元   さ   ん  の  山  紀  行
夫 婦 山 (784.1m)
<富山県富山市(旧八尾町>
平成23年04月25日





夫婦山(男峰)山頂で・・・







神社前に車を止めて林道歩きが始まる。 登山口で一服してから・・・ 途中に、二カ所の水場がある。


意外にも残雪がなく歩き易かった。 杉林の急な長い階段を登る。



~~ 所々に、可愛い雪割草(ミスミソウ)が咲いていた。 ~~

松瀬峠まで結構 急な感じである。 赤いツバキの花に目が行ってしまった。 もうすぐ松瀬峠。


松瀬峠から女峰へ・・・ 女峰のちょっと手前に残雪があった。 女峰で、コーヒータイムと洒落込む。


男峰への急登場面。 ロープに繋がりながら・・・


展望台との分岐で・・・ 展望台から女峰を望む。 岩場をくぐり抜けて・・・


山頂では、ビールでなく、コーヒーで乾杯! 展望を楽しみながら・・・







小井波のミズバショウ。後方は夫婦山。





久婦須川のダム湖






  元さんの戯言・呟きから

4/25 やはり行き先が変更になった。ぐるっと回って12時間。その内、山歩きは、林道歩きを含めて4時間半程度であった。夫婦山と決めたが、雨が降っていた。しかし、家の中に燻っていてもしょうがないからと、夫婦山に登るには、ちょっと早い時間であったが出掛けてしまった。

 山登りは、お天気が回復してからと決め込んで、久婦須川上流を目指した。ずっと以前に、西新山を目指した大亦林道を探る事や、発電所の先の桐谷林道にも興味があったからである。でも、結局は、雨の中のフキノトウ採りに終始してしまった。

 桐谷戻り、小井波のミズバショウを観賞してから、夫婦山に挑もうとしたが、残雪の状態をみた「山ノ神」 が、「ノー」 と言い出してしまった。押し切る事も出来ず、五十島を経由して野積川を遡り、反対側の松瀬から登る事となってしまった。

 登山口までの林道は倒木があり、すぐにストップ。歩くのは良いのであるが、フキノトウを採りだすと、すぐに袋がいっぱいになってしまった。それを担ぐのは、やはり私となる。登山道は、雪が溶けたばかりのようで、ススダケもコシアブラもまだ早い。かなりがっかり様子の「山ノ神」であったが、雪割草(ミスミソウ)を見付けた時は、ご満悦であった。

 形通り女峰に登って、男峰を目指すのであるが、昨秋の転落事故以来、「山ノ神」は、ちょっとした岩場でも足が竦むようで、今回も残雪状態を非常に気にしていた。しかし、北側を除けば、殆ど残雪がなく、普通に登れたのである。

 イヤイヤであった「山ノ神」であったが、山頂に達すると、「来て良かった。」 との表情になった。しかし、こっそり担いで来たビールを飲む事もなく、コーヒーで我慢するほど、気持ちの後遺症は深いように感じられた。



  ■■■ コースタイム ■■■



  ■■■ 同行者 ■■■
            比佐恵