元    さ    ん    の    山   紀   行
南保富士(721・1m)二王山(784m)
<富山県朝日町>   平成29年07月31日







山頂の雰囲気のない二王山頂。





林道工事で、車はここまで。工事関係者に、歩いてなら行けると、
言って頂いたので、遠慮しながら通してもらいました。


よく看板を見ると、車はもちろん、
歩いても通行出来ないと書いてありました。
登山口の標高は350m。
山頂へは、2キロ。コースタイムは、1・5キロ


始めは杉林を行きます。


急登箇所では、汗が滴り落ちます。


雨量計? カメラ? それともアンテナ? 南保富士の標柱と仏像。


二王山は、まだこの先です。 ようやく、南保富士に到着です。


仁王平峯への➡(矢印) 二王山へのペイント。


登山道は、意外とはっきりしている。 標識の文字が読み取れないくらいだった。


山頂らしくない(雰囲気がない)二王山頂。


南保富士・二王山間は、細いがブナがいい。


「山ノ神」の待つ南保富士山頂。 ハッキリ見えないが黒部平野。


後方に暗雲が迫って来ました。 なんやかんや言いながら南保富士。







  元さんの戯言・呟きから

7/31 「何処へ行こうか?」 と、なかなか決まらず、今朝になって、南保富士・二王山行きと決めた。「何処でも良い。」 と言いながら、「山ノ神」に告げると、「えぇ~」 となるが、いつもの事だから、あまり気にならない。ここまで来ると、「イヤければ来なくてよい。」 であるから・・・

 夏休みになると、保育所は大丈夫であっても、上のミーのところ(育成クラブ=学童保育) は、午前8時でないと預かってもらえない。だから、どうしても、8時を回ってしまう事が多い。それから、朝日町まで、しかも、三峯を越えて行かなくてはならないのであるから、果たして、予定通りに行くのかと心配になる。

 「ありゃ!」 林道工事に遭遇してしまった。大きな重機が幾つもデーンとしていた。工事関係者に、「歩いてなら行けますか?」 と問うてみたら、「いいよ!」 と快諾してもらったが、後から、立て看板をみたら、7/31まで、車両も徒歩もダメだと記してあった。林道を歩く時間が分からなかったから、ちょっと、心配だったが、15~20分程であったから、行程に問題はなかった。

 しかし、暑かった。初め「山ノ神」は元気であったが、後半は、ちょっと、歩いては一服が続き、待ち時間が多くなっていった。お互い汗びっしょりで、私のズボンの腰回りなどは、おしっこでも漏らしたかのような濡れ方だった。

 遅いと言っても、1時間15~20分程で、南保富士の頂きまで届いたのだから、まずまずだったのだろう。べた濡れになったタオルを絞ると、流れる程になるのだから凄い汗である。この時点で、「山ノ神」の二王山行きはなくなった。

 後々の事もあり、「午後1時40分までに山頂を後にしよう。」 という事になれば、正午から二王山に行くには時間がない。過去に2回二王山へ行った事があるが、片道20~30分程だったようにも思うし、小一時間掛かったようにも思ったが、忘れてしまっていた。取りあえず、1時間をもらって出掛けたのであるが、足早になったのは仕方がない。

 細いがブナがいい。それを目の当たりにすると、どうしてもカメラを出してしまう。小さなアップダウンがあるが、それ程でもない。南保富士と二王山の標高差は60m程であるから・・・ 20分程過ぎてから、GPSで確認すればいいと思っていたのに、道がなくなってしまった。そこで、GPSを取り出してみると、二王山のピークを過ぎてしまっていた。

 過去は、晩秋に来ていただけに、雰囲気がまるで違い山頂とは思えなかった。実際赤いテープがブナに巻き付けてあるのと、文字が消えかけた小さな板が取り付けられているだけで、とても、山頂とは思えないようなところである。でも、それをバックに写真を撮った。やっぱり証拠写真が欲しいから。

 40分程で戻って来たから、「山ノ神」が驚いていた。暑いからであろうか、その間、「山ノ神」は、何も食していなかった。最も、あの冷たい物だけは、喉ごしにしていたらしいが・・・ 私も早く戻って来たから、カップ麺とコーヒーを頂く余裕が出来た。黒部平野や富山湾は霞んではっきりは見えなかったが、低山でも、山頂に立つといつも気分がいい。カップ麺は半分しか食べなかったし、汗をいっぱい掻いたし、何だか勝手に健康になった気がした。






 ☆☆☆コースタイム★★★
 高岡8:00=林道工事現場10:25=登山口10:45=南保富士頂上(11:55~12:05)=二王山頂上(12:25~35)=南保富士頂上(12:50~13:30)登山口14:10=工事現場14:30=高岡16:50  

   ■■■同行者■■■
           比佐恵