元   さ   ん   の   山   紀   行
人 形 山(1,726m)
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成20年04月08日






田向から800m地点でストップ! 大きなヘアピンカーブのデブリ。 何ヶ所もデブリが・・ これでは、まだまだ車が通れない


林道もスノーシューを履いて・・ 途中、ショートカット 中根平に向け林道ショートカット 中根平は雪でいっぱい。


中根平から登山口へ 登山口の東屋付近の雪量 疲れ果てて、山の神到着! 登山口で、もう、こんな時間だ!


杉林も快適そのもの・・ 第1休憩所付近も何の障害もなく歩きやすい。


これからが快適なのだが、時間的には、
山頂どころか、宮屋敷へも危ない状況。
山の神、もう、ギブアップの様子。


1290m地点で今日は時間切れ 雪を積み上げて、宿り木に届かぬかと、
挑戦してみたが・・




 「4/8コラム(山つれづれ・・・より)」

4/8 「昨夜来の雨も午前3時頃まで・・」 の目算が外れ、夜が明けても、シトシトと降り続き、志気が低下してしまった。それでもと準備をして、家を出たのが、午前7時20分頃。これでは、人形山頂どころか、春木山も難しいかもしれないと思わずにはおられなかった。

 田向から林道に入って、すぐに「落石注意」の看板があり、慎重に進んだが、800~900m入った地点でのデブリでストップ。覚悟していた 「大きなヘアピンカーブまで」 よりも、まだ20~30分多く林道歩きを強いられてしまった。

 「林道歩きが好き!」 と豪語していた「山ノ神」であったが、登山口まで2時間半も要する羽目に、「もうここでいい。」 とでも言い足そうな表情が窺えたが、「何が何でも・・」 の私に従わなければならぬような感じで・・・・

 雪量が多く、小枝もさほど邪魔にならず快適に歩けるのであるが、何度も何度も後を振り返らなければならなかった。午後1時を過ぎた時点で、春木山や宮屋敷への到達を諦めたのであるが、昨日の大倉山、または、カクレ山よりは高いところまでの願いも達する事なく、ガスに覆われた平地で、シェルター造りとなってしまった。

 1290m地点で、1時間半程過ごしたのであるが、視界が悪い上に、二人だけの食事では、さほど盛り上がらず、近くの宿り木に目が移り、何とか届かぬものかと雪を積み上げたのであるが、童心に返った一時に過ぎなかったのかもしれない。

 下りは、案の定、快適なものになり、登山口までは半分程の時間で降りる事が出来た。その後に、またまた長い林道歩きが待っていたのであるが、昨日同様フキノトウ採りになった。車に戻り田向に出ると、「全面通行止」の標識が立ててあった。




 ■■■コースタイム■■■
高岡7:20=田向から800m地点(8:40~50)=中根平(10:40~50)=人形山登山口(11:15~25)=1290m地点(13:30~14:50)=登山口15:30=車デボ地点(17:30~40)

■■■同行者■■■
         「山ノ神」