元    さ     ん     の     山     紀    行
人 形 山(1,726m)カラマン峰(1,679.3m)
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村) ・ 岐阜県白川村>
平成20年04月28日






雪に覆われた人形山頂上 カラマン峰




登山口発 a.m.7:30 すぐに、スノーシューを装着 a.m.8:55 宮屋敷跡までもう少し a.m.9:55


宮屋敷跡着 a.m.10:00 三ヶ辻山がステキ! a.m.10:10 a.m.10:15 広い雪原を行く a.m.10:20


ちょっと、迂回して・・ 三ヶ辻山を眺めながら・・ 梯子坂 a.m.10:30 三ヶ辻山と人形山の分岐に向かって・・


三ヶ辻山との分岐 a.m.10:45 人形山への稜線を行く 人形山頂上 a.m.11:15 三ヶ辻山をバックに、人形山頂上で


行く手は、目指す 「カラマン峰」 片斜面であるが、意外と広い稜線であった アイゼンを装着して・・ a.m.11:50 カラマン峰頂上 p.m.0:00


カラマン峰からの降り ちょっとだけ、樹木が煩い 橋ちゃんが待っている 少しだけ、痩せた尾根 p.m.0:15


起伏を越えて・・ p.m.0:40 もう少しで、人形山に・・・ 橋ちゃん、テーブル造りに奮闘! p.m.0:55 昼食に有り付けたのは、午後1時を回った


人形山よ! さらば! ちょっと、イヤな所をトラバース 急斜面を降りる 三ヶ辻山をバックに・・



時間があれば、三ヶ辻山にも、行きたかったのだが・・・


つづく



「4/28コラム(山つれづれ・・・より)」

4/28 妥協の産物となった人形山行きは、田向の林道入口に掲げてある全面通行止の看板を恐る恐る通過したが、何と登山口まで車を入れる事が出来るという幸運に恵まれた。起床時は、路面が濡れており、「好天の予報は、どうなっているのか?」 と心配したが、徐々に回復し、急遽、橋ちゃんの参加もあり楽しいものになった。

 3週間前の雪量と比べれば、雲泥の差であったが、少し高度を稼げば、まだびっしりと雪原であり、起伏も穏やかに感じられた。スノーシューも功を奏したのであろうが、休憩を入れながらも、4時間足らずで山頂に届いた。そうなれば、隣のカラマン峰へと心が注いだ。

 「えっ~、あんな所へ行くの?」 と、「山ノ神」は渋ったが、「危険を感じたら、引き返しても、止めてもいい。」 を条件に前に進んだ。少々雪は割れていたが、見たよりも意外と広い稜線に、安堵して先に進めたが、最後のピークを目の前に、「止める。」 「待機!」 の声を発せられ、しばらく躊躇してしまった。でも、ここまで来たら、「どうしても・・」 の心が動き、ピッケル2本、アイゼン2組を分散し、山頂を目指す事になった。しかし、難なく登る事が出来、感動が少なかったようであった。

 好天と思いもよらぬ林道の開通?で、人形山とカラマン峰の頂に立て、その歩きも快適すぎるくらいで、素晴らしく楽しいものであった。しかし、雪解けが急激に進んでいる現状から、その時期も短いものであろう。

 山頂よりも山菜採りと思っていただけに、車に戻っても収穫ゼロであったが、執念の「山ノ神」の目は、林道で発揮された。「あこにも、ここにも・・・」 との声に、橋ちゃんと私は、山歩きよりも凄い壁を登らされる羽目になった。しかし、その行程が楽しく、またお土産も出来、一日の締めくくりとしては最高の気分であった。






 ■■■コースタイム■■■
高岡5:30=砺波IC6:00=登山口(7:10~30)=スノーシュー装着7:45=宮屋敷跡(10:00~10)=梯子坂10:30=分岐10:45=人形山頂上(11:15~20)=カラマン峰(12:00~05)=人形山頂上(12:55~14:15)=分岐14:35=宮屋敷跡(15:10~15)=登山口(16:35~50)=砺波IC=高岡

■■■同行者■■■
         橋ちゃん・山の神