元    さ    ん    の    山    紀    行
白木峰 (1,596m) 小白木峰 (1,436.7m)
<富山市(八尾)、岐阜県宮川村> 平成29年06月26日





ススダケ採りが目的の小白木峰行き。





他に車は、一台だけだった。 何時もながらの最初の急登。


ニッコウキスゲは、これからです。 ギボウシ


虫は少なく、展望が頗る良かった。 とりあえず、白木峰山頂を踏んだ。


雲の上に北アの山々が浮かんでいた。 剱岳をズームアップ。


やっぱり、北アの山々が気に掛かる。 いつもの祠を通って、小白木峰に向かう。


白木峰へ1・5キロ、小白木峰へ2キロ
この標識を過ぎて、20分後に北ちゃんと出会った。
午前11時半頃、
ススダケ採りを終えた「北ちゃん」と遭遇。


白木峰へ2・5キロ、小白木峰へ1キロの標識。 小白木峰へ500m。草穂の地塘近くにある。


草穂の地塘 午後0時25分頃、小白木峰到着。


食事する時間がないかと思っていたが、それでも40分程の時を過ごす事が出来た。


小白木峰をバックに、急がなくては・・ もう一度草穂の地塘で・・


白木峰は遠くに感じる。頑張ればそうでもない。 リックが重たく感じているようである。


ようやく、祠に到着。 疲れ果てて、座り込んでしまった 「山ノ神」


後は、降るだけです。 ギリギリの時間に、駐車場へ辿り着きました。








   元さんの戯れ・呟きから

6/26 予報より、かなり上方修正したお天気になったが仕方がない。ニッコウキスゲには、ちょっと早いが、もしかしたら、まだ、ススダケがあるかもの希望を掛けて白木峰・小白木峰行きとした。車の往復時間を差し引けば、正味6時間弱の行動時間となるが、”早く歩けば解決する。”

 ところが、スタートがちょっと遅れて、午前9時45分となる。また、歩き始めて最初の林道に出た時、虫除けスプレー(ハッカ油)を間違って、まともに左目に掛けてしまったのである。自業自得とは言え、目が開かなく、七転八倒してしまった。持ち合わせていたペットボトルの水を目に注ぐが、見当違いの所に注ぎ、衣服がびっしょりとなる。それでも、10~15分程経った頃からであろうか、ようやく、痛いながらも目が開いたので先を急いだ。

 白木峰山頂に立った頃には、少々雲が立ち込めていたものの、北アの山々が、すっきり見え、その大パノラマに感嘆の声を上げた。ニッコウキスゲの咲き誇るのも良いが、白木峰から北アの名峰を眺めるのもぐっといい。。

 「山ノ神」は、ススダケにご執心。私は、充分に歩いてからの収穫を望むのであるから、どうしても、袂を分かしてしまう。別行動の提案に「山ノ神」は嫌がり、その折り合いは、小白木峰帰りの収穫、もしくは、時間内に車へ戻る事が出来る確証が整った時点で収穫する事となった。そんな折、ススダケ採りにやって来ていた「北ちゃん」の下山時に遭遇となる。

 相変わらずザックいっぱいに詰め込んでいたようである。話したい事が、山ほどあったのであるが、先を急いでいたので、少々の立ち話で別れた。昼食の時間などないと思っていたが、小白木峰山頂で、40分程時間を掛ける事が出来た。その時点で、車に戻るまでの時間は、2時間半弱。

 「あまり時間がない。」 と言いながら、ヤブ中へ入るのであるから、なかなか戻れない。そして、時間は刻々と過ぎていく。「ここにもあった。あそこにも・・」 では、「ふ~ん」 となってしまう。それを担ぐのは当然私となる。このところの私は、あまり体調が良くない。でも、歩かなければならないから歩く。でも、採りたがり屋の「山ノ神」の足が上がらなくなって来る。

 怒ってもダメだから、宥めたり励ますしかない。ニッコウキスゲが割と咲いている山頂近くの祠に戻った時は、午後3時15分であった。3時半まで車に戻らなければと思っていただけに、かなりの遅れであった。でも、「山ノ神」は、ベンチに腰掛けて歩こうとはしない。先に行っても、同じ車で帰らなくてはいけないのだから、じっと我慢しながら、少しずつ歩くしかなかった。

 ほとんどのススダケを私のザックに移し替えたが、その足取りは重たい。そして、今度は私が疲れて来たが仕方がない。駐車場に着いたのが午後3時45分であった。素早く着替えなどして、スタートしたのが3時58分。5時過ぎまで高岡にはとても戻れるような時間ではなかった。そんな時ほど、前には遅い車がいるものだ。(抜けない所で・・) 本当に弱った。でも、間一髪で、大目玉を食らうには至らなかった。






  ■■■ コースタイム ■■■
     高岡8:00=駐車場(9:30~45)=白木峰山頂11:45=「北ちゃん」と遭遇11:30=(12:25~13:05)=駐車場(15:50~16:00)=高岡17:20  (途中ススダケ採り)                                                                                  

  ■■ 同行者 ■■
           比佐恵