延となっていた孫達の持久走大会が古城公園であった。街中の過疎?小学校であるから、一学年20人もいない。その中の真ん中程の順位であったようだが、「頑張ったね!」 と言えるようになった。それに比べてなのか娘は、「お父さんに、褒めてもらった事など一度もなかった。」 と言う。
「一度もなかった。」 事はないと思うが、「2位なら、もう少しで1位になれたのにとか、Bなら、もうちょっと頑張ればAだったのに・・」 らしい。自分としては、そのような記憶はないのであるが、少なからず期待していたのかもしれない。
これは山歩きにも言えるのかもしれない。一緒する「山ノ神」がすぐ怒る。「頑張っているのに・・」 私は、励ましの言葉や、時間に合わせた行程の事くらいしか言っていないのに、彼女にしてみれば、イヤな言葉になるのかもしれない。気を遣っているつもりなのだが、まだ人間が出来ていないのだろう。他の人からは優しいと言われるのですがね・・・。
10/25 山登りの良さは達成感であると私は思っている。山菜採りでもキノコ採りでも、また写真を撮るにしても、山頂には登りたい。全くの自己満足に過ぎないのであるが私は拘りたい。それは、高い低いに関係なく一つの目標なのである。もちろん、山を楽しむには幾多の方法があるから、強要する事はない。
エベレストに登れるわけもないし、南極や北極に行く事が出来るわけもない。だから、自分に相応する山に登られればそれでいい。しかし、時々であるが、背伸びして、もうちょっとだけと思う時がある。でも、ひとりでに、そのような思いは遠のいていき、歩けるだけで満足となるのだろう。
最近、主役と脇役、メーンになる人と裏方などを強く意識するようになった。ピッチャーとキャッチャーだけでは、野球は出来ない。物事を行うにも、企画する人、実行する人、盛り上げる人、どうかするとギャラリーがいなければになる。一人では出来ないし、面白くもない。チーム全体で作れるものだし、誰がいいとか悪いもない。
何処の山に登ったとか、何回登ったも大した事はない。それは自己満足の世界であって、自分の胸に留めておけばいい。「そのうち誰かが褒めてくれるだろう。」 くらいなもんだ! それよりも、もう少し歳を取っても歩ける方がもっといいし自慢も出来るというものだ! 生きる事に執着しなければ・・・・
10/24 可笑しなもんで、何となく山の情報が入って来る。本当に感謝である。「あいつに、山の話をすれば喜ぶだろう。」 なのかもしれないが、光栄としかいいようがない。山仲間の他にも、何年もあっていない山友、そして、最近、山で出会った方など本当に嬉しい。
「山の話」は発奮剤、「山の空気」は妙薬である。「イヤな事は忘れる。笑えば楽しい。怒っては損するだけ。」 なのだが、なかなか出来ない。長生きする人に、わがままな方が多いと聞くが、人様の気持ちもわかるような(聞いてあげれるような)感じで長生き出来れば最高である。
10/23 黒姫山も斑尾山も、そんな大変な山でもなかったのですが、出発の前夜、そして、ホテル泊とも、あまり眠られなかったので、帰宅してからドット疲れが出てしまい早めの就寝となってしまいました。現在は、時間の制約があって仕方がないのですが、いつかは、のんびりとした山旅をしたいものです。
というものの、先月も、そうであったように、2ヶ月連続でホテル泊まりとなったのですから、大きな進歩?と思っています。「床が変われば眠られない。」 は、多少感じるのですが、贅沢の何物でもありません。
最近は、「お元気ですね!」 と言われる事が多くなりましたが、まだまだです。70歳代で元気な方が、それはそれは大勢おられます。80歳代になれば、少しはその言葉を受け入れられるかなと思ったりします。私には、80歳代になっても、大地山でキャンプをしたいという願望があります。大きな荷を担いでの雪山でキャンプをするのですから、その時は自慢してやろうと思っているのですが、まずは、元気でおらなければいけないわけです。
10/22 昨夜は、たくさん飲みたくさん食べました。(飲み放題を申請したのに、何故か単品料金になっていて、ちょっぴり得した感じ。) 朝食は、午前6時半からだったので、早めに済ませて飯縄山に行く予定を立てていたのですが、「山ノ神」は、これも(いつもの通り)遅く、第2案の斑尾山に変更を余儀なくされてしまいました。
飯縄山登山口までのアプローチを考えると、お昼過ぎまでに、国道18号線まで戻れないと判断したからでした。それは、帰りは下道との計画があったからに他なりません。それが、高速利用になったとしても、山自体の歩きもある事だし、約束の時間まで帰れるという保証がないからでした。
