元   さ   ん   の   山   紀   行
鍋 冠 山 (900㍍)
<富山県  上市町>    平成28年01月18日




形振り構わず鍋冠山頂上まで。でも、ゆっくり休む処がなかった。






雪が深くなった所で車をデボ。 予想はしていたものの雨の中を行く。


作業路との分岐で一休み。 高峰山登山口に到着。


鍋冠山へ急登の杉林に取り付く。 山頂では、登頂記念写真を撮るだけになった。


杉林を降りる。それこそ、あっという間である。


気持ちよく深雪を行く。 ありゃ、マキちゃん何してるの?


始めから最後まで雨だった。食事する適当な所が見付からず、林道のど真ん中にその場所を求めた。
最も、明日からの寒波で、跡形もなく消される事を前提にしてであった。


マキちゃんと周さんの美味しい食材を頂き、寒さも吹っ飛んだ!






  元さんの戯言・呟きから・・・

1/18 「休暇を取るから一緒したい。また、時間も合わせるから・・」 と言ってくれていたマキちゃん。しかし、予報は改善されず雨。それでも、一緒してくれると言ってくれました。そこに、猛者・周さんが加わってくれて士気は高揚。しかし、雪山の雨やミゾレは辛いものがある。

 行き先選定に苦慮してしまった。お天気の悪い時は、この時期屋根がある小佐波御前山が定番化しているのであるが、ゲストがあるからして、違った所への気持ちが向かう。鍋冠山なら、林道歩きが長いから傘も活用出来るのではの思いもあった。

 林道から外れ、鍋冠山本体の急登箇所では傘をしまうが、高い杉の木からの落雪が脅威であった。まともに当たれば、「むち打ちになる。」 と叫びながら凌いだ。やはり急斜面にはヤブが蔓延り、山頂もその類いであった。長居する機運になれず、一枚の写真を撮って、思い思いルート取りで駈け降り、食事処を模索した。

 明日から寒波襲来の予想も有り、林道のど真ん中で店を開いた。タープを張っても、少雪で壁面を造れず、びしょ濡れの身体では、寒気を感じるのであるが、湯が沸き美味しい料理が出来上がる頃には、皆が満面の笑みに変わっていた。雨が最後まで、雪に変わる事がなく、思惑が外れたが、それも、長い山歩きの一ページになるのである。

 




 ■■■  コースタイム ■■■
 上市町集合場所9:10=林道車デボ地点(9:40~10:05)=作業路分岐(10:50~55)=高峰山登山口(11:20~25)=鍋冠山頂上(12:05~20)=林道食事処(12:40~14:10)=車デボ地点14:55

 ■■■  同行者 ■■■
          周さん・マキちゃん・「山ノ神」