元    さ    ん    の    山    紀    行
小白木峰 (1,436.7m) 白木峰 (1,596m)
<富山市(八尾)、岐阜県宮川村> 平成21年02月02日~03日





一日目は、晴天に恵まれた小白木峰キャンプサイト





まずは、ゲートを通過して・・ 取り付きの目安の橋が見えて来た。 もうちょっと、行った所から・・


杉林から・・・ 快適そのもの・・ 金剛堂山の一角が見えて来た。


金剛堂山をバックに・・ 思わずシャッターを切った。


クラストしていて歩き易かった。 もう少しで展望が良くなる。


稜線に出る。 金剛堂山を眺めながら・・・


小白木峰の山頂方向。


1297m付近で 苦労して撮った画像!


この樹林帯を抜ければ・・・ きれいな樹氷と・・・


1379m付近で


疲れてもゆったりした稜線歩きは気持ちが良い。 まるで別天地!


もう一登りしなければ・・・ 白木峰・仁王山に雲が掛かり始めた。


山頂に着いて、すぐに金剛堂山を撮った。 少し遅れて 「山ノ神」 がやって来た。


まずは、食事処を確保! シェルターの中から金剛堂山を眺める。 キャンプサイトの全容が固まった。


金剛堂山に夕陽が沈む。


もっと、深く掘らなくては・・ 風に備えて補強作業!


陽が沈み辺りが暗くなる。 夕陽が沈んだら宴が始まる。 キャンプサイトの全容。





つづく




「2/2 コラム(山つれづれ・・) より」

2/2 大長谷へ入ったら、結構な積雪があったが、凍結によるスリップを警戒して、スピード調整をして運転していたものの、大長谷温泉を過ぎた除雪最終地点までは、1時間半も掛からなかった。

 お天気は良好! 山ノ神には、不安と期待が入り交じった出発になったが、15キロの荷を担いだ割には、スムーズな歩きであった。25キロの荷を担いで、その後を追う私の方が、余計に沈むので結構厄介であった。

 取り付きからすぐのクラストした急登箇所では、山ノ神が登り切れず、荷を代行しなければいけない場面もあったが、全般的には、ブカブカ沈む事もなく、スムーズに歩行出来たように思えた。

 「ゆっくり焦らず、写真を撮りながら行く。」 をテーマにしていただけに、青い空の下で、樹氷の間を縫うように歩くのは、気持ちの良いものであった。

 「3週間前に、強者達で出掛けたタイムに、差ほど劣らぬもの。」 などと、山ノ神を持ち上げたのも奏功したかもしれないが、好天と雪質に恵まれた事に尽きるようであった。

 正午を過ぎた頃から、金剛堂山や白木峰・仁王山を、真向かいに眺めながら、遠くに北アの山々を遠望する稜線漫歩が出来る幸せを噛みしめながら、シャッターを切り続けた。

 車デボ地点から、5時間余で、小白木峰の山頂に立つ事が出来たが、それからが、また一仕事がある。2時間以上掛かって、テン場と食事処を造り上げ、防寒具を着込んで、やっと食事に有り付けた。そして、夕陽を眺めながら、またまた4時間程掛けて、2Lの清酒を飲み干したのである。

 やっぱり夜は寒く温度計がないから分からないが、下界の気温よりは、10℃くらいは低い事は間違いなかったであろう。月も星も我々を歓迎してくれたような気がした。





  ■■■ コースタイム ■■■
    一日目
 高岡6:30=車デボ地点(8:00~25)=取り付き(9:00~10)=871m(10:05~15)=1175m(11:30~35)=1297m(12:10~30)=1379m(12:55~13:05)=小白木峰頂上13:30
    二日目
 小白木峰キャンプサイト9:30=1408m分岐9:45=1418m10:20=1427m10:50=白木峰頂上(12:10~20)=白木小屋(12:35~40)=林道分岐(13:35~45)=1300mP上14:05=1170林道14:30=892m林道15:50=管理棟16:55=車デボ地点(17:15~30)=高岡

  ■■ 同行者 ■■
             比佐恵