そうなれば、タングラムだけに、斑尾山に登るしかありませんでした。17年前に登った事のあるルートを模索する余裕もなく、ホテルのトレッキングコースを辿る事にした次第です。標準タイムは4時間でした。それなら、コーヒータイムを、何処かで取れると高を括っていたのですが、なかなか思い通りににはいかないものです。リフトに乗っている観光客に手を振られながら(励まされながら)の歩きでしたが、「山ノ神」曰く、「黒菱平(唐松岳)からのリフトにならず、歩いた斜度に負けないくらいだ。」 当然、ピッチが上がらず、引っ張り上げなければならない始末でした。
リフト利用の観光客には、珍しく感じられたのか、次から次へと声を掛けられたのですが、その先の上へは当然の如く誰も上がって来ません。「山ノ神」の足も停まるようになり、先が案じられてしまいました。そのような時、若い一人の女性と出会いました。康さんという中国の方でした。大学時代から日本語を勉強していたそうですが、日本の自然が好きで、とうとう日本へやって来てしまったようです。今は、斑尾高原で働いておられるようでした。
斑尾山頂まで、あと500mの所(斑尾高原への分岐)まで、ご一緒してもらいました。その間、短い時間でしたが、たくさん喋りました。本当に好感のもてる女性でした。(家に帰って、PCの前に座った頃に彼女からメールが届きました。) 斑尾山頂上は標識があるだけで、展望もなく、その先に10分ほど歩くと大明神岳があり、展望が良いとの情報を得ていたので、時間のない事は分かっていたのですが行ってきました。
野尻湖と周りの山々とのコントラストが素晴らしく、長居をしたかったのですが、コーヒーも頂かずに戻らなければなりませんでした。そこまで掛かった時間が2時間半だったので、果たして、お昼頃までホテルの駐車場まで戻れるのかと心配でした。下山路は、当初からの予定通り、万坂峠目指しましたが、「山ノ神」は、ずっと我慢をしていたようです。(水休憩以外なかったのですから・・) でも、予定より10分程遅れた程度で車に戻る事が出来ました。
日中だけに5時間程度で、孫達の迎えが出来るのか心配だったのですが、1時間ばかり早く着く事が出来ました。3度の片側交互通行に遭ったりしたのですが、意外や意外でした。早朝の高速利用と1時間しか違わなかったのですから・・・。でも疲れました。早々に床に着きました。
10/21 午前3時高岡を出発。黒姫山登山口(古池・種池駐車スペース。小さな5~6台しか駐められない。中社寄りの大橋なら30台くらい駐められる。)に着いたのが6時頃。珍しく高速を使った。(妙高高原まで) 日曜日だから3割引のせいもあったから。寒かった-1℃で、霜で真っ白なんだから。
家に帰って調べてみると19年ぶりであった。(その時も10月) 古池が良かった。湖面からの蒸気と紅葉。しかも足元が霜で真っ白なんです。しばらくは、紅葉の中をせせらぎの流れと共に歩く。その紅葉も1,300~1,400m辺りまでだったような気がする。しらたまた平に来ると、野尻湖と北信五岳(妙高山・戸隠山・飯縄山・斑尾山・黒姫山) を見渡せる。もっとも、黒姫山を歩いているのだから、全部とは言い難いが・・・
山頂は、地元の方々が閉山行事のために登って来られていて結構混んでいた。でも山頂は気分がいい。幾つになっても、達成感というのがたまらない。火打山と焼山の上部が白かった。その先に、金山・天狗原山が連なり、雨飾山が存在感を見せ付けていた。志賀高原方面は、雲が湧いたり消えたりで、あまりはっきりは見えなかった。
下山路は、新道分岐から大橋林道に降りた。これだったら、車がずっと入れるのではと思いながらの下山路だった。宿泊先は、タングラムに取った。子供達全員が小学校頃にスキーで泊まった事があったから、27~28年ぶりかもしれない。(もしかしたら、30年ぶりかもしれない。) さすが、東急のホテルである。食事の時は、浴衣ではダメである。ギリギリに取った宿だったからであろうか、ずっと端の部屋であった。でも、いい部屋であった。
10/20 「休日は山に・・」 という私と、「休日は何処かに行きたい。」 という「山ノ神」との副産物として、明日明後日は、北信五岳の一角の黒姫山・飯縄山辺りに行く事になった。でも、明後日の夕刻まで(孫の迎え)戻らなくてはいけないので、2日目は斑尾山に変更もありとなる。
贅沢は言わない。安価な宿もあったので、少しは身体を休められそうだ。帰りは、下道経由の予定であるから、早く歩くか、予定を変更するかになる。どちらにしても、山に行けるだけでも幸せと思わなくてはなるまい。黒姫山・斑尾山になれば2回目、飯縄山なら3回目となる。
10/19 「何が何でもは止めよう。」 と言いながら、山に行かなかったら何だか変だ。そんな中、今度の連休(10/21~10/22) を、どうするか揉めている。「山ノ神」は、東北を希望し、私は県内の山と食い違いは大きい。2日間で、秋田に行って、しかも山に登る。当然、夜行の運転が付いて回る。もうそんなのはイヤだ!
東北に行くには、最低3日。そして、宿に泊まりたい。(車中泊は、なるべく避けたい。) 「山ノ神」は、遠くへ行きたい。なるべくお金を使いたくない。そういうところの違いから、おかしな雰囲気が生まれる。「近くの山でいい。寒くても雷鳥沢でのキャンプがいい。」 と言えば完全な決裂が生じる。何の辺で妥協が出来るのでしょうか?
10/17 ちょっとランクが上の人達の生活に羨ましく思う時がある。手の届かぬレベルの人達を見るにつけ、諦めというより異次元のように思う。しかし、何もかも揃う事はないように聞く。もっと上を願うのもあれば、悩みや困った事もあるようだ。「もう ちょっとだけ!」 を求める私(達)が、平凡でありながら、平均的で、うまいも辛いも分かるのかもしれない。
その平均的や普通という尺度の求め方にも論議があろうが、足して2で割るものでなく、輩が一番多く集まるところかもしれない。財力・体力・知力だけでなく、数字や言葉で表せない人との交わりや聞き上手も加味されるであろう。食べれる・歩ける・語れるなどがありながら、まだ充分でないのは、欲望を捨て切れなく、仏には程遠い。
10/16 昨日は、孫達の学習発表会の振替休日。育成クラブ(学童保育)の送迎(朝夕)しなければならなかった。その間、小屋根のペンキ塗りをした。前々から(一年に一度の行事?) しなければならないと思っていただけに、ようやくという感じであった。
それで、満足した休日かと言えば、そうでもない。歩かない休日は、何処か可笑しい。そして、その後遺症?なのか腰が痛い。やっぱり、「休日は山へ・・・」 が一番いいようです。
10/15 今日は、山に行かなかった。昨日も今日も 「何処へ行くの?」 と言うメールをもらっていた。「明日、そして、今日は山に行かない。」 と返したら、「何処か具合が悪いの?」 となった。他の用事があってと述べて納得してもらった。
昨日から、「山ノ神」は、中学時代の同窓会に出掛けていたが、帰宅して開口一番 「何処へ行ってきたの?」 だったが、「Kさん(初恋の人)と逢ってきた。」 と言ったが、その後の会話が続かなかった。「本当かな!」 と思ったのか、「ウソ付け!」 と思ったのか分からない。
10/14 先日、yahooから次のようなメールが届いた。「いつもYahoo!ジオシティーズをご利用いただきありがとうございます。誠に勝手ながら、2019年3月31日をもってYahoo!ジオシティーズのサービスを終了することにいたしました。 (抜粋)」
現在geocitiesを使っている (540円/月) 私のHP(元さんの山歩き)がなくなってしまう。他のプロバイダーに移行するか、新規に始めるブログにするか、新しい手段を選ばなくてはいけなくなる。最も、何時かは止めなければいけないとは思っていても、イザとなると、やっぱり萎縮してしまう。
” 山をやめる時は、HPもオシマイ。HPをやめる時は、山から離れて行く時。” だった筈。でも、まだ山に登れる。執着心まだまだ。来年の2月6日で、当HPを開設して満19年になる。それまでには、方向性を出したいと思っているが、何だか寂しさが漂う。モチベーションが上がらないのは、体調が悪かっただけでなく、この事が大きく影響していたのも確かである。
10/8 私は、毛勝山に行きたかったが、最近の「山ノ神」の体力では、暗がりから出ても、日没後の下山となる事が必死。しかも、喜ばれなく、いろいろな辛い事が付いて回るのではと諦めてしまった。そして、仕方なく「山ノ神」の要望通り焼岳行きとなった。
百名山で紅葉時期の休日、そして、台風明けでは混雑が必死である事から、早出を希望したが、起床してから1時間以上経っても、スタートが出来ないのではどうにもならない。安房峠10号カーブの駐車スペースに辿り着かない所に駐車しなければならない羽目となる。(午前6時半であっても・・)
それでも、まだまだ、どんどんやって来る。グループ・個人・家族連れ・老若男女など、様々なスタイルである。混んでいてもお天気が良かったから、周りの景色を楽しみながら歩く事が出来た。歩く時間の目標設定をしたつもりはなかったが、「山ノ神」が、どう捉えたかは分からないが、「頑張っているの と突然怒り出した。
何かの言葉尻に感を出したのかもしれないが、何が何だか分からなかった。その後は、いつも通り言葉少なく、他人様と歩いている格好になってしまった。それでも、紅葉は、予想していたより良かったのが救い。
10/2 昨夜は早く寝たからであろうか、気分良く早く起きれた。そして、唐松岳行きにした。下道で、しかもリフトに乗らなくても山頂に行ける時間であるからだ。和田の森を抜けると、崩落の危険があり通行禁止との表示があったが、半分開いていたし、私達の前に軽自動車が行ったから、てっきり通行止も解除になるものと思っていた。
その証拠というのであろうか、道に何の障害もなく、崩れている所もなかった。前の車もリフトを動かす人なのかなと思う程であった。誰もいない黒菱平で出発の準備をしていると、「何処から来たのか? 通行止の表示が分からなかったのか?」 と問われ、「いつ車が通れなくなるか分からないから、すぐに下へ降りてくれ。」 と言われた。
HPにリフトの運行時間も載っていた事から、通行止などとは思わないし、台風も過ぎ去った事から、あの表示板も、いずれ取り除かれるものと思って上がって来たなどと、少し反論したが、「分かりました。」 と、すぐ降りる事にした。148号線に戻った頃は、午前8時であったから、次行く山は、雨飾山くらいしかないと思っていた。
ところが、爺ケ岳へ行こうと「山ノ神」が言う。「今から?」 と渋ってもたものの、本人が言うのであるから、しっかり歩くに違いないと思い扇沢にハンドルを切った。平日(火曜日)であっても、鹿島槍ヶ岳への柏原新道だけに駐車場はいっぱいであった。狭い合間を見付けて駐めなければならなかった。
それでも、種池まで3時間強で着いた。しかし、爺ケ岳と言っていた「山ノ神」が、時間がないから行かないと言う。そして、私に、「1時間もあれば行って来れるだろう。」 と言う。でも、「若い時と違う。写真も撮りたい。2時間はダメでも、1時間半はないとダメだ。」 と言い直してスタートとなった。
最高点は、南峰ではなく中峰である。二つのピークで写真を撮ってもらったり、ちょっと話し込んだりした事もあったが、種池に戻った頃は、「山ノ神」はいなかった。(後から、分かった事だが、私が戻るよりも35分先に、登山口に向かって歩き始めたようであった。) 私はお腹を空かしていた。でも、食べる物は全部「山ノ神」のところにあった。
仕方なく歩き始めたが、なかなか追い付かなかった。追い付いたのは、登山口まで、後40分と表示してあるケルンの所であった。いっぺんに疲れが出たような感じで、登山口まで遠く感じてしまった。それでも、登山口に午後5時頃までに戻って来たのであるからまずまずであろう。
扇沢周辺の標高は結構高い。(柏原新道入口の標高は1,350m) そのせいなのだろうか、車に乗って高度を下げるに付け耳痛が起こった。一種の高度障害なのだろうか、それとも、やっぱり風邪なのだろうかと思ったが、帰らなければいけない。種池でゆっくりしていた「山ノ神」は、持参したビールの他に、生ビールを飲んだようだから、交代するわけにもいかなかった。
次第に、唾を飲み込んでも、アクビをしても、耳が痛くなってきた。眠気もあったが、我慢出来なくなったので、北小谷道の駅で1時間ばかり休んでしまった。そこからは根性の運転となる。高速も使わず下道である。それが悪かったのか、金属片を掴んでしまったようで、それを知らずに車を走らせていたのかもしれない。
黒部バイバスの信号で停まる時に、ガタガタと来てパンクしている事に気が付いた。(JAFの方によると、長い間走っていたようであった。タイヤは、バーストしていて交換しなければならない状態であった。) 「タイヤの減り方からして、4本とも交換されたらいいですよ。」 などとも言われてしまった。今日は、何もかも思い通りにいかなかった感じであった。
10/1 台風のせいではないが、昨日から、鼻の調子が可笑しかった。ティッシュ横付けで、くしゃみも伴うのである。お風呂に入ると幾分その症状が緩和されるようだった。しかし、ずっと、台風情報なるものを見ていたのが災いしたのかもしれない。風の音からして、もう大丈夫と思ったのが、夜半で風邪を引いてしまったのかもしれない。
目が覚めると喉が痛い。そして、寒い。皆が半袖なのに、私は長袖を3枚重ねた。それでも寒かった! 具合が悪いと言っても、「山ノ神」は、山へ行くものだと思っている。簡単な所という事で、千石城山となった。登山口スタートが午前11時である。あまりぬかるんでいなかったが、展望もないし、「何の為に歩くのか?」 となってしまうが、これは、いつもの事で、これがなくなれば、山歩きは終わりかもしれない。
ちっちゃなクリのイガを剥いたり、カモシカと少々向き合ったりもした。剱岳や大日岳が見えなくても、早月川の勢いを感ずれば、上市の山奥まで来た気がするのだから、それもいいだろう。「山の空気」を期待したのであるが、イマイチ効能がない。これでは、明日はどうなるのだろう。