元   さ   ん   の   山   紀   行
中  山 (1,255m)
<富山県 上市町>  平成24年11月06日







~~ 登る前に・・・ ~~










~~ 中山頂上から・・・ ~~




下山してから・・・ 












  元さんの戯言・呟きから

11/6 今日はフリー。でも天候は良くない。だから早立ちもなかった。牛岳や小佐波御前山は、これからの時期、どれだけでも登れる山だし、中山へ足が向いた。そして、馬場島に近付くに連れて、剱岳やそれに繋がる稜線がしっかり見えて来る。

 「大猫山へ・・」 と心は動いたが、午前10時半を回っていたし、上の紅葉も終わっているだろうし、いつ雨が落ちてくるか分からないし、などから、やっぱり中山へ。本当は、上へ登らなくても、馬場島界隈というのか、早月川沿いの散策でも良いと思ったくらいであった。

 落葉の上を歩くのは気持の良いものだ。「乾いておれば、もっと良かったのに・・」は、贅沢というもの。それだけ落ちているという事は、高度を上げると樹木に葉が残っていないという事になり、見通しがよい。白萩川と立山川から土砂が押し寄せられ、馬場島が、「島」 のようになっているのがよく分かる。そして、それが早月尾根に繋がっている。

 足をかばいながらというよりも、日頃の自分の行動を省みたり、この先を案じたり、様々な事を脳裏に浮かべながらの登高は、無心などとは程遠いものである。でも、山はいい。「山の空気」は、私を元気にしてくれるのであるから・・・ 山頂に立った頃から雨になった。でも、ガスの流れは速く、時々周囲の山容を醸し出してくれた。

 下山時もゆっくり歩いた。転ばないようにである。だんだんと過激な事が出来なくなっても、ずっと山に行きたいから、ケガなど出来ないからである。何処かに足が引っ掛かったり、とてつもない段差がない限り普通に歩ける。後は、距離だけだ。(長い間歩けるかである。)

 馬場島を知ってから、来年で50年になる。登山道が整備された事、川筋が変わった事を除けば、山は変わっていないが、道路・定期バス・廃村など、周囲がとてつもなく変わったような気がする。



 ■■■コースタイム■■■
     

 ■■■単独行■■